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─ 宿 ─
[友人の仕草>>218に『なるほど』と伝える。
そういう手段もあるのかとは、やや感心した素振りで。
もういちどゲルダの方を見た。同時にアーベルの方も。
彼女の真偽がどうであれ、アーベルを人だと判じて、それが正しい可能性は一応高いはずだ。数的に。
ああでもだから逆手に…とか考え出すときりは無かった。
軽く腕組んだまま、めんどくせぇ、とぼやくように溜息が落ちた。]
隠れるほうが生きる可能性は高いよな、確かに。
[とはいえその場合、無駄死にの可能性も高いわけだが。
もし自分が占い師だったらどうするのがいいのかな、
とか一瞬考えたが、可能性の多さに途中で止めた。]
─ 宿 ─
[ヘルムートが口にした事は、考えていなかったわけではないが。
まさかさっくり言うとは思わず、深緑は数度、瞬いた。
周囲の質問に対する彼の答えは、自分の見解とほぼ一致していたから、やっぱり妙に冷静だな、という考えが頭を過る。
友の仕種>>227と、その後のため息に、
『疑いだしたら、きりがないんだけどな』
と、投げて。
自分も腕組みして、緩く首を傾げた]
デショ。
[自分が、占い師だったら信じたい人を占って、悪い結果だったら隠匿する可能性が高い。
とかついでのように語った]
― 宿 ―
[洗濯女>>224は同じ疑問を持ったようで、顔を見合わせた。
デザイナー>>225の謎掛けに、こてんと首を倒して考える]
占い師は狼に狙われやすい。
だって見つけられたら困るから。
狼はだから占い師を狙うんだけど、それは親友の守り手が……
[そのまま当てはめれば、彫刻家が守り手になるのか。
最初に凝視したのとはまた違う目で、加工師を大事にして欲しいという彫刻家>>222を見た]
ええと。
[一つの御伽噺をそのままに当て嵌めるのは良くないだろう。
何か分かってきた気もするけれど、その話すら細部までは覚えていなかったから、もっとよく覚えているはずの雑貨屋の少女を探してキョロキョロとした]
─ 宿屋 ─
フォルカー君への答えにもなってしまうけれど…。
僕は伝承にあまり詳しくは無いけれど。
御伽噺には護る者が居ると聞いた。
ゲルダが占い師なら、その人も居るんじゃないかな。
だとしたら、人狼を見つけ出せる人を護ると思わないかい?
[聞いたものをそのまま受け取るために思考は、単純。
力持つ者達の感情面や思考を知ることは出来ないから、そんな風にしか考えることが出来ない]
[クロエ>>224へと答えてみたものの、その中に優しさが含まれたかは謎だった。
何を以て優しさとするかも良く分からなかったし。
小さい子でも分かるように>>229と言われたけれど、これで理解出来ないと言うならきっと、お手上げだ]
/*
別にゲルダの親友だからアーベルが護り手とは言ってないんだけどね。
単純に占い師が出たなら護り手が護るんじゃないかと考えてるだけ。
元歌姫 エルザは、デザイナー ヘルムート を投票先に選びました。
[実際子供もいるんだから、
細かいところを端折って子供組も分かるように、と思っていた。
とりあえずムーさんの説明を聞こうと思っている**]
そう… なるね。1度に1人だと言っているし。
[結局のところ、あまり進展はしていないのかもしれない。
ゲルダさんを信じるか信じないか…。それは、ついさっきまでの状況とあまり変わりはないようにも思えた。]
改めて嫌な環境だとは思うかな…。
[実際、どう判断していいかわからない。部屋の中のそれぞれの反応を見ながら考え込んでいる**]
[フォルカーがこっちを見る様子は探るためのものか、自分の方へと向ける視線が強く見えた気がした。
クロエは戸惑う様子が見えて、エルザとゼルギウスは言葉を信じている風にもみえた。
オトフリートとライヒアルトが相談しているのはおそらくゲルダのことでだろうか。
ヘルムートの言葉はやっぱり少し引っかかっり、クロエやフォルカーからも言葉をかけられた姿を見る。
返された説明に]
まぁ確かにそういうことになるだろうけど、それはゲルダが本物ですよって狼が伝えるようなもので、見つかった時どうするんだろう?
[御伽噺のことは自分の知らないことなので]いまいち話の読めないところもあった]
洗濯女 クロエは、ここまで読んだ。
/*
みゅーん。
対抗でないのかなー。
ていうか、ゲルダの主張が真っ向過ぎて、星石村の潜伏占い師はいろいろと耳がイタイです(
占い師、ってはっきり示したの、ユリアンとベッティとライだけだったもんな、あんとき!
ゲルダとクロエには、能力示唆しかしなかったんだよねぇ……。
─ 宿 ─
[ヘルムートの言う可能性は、見るに留めた。
思う所はあれど口にはしないし素振りにも見せない。
アーベルの弁>>222にも、見はするも、目だった反応は見せない。
大事に、という点は考慮しやすかったが。
それ以外に関しては同じく保留の態度を取った。
疑いだしたらきりが無い。友の言葉>>230はその通りなのだが。
そうだな、とは、それには返せずにいた。
ちらと扉の方を見る。自衛団はまだ来ない。
今日はもう来ないんじゃないだろうか、とか思い始めてきた。]
─ 宿屋 ─
護る者が誰であれ、の話ね。
[考えるようなフォルカーの言葉>>231には一つだけ訂正を入れる。
ゲルダの言葉>>233には、ゆるりと一度、虚ろな瞳を瞬かせた]
……そう。
それが、ゲルダの判断、なんだね。
[理屈は理解出来たから、ただそれだけを紡いで]
ゲルダからすると、アーベルは人間。
そう言うこと、だね。
[判断の一つ、と言う言葉にそれに合わせた言葉を選んだ]
― 宿 ―
[誰かの影になっていたのか、まだ来ていなかったのか。
すぐには見つからなくて、不安そうな顔になった]
守り手は見つけ出せる人を守る。
……あ。
[デザイナー>>232の更なる説明を聞いて。
守り手のことを一生懸命に思い出してみて、やっと合点がいった。
御伽噺の通りに彫刻家が守り手かどうかはひとまず置いといて。
守り手が守れるのも一人だけ。
守られるのが占い師ならば、狼は誰を狙うか。
分かってしまえばそれをわざわざ口にするのは躊躇われた]
─ 宿 ─
[暫く動かなかったが、ふいに友人に『近いうちに部屋に行く』と伝えた後、壁に立てかけた獲物を手に取り店主を探す。
見つければ、「部屋を貸してくれ」と口にして頼むだろう**]
─ 宿屋 ─
さぁ、それは僕には分からない。
僕は、他の人の思考なんて読めないから。
[アーベルの問い>>236に、ふるりと首を横に振る]
ところで───どうして偽者が出ることが前提になってるんだい?
[向けられた言葉に含まれていた疑問を、アーベルにぶつけた]
─ 宿 ─
[ゲルダの言葉>>233には、やはり、何も言う事はせず。
未だ、判断を下さぬ深緑は静かなまま、周囲のやり取りに耳を傾ける]
……伝承の全てが正しい、とは思っちゃいないが。
[ふと零れ落ちるのは、こんな呟き。
そこに示されるもの──人狼と通じる人間の存在を無視するのは、余りにも軽率だと思うから。
だからこそ、過剰か、と思いながらも慎重にならざるを得ない]
……ん。
[友の仕種>>241に気づくと、『わかった』と短く返して。
緩く腕を組んだまま、もうしばらくはと話を聞いていた。**]
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