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…ひどいとは思いますが。
こうして駒にされた以上は、『ゲーム』に勝つことだけ考えましょう。
幸いにも私達にはこうして互いの認識が出来ている分イニシアチブがありますし。
[メーフィエに返す声>>*11は、現実で交わす会話とは裏腹に、既に揺らがぬ芯を通したもの。
生き残ってやらなきゃ気が済まないという彼女と、譲ってやる義理はない>>*13という青年両方に頷きの気配を返して]
私も、他人勝手に決められた『取り決め』でみすみす命を渡す程お人好しではありませんから。
一緒に生きて、勝ちましょう。
[笑み含んだ言葉は、利害の一致だけでなく真情を込めたもの。]
えぇ、こちらこそ。
御二人とも、よろしくお願いします。
[自分の言葉とベルナルトの気配>>*10>>*12にメーフィエが何を胸に抱いた>>*14か。
流石に声に出されないならそれを察することは出来ず、よろしくという声に返すのは真摯なそれ。
二人の会話>>*15>>*16には、柔らかな笑みを浮かべるだけで口は挟まなかった、が]
『挨拶』、ですか。
…そうですね。
『始まり』を宣した方でもありますし。
[女主人と顔を合わせる前、同行していた時にも口にしたそれの意味とは違うと、今の身では解る。
ベルナルトからの提案>>*17に、軽く頷いたが、下がり調子の声>>*18に気付くと、微かに眉を下げて]
アナスタシアが時計を進めました。
アナスタシアが時計を進めるのをやめました。
/*
コミット揃い確認。
そういえば、時間の進みについて明記していなかった気がしますけれど、大丈夫かしら。
……メモに一言、いれておこうかしら。
/*
しかしホント、なーんでこんな大事な事を忘れてたかなあ……。
この手の設定アリが夜天以来とはいえ、ひどすぎるわー。
そしてもういっちょう大事な事があった。
喰い想定してなかったから、イメージが追いついてきてないwwwww
ヤバイwwwwww
とりあえず、食べるのよ、感は赤に滲ませるべし、べし。
ばっさり割り切れる性格にしといてよかったわー。
ま、自分が死んでも、なーんていえるお人よしは早々いないだろうし、簡単に事は運ばないとは思うけどねぇ。
やるからには、勝ちを狙うのは、とーおぜん。
[笑み含む言葉>>*20に返す声音は軽いが、こもる意思は近しい、とは伝わるか。
伝わる意識に滲む矛盾>>*22、それは薄らと察しはすれど、指摘も咎めもしない。
状況を是とし、動くに躊躇いない自分が特異である、という自覚はあるし、刻まれた《ルール》に基づく自分たちの──『鬼』の役回りを思えば、躊躇うのも道理とは思うから。
それでも、どれだけ他が揺らいでも、青年自身は揺らぐ心算はない。
『人を喰らい殺す』という『役回り』。
それが何を意味するのか、認識はしていても。*]
― 大広間 ―
[ボクが動いたのは親切心からじゃない。
ただ“キリル”ならそうするかなと思って、やり方も分からないのに動いてみたのだ]
だ、大丈夫ですよぉ。
遅くなってごめんなさい。
[そこまで重くは無かったけれど、水を零さないように運ぶのに苦心した。ということまでは口にせず。
オリガさんの手が伸びてくる。手を浸すならそれを邪魔したりはしないが、それからどうしようと思っていたところに助け舟>>120が入る。
頷き、言われた通りに洗面器を台の上に置いて、後は2人のやり取りを何気なく眺めていた]
……へぇ。
[タオルはああやって使うのか、なんて他の人から見たら今更なんだろう事を密かに感心しているうちに、薬や毛布も運ばれてくるか]
[事態がある程度落ち着いてくれば、広間にいる人に挨拶をする余裕くらいはできた。
ボクは相変わらず“キリル”と名乗って、同時に名乗られる名前を頭に叩き込む]
声?……あ、そう言えば。
[話題に上がった“空耳”の話。
大雨が降り出したり転んだ所為で、すっかり忘れてしまっていたけれど、ボクにも覚えはある]
おいで、とか、お帰り、とか……そんな感じのなら、アタシも聞きましたけど。
[だからそう口を挟んだ。
その声が先程の女主人のものに似ていただとか、そこまで考えは至らなかったけれど]
[そうこうしているうちに毛布や薬を取り行ってくれた人達が戻って来て、僕にも毛布が渡される>>128]
え、僕の分もですか?
…すみません、ありがとうございます。
[驚いて片目を瞬かせ、逡巡する間を空けてから、僕は申し訳なさそうに笑って毛布を受け取った。
膝にかけると暖炉の暖かさもあって非常にぬくい]
アレクセイさん、メーフィエさん、ありがとうございました。
あっ、リディヤさん。
薬ありましたか?
[リディヤも戻って来て>>100、盆をオリガの下へと運んでくれる]
早く熱が下がると良いね。
[薬の行方を見ながら、オリガにそう声をかけて小さく笑んだ]
ベルナルトさんと話してた人、ですか?
[問われて>>129、そう言えばと周囲を見回す。
いつの間にか姿は消えていて、どこへ行ったかは見当も付かない]
出て行ったのは見てないんですが…居ないと言うことは出て行ったんでしょうね。
どこに行ったかは、さっぱり…。
[僕はゆるりと首を横に振る。
聞きたいのがベルナルトとの会話の内容だったとしても、聞いていないので答えることが出来なかった]
必要なものは、今のところは特には。
夕食も頂きましたし。
[入用を聞かれればそう言って再び首を横に振る。
アレクセイが大広間を出て行くようなら、視線だけを向けてそれを見送った]
― 三階・書斎 ―
[書斎の扉を開ければ、真っ先に目に飛び込むのは先に見た鮮やかな紅。
ベルナルト>>133の一歩後ろで、ぎと女主人を睨むけども、女主人は微笑を崩さず。
ベルナルトの問いにも、曖昧で。]
―――……。
[得体の知れない女だと。
いや、この屋敷そのものが、得体の知れないと、その微笑に思う。
男に想像がつくのは、この女は楽しんでいるのだろうということだけ。
ベルナルトが話を切り上げれば、もう用はないとばかり軽く首を横に振る。
ベルナルトに続いて部屋を出る直前、足を止め、女主人へ振り返り。
自身の左目の目尻あたりをとんと指差し、ダメ元で問う。]
……アンタ、なんかした?
[やはり帰ってくるのは微笑のみ。
男は、邪魔をした、と一言残して扉を閉めた。]
/*
やっぱ占い師っぽいね、ぽいよね。
物凄く占われそうな気がするな、するよね。
……初回であたっても、すぐに突っ込んではこないと思いたいんだ、が……!
つか、旦那かこええから、相討ちするならそれも悪くないと思う俺がいる(←
― 大広間 ―
[ボクはその時未だに“ベルナルトさん”の顔と名前が一致していなかったし、彼が話している時には丁度濡れタオルを取りに行っていたしで、アレクセイさんに>>129答えることは出来なかった。
彼が去った後で、手持無沙汰なボクは何気なく窓の近くに移動した]
あれ……?
[雨は変わらず降り注いでいたけれど、あれだけ激しい雨なのに、窓は雫が垂れることもなく綺麗なままだった。
よく見れば、窓のすぐ近くには雨は降っていない。まるで避けているみたいだ]
こんな降り方するんだっけ、雨って……
[それとも上に庇でもあったかと、窓硝子にはりついて上を見てみようとする]
― 大広間 ―
お待たせしました。
熱冷ましのお薬を貰ってきました。痛み止めにもなるとか。
1粒飲んでみて、効きが悪ければもう1粒飲むと良いそうです。
[戻ってきた時には人の数は減っていた。
私はオリガ>>109の近くにお盆を置いて、傍についているサーシャ>>141を見ながらメイドに聞いた説明を繰り返した。
渡された小瓶の中には薄紅色の薬が数粒入っている]
熱が高くなると苦しいです。
苦しいのは嫌で、苦しんでいる人を見るのも嫌だから。
[私もほのかな笑みを浮かべて、オリガとサーシャに頷く。
二人の傍から離れると、暖炉の近くに寄ってスープ>>0:208を一杯貰いながら話を聞いていた]
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