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――お兄ちゃんに、会いにいこう、とは思う、けど。
一人じゃ怖かったから……
一緒にいってくれる?
[ロランが尋ねたことへの返答として幼馴染二人に、頼んだ]
もちろん。
…車椅子、押してくれる?
[幼馴染の声に、笑み作って頷く心算だったけれど、
少し顔はゆがんでしまったな、と、自覚する。
キィと高い音を立てて車輪を回し、玄関へと向け方向を変えた]
[ミハイルから聞いた未明の状況。
マクシームを襲ったのが獣である可能性は薄れ
人狼という存在がじわ、と大きくなっていた]
――…自分が襲われる、って状況で
悲鳴をあげない理由って、何があるかな。
[広場にいる者に問うように言葉を紡ぐ]
気付く前に口を塞がれた、か。
――…いや、篝火を焚いて警戒してたのに
近づく足音に気付かない、なんて……
[考えを打ち消すようにゆると首を振り]
……、……マクシームが警戒しない、相手。
[自分を含め、村の者には警戒せぬだろう。
甘い幼馴染の事を思えば、は、と溜息が漏れた]
[キイ。と、高く車椅子が軋む。
先は押した車椅子の背後の位置を、
今度はもう一人の幼馴染へと譲った。
震える息を吐いて、袖で目元を擦る。
気がついて扉へと駆け寄り、車椅子の先へと扉を開いた]
/*
盛大に打ち明けて、襲撃か吊りフラグを貰おうかと思ってるんだが
赤側こまったりする? しないよね?
男なんてマクシームだけで十分だよ、と思っていたりとかしないだろうか。え、だって僕が赤なら柔らかそうな女の子食べたいもn
[キリルが離れる前に、もう一度ありがとうとだけ告げて。
ロランの車椅子の背を押すことを支えにしながらゆっくりと広場に向かう]
……二人が来てくれて、良かった……
[一人だったら歩けたかどうかわからない。
支えになってくれるロランとキリルにそっと感謝した]
[両手は椅子の手摺に置いた侭に、広場へと向かう。
未だ赤く染まる布に包まれた死体はそこに。
死体を移動するという話をしていたのを覚えて居るから、
少し気は焦ったが、どうやらまにあったようだった]
…、何の話し…?
[ユーリーが周りに問う言葉を発していたのはきこえなくて。
ただ、ピンと張り詰めた空気は感じたから、見上げて問うた]
…ここに、倒れてた。
[夜の内には見落としていた、飛び散った肉片。
夥しい血液。]
……が、ついて……がら。
[声にならない言葉が洩れた。]
[それから、カチューシャへと目を向ける。
死体へと一度視線を向け、また、戻して]
…後悔、しないで。
[見ない方が良いならまだ帰れるから、と。
小さく添えて、少し身を乗り出してその腕に触れようと手を伸ばした]
[ロランの声がして、そちらを見遣る。
彼だけではなくキリルやカチューシャの姿もあり
男はふっと目を細めた]
マクシームを襲った者の、話、かな。
彼を襲った者は確かにいるはずなのに
ミハイルは彼の悲鳴さえ聞いていないらしくってね。
悲鳴が無かった理由を、考えてた。
[掻い摘んで其れを伝える。
必要であれば知る限りの事は伝えるだろう]
…そりゃ、気を着けたもの。
[悲鳴が無かった、という言葉に仄暗さが眸に宿る。
ふと小さく頭を振り、それを振り払うのは直ぐの事]
…ん…。ロランは、優しいね。
[14年前の、あの時も。結局は彼は赦してくれた。
両足の自由を失った。その大きさを思うのに]
…。ありがとう。
[幼馴染である同胞に囁きかけた*]
…そうじゃないよ。
[優しい、と囁かれた声に返した言葉は、やや苦笑めいた。
優しいはずがない。と、思う。
けれど、そう受け取られるのは、それほど嫌な気分にはならないな、と、想う気持ちはそっと仕舞った]
[マクシームの傍にいた男が屈む。
色の変わった敷布を摘んで
マクシームの顔が見えるようにする。
顔は損傷が少ない。
無残な傷痕のある其処から下は見せる心算はなく]
――…マクシーム。
カチューシャが来てくれたよ。
[声を掛けてからカチューシャに場所を譲る]
―― 村はずれ ――
[棺の代わりになりそうなもの。
友人を送るならしっかりした立派なものがいい。
けれど都合よく適当なものなどはなく。
とりあえず応急処置的なものしか見つからなかった]
麓の役人に届けるべきなんだろうか
[いつのまにか作業は止まっていて、そんな風に考える。
ゆらゆらと首を振った。
何とはなしに、近くにおいてあった鉈を弄ぶ]
………………。
[手の中でくるりと回した]
人狼。じんろう
[カチューシャへ伸ばした手は、先程と同じように
するりと撫で降ろされ、そっと離れた。
車椅子に彼女の震えが伝わってきていたから、
その目は案じるように細められて]
…悲鳴が無かった理由。
[ユーリーの言葉へと顔を向ける。
降ろした手を膝の上で握り、首を傾けた]
あげる暇も無かった、とか。
[顔の表面に損傷少ないが、
マクシームの口を開けさせれば中はまた別で。
崩れる程食べなかったのはカチューシャには良かったのだろうな、と、思いはするものの、食事の時にそれを考えて等いられなかったのは知っているから、少し、眉を顰めて。
咥内に甘い臭いを思い出して、笑み浮かべそうになる]
[赤い布は、赤く染まっていただけのようで。
それに気づいて蒼冷める。
ユーリーが兄の顔を見えるようにしてくれるのに、震える足で近づいた]
――……お兄ちゃん……
[傍らまで近づいたときに、血のにおいと、マクシームの顔にも残る傷にへなへなとその場に座り込み。
そっと手を伸ばして、いまはもう冷たく固くなった兄の肌に触れる]
……っ
[温かさも何もない。
眠っているようとはいえない兄の顔に、きつく唇をかみ締めた]
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