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とてもリエルらしい。
[それが良いことか悪いことかはまた少し別として。
前向きで明るい空気は、リエル、ウィルムリエルらしいと思った]
[アーベルの望みが何かはわからなかったけど、それを邪魔することはせず。
ただ終わるのを待ったら、もう自分はその瞬間に動くつもりでいた。
違うとブリジットの言葉に気がいっていたのもあり、横をすり抜けるアーベルに反応をすることはなかった]
そうだね、力ある人は皆死んだ。
[ただそれを呪いとも自分は思わない。
力の真なるを自分は知らないから、それはやっぱり神秘的な力に思っていた]
見たことないから分からないかもしれない。
[思いのほか若い年齢を言うクレメンス>>+119に視線を彷徨わせる。
その姿で会っていたらきっと子供扱いしてしまっていた。
分かる姿でよかったとひっそり思う]
ふふ、如何致しまして?
[悪戯な笑みを浮かべ小さく首を傾げてみせた。
不安を拭い去るように撫でる手>>+125。
大好きな手の感触に嬉しそうに目を細める。
けれど、答えが聞こえてきょとんとした]
い、犬……?
ラーイが、わんこ……。
おにいさまだけずるい。私もみたかった。
[流石に当人の前では言えないがかなり本気のよう。
拗ねたようにくちびるを尖らせている]
[ぶち壊したとか言われたら>>52、思わず笑い声が零れた。]
あははは、そりゃあ……ライの兄さんの願いは、シスターかな?
本当は、二人で生きてたかったんだろうけど…まぁ、二人で死ぬのもきっと一興だよ。
今頃同じ場所で再開を喜んでるサ。
[死者の事なんて分らないからそんな事が言える。
実際どうしてるんだろう?そんな事を思ったけど泡のようにすぐ消えて。
エルザの前に膝を突くと、さらと、両手でエルザの長い髪を梳いた。
その両頬に冷たい手が触れた。
少しだけ、腕に力が篭るのが分った。]
大丈夫だよ、ゲルダの姉さん取ったりはしないからサ。
ずっと……ずっとね。
――…おにいさまも、行ってくる?
私は、一人でも平気だから。
[二人の向かった岬の方をチラと見遣り
それからクレメンスへと視線を戻して]
おにいさまの対――…
蒼花の、ゲルダさんもあっちに居ると思う。
[その存在も気にしていたように記憶していたから
促すような言葉を向けた]
狼にキスがしたかった――。
[まるで祝福を求めるように。
逃げないように強く頬に触れ、血塗れた赤い唇に、自分のそれを重ね合わせ、――――視界を塞ぎ、何も見えないようにした。
フォルカーはちゃんと覚えてるだろうか。狩りの際の言葉を。
「相手の隙を、チャンスを逃すな」と教えた事を。
覚えてなくても、忘れていても、死ぬ相手が変わるだでさして問題はないけれど。
自分のユメは叶ったのだし。]
ん……。
[そうして舌を割り入って、その牙の一本一本に舌を這わせた。
舌が傷つくのも構わずに、うっとりと、こびり付いた血を肉を舐めて味わっていた。]
[黒い泥は自己嫌悪などもきっとあるのだろう。
でもきっとこれは…壁だ。誰にも触れないように、触れられないようにする壁。
そうやって、薬師としてでもなんでも、私情をできる限り消していないと]
―→岬―
[ゼルギウスとヴィリーの会話には口を挟むことなく]
[まだ痛みは残っているような気がして、右手は包んだまま]
[それからどれくらい経った頃か]
[離れた場所から、生きたひとを眺めていた]
[分かたれてしまった半身を]
/*
なんという。
え、これ、ガン見していいんか、精神8歳児(
とか言ってたらwwwwww
きましたよ、直球wwwwww
[どちらでも良いか、というのにもう一度小さく頭を下げる。>>+127]
俺と違って、人狼であることを丸ごと受け入れていたから。
絶対に譲れないものだけは間違わない。
俺みたいに間違えて、手からすり抜けさせたりはしない。
[半眼になったゲルダに、少し怯えの色も含ませながら。
また金色に変わっていた眸を軽く伏せて首を振った]
それが一番最良とは、言わないけど。
……そうね。
ゼルも、ゲルダさんも。
ナターリエさんも、クレメンスさんも。
エーファちゃんも、皆。死んでしまった。
…ゼルとゲルダさんは、苦しんでたわ。
力の、せいで。
[血のせいで、人の死が哀しいのに嬉しいと、そう言っていたゲルダ。
役目を全うする為に、自分の意に添わぬことを遂げたゼル。
自分に話してくれた彼女と、彼は。
それぞれの立場で苦しんでいたと、そう思う。
それをフォルカーに言うでもなく、話し。
アーベルの行動に、目を瞠った。]
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました。
最初から、知って?
……ヴィリーさんが影の護り手、だったんですか。
[肩を竦めるヴィリーを見て。>>+132
アーベルに視線を向けたら思いもしない「お願い」がされてて。>>55
金を丸くして固まった]
アーベルさんも意味ありげだったから。
お二人とも、怖かった。んです。が。
[声が上擦っていた。こうしたことへの免疫は皆無に近い。
無意識なあれやこれやはさておいて]
『場』が崩れたら――…
ひとりきりになったら――…
私は消えてしまうのかな……。
[自分が居なければ『場』は完成しなかった。
因果を背負うにも疲れてしまったから。
逃げの思考が頭を擡げる。
逃げてばかりの人生だったと思えば情けないと思うけど]
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