83 血塗れの手
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[タチアナとアレクセイの声が聞こえる。
もう、誰が人狼かは分かっていたから
駆け出したフィグネリアへと意識が向いた]
――…。
[奥深い場所にしまわれた記憶がチリと何かを焦がすような感覚。
次いで感じるのは首への圧倒的な、圧。
掠れた息が口腔から零れる。
忘れていた、痛みが蘇り、イヴァンの相貌が苦痛に歪む]
(350) 2013/05/02(Thu) 23:06:22
[己を殺した相手。
鈍い音とともに折れたのは己の首。
人狼の爪が傷つけ止んだ鼓動。
割られた頭から、喰われたのは己の脳。
それを為したのは――]
ヴィクトール。
[ぽつ、と冷えた声が落ちた。
己を殺して喰らった相手。
理不尽な死に納得いくはずもなく
唯一、ゆるせぬ相手とイヴァンの魂に刻まれた*]
(351) 2013/05/02(Thu) 23:06:42
……、
………、
分かった。
[ 必ず約束出来るとは口にしなかったが、
低く掠れた優しい聲でフィグネリアに囁いた。
そして頸動脈を中心に緩く牙を立てる。
あとはもう、一息で命を断てるだろう。]
(352) 2013/05/02(Thu) 23:08:41
/*
>>339ヴィレム
働くのか…。
[わりと露骨に残念そうな顔をしたマグダラ先輩である]
皆仲良く裏口の穴。そういう方法もあるのか…考えてなかった。
アリョールも自分が死んで収まるのなら、て思ってるw
積極的に死にたいわけでもないけど、方法がーって感じですね。
やっぱり。
(353) 2013/05/02(Thu) 23:09:28
ニキータは、|ω・)
2013/05/02(Thu) 23:13:03
タチアナは、 ニキータをじっと見つめた。
2013/05/02(Thu) 23:13:13
/*
(がくがくぶるぶる)
イヴァンさん…!すみませ…
イヴァン殺害は、もう少し何かこう丁寧にしたかった後悔が大きいです。
>>346 フィグ
滝さんだった。
>>341 先輩
少し考えたけれど、
髭はもしかしたら、少しひよりそうな気もする。
全滅は全滅させるけれど、村全滅させたらかなり狂狼化するだろうな。アレクセイ一番愛してるけれど、他の村の住民も好きなので倒錯した感情に襲われそうだ。
(354) 2013/05/02(Thu) 23:14:09
ニキータは、 タチアナに照れた
2013/05/02(Thu) 23:15:02
ヴィクトールは、 ニキータの口に、一口サイズの焼菓子をしゅぱぱぱと投げた。そして、茶。
2013/05/02(Thu) 23:16:17
タチアナは、 ニキータに微笑んだ。
2013/05/02(Thu) 23:16:34
――――さようなら。
[囁きに返す声は、掠れて。
その言葉を向ける相手はヴィクトールだけではなく。
首に落ちる痛みに、落ちかけていた意識がふわりと浮かぶ。
痛みと熱さと。それを堪えるように、背に回していた手で爪を立てる。無意識に、消えない傷になるように、何かの印のように。
もう一度今度は口の中だけで「さよなら」、と呟いて、やがて意識は白んでいく]
(355) 2013/05/02(Thu) 23:17:02
/*
>>344タチアナ
[中の人が、えっ、て顔した。かわいくないよ?と抗議]
大事にしすぎて、1年に1箇所とか、みみっちい食べ方するマグダラ先輩。
[食べ方が、なんかみみっちいです]
つつかれて、憮然としてるうちに、ひっぱりだされて。
仕事がーって言いながらも、押しに負けてタチアナに攫われるんですね。
すごく予想がつく。
でも多分しばらくすると、自分から「どうせ滅多に誰も来ない」とか言ってでれるアリョールさんが居る。
(356) 2013/05/02(Thu) 23:17:29
あぁ。
生きてるよ。
[タチアナの言葉に、笑って答えて。
本を渡せば、ベルナルトの体を抱えて、地下へと降りる。
身を横たえて。
他の死者を見て]
――お前らを殺しておいて、生き残れってのも。
[それだけ言うと、そこに腰を下ろした。
声は出ない。
膝を立てて顔をうずめて、わずかに背が震えていた*]
(357) 2013/05/02(Thu) 23:18:40
[ さよならは言わなかった。]
Rest in Peace.
[ 緋色の痛みは陶然の中に消えて]
(358) 2013/05/02(Thu) 23:20:15
/*
>>356
アリョール
かわいいかわいい。
そしてマグダラさんの食べ方、が……www
鮮度、落ちちゃうよ?(主に恐怖の
なんかあれだね、マグダラさんがヤンデレにみえてk(まて
おじーちゃんいるからだいじょうぶじゃない、とかっていいそう。(まだ先代が生きてる間は
出れるアリョールににやにやしつつお茶するわけです
(359) 2013/05/02(Thu) 23:20:41
(360) 2013/05/02(Thu) 23:21:10
ニキータは、もぐもぐしながら。タチアナに手を振った。
2013/05/02(Thu) 23:21:52
[ 溢れ出す血も、まだ弱々しく拍動する林檎も、
柔らかく甘く苦い内臓も、一つ一つ丁寧に舌鼓をうつ。
ぴちゃり、ぴちゃり、
血が床に落ちる小さな音が響く。
丸ごと喰べたのは、フィグネリアの脳。
半ば伏せられた翡翠色の眸を持つ頭部は、
スカーフに包まれながら、
粗方中身の消えた胴体と床の血を眺めていただろう。]
(361) 2013/05/02(Thu) 23:22:58
[一つ、ため息を零し。
手紙を本の中へと戻して――
彼が、彼女が、迎えに来るのを、待っている**]
(362) 2013/05/02(Thu) 23:23:16
/*
>>347アレクセイ
あー…。
アリョールは嫌がるけど、マグダラ先輩なら、片目代償に請け負うと思われ。
「眼はひとつあれば、本を読むにも差し障り無いだろう?」とか言って。
んで、その片目は美味しくいただきます。
(363) 2013/05/02(Thu) 23:23:42
/*
そろそろおわっちゃうわね。残念。
ニキータをぎゅむぎゅむしておきましょう。
ショールかけてあげたりするのたのしかったわ。
(364) 2013/05/02(Thu) 23:23:49
[ 食餌が終わり、二匹の人狼がどうしたのか。
また、二人の人間が出した答えはどうであったのか。
*語られるのは何処の物語の中でだろうか……*]
(365) 2013/05/02(Thu) 23:25:25
/*
>>363アリョール
それなら、目くらいあげよう。
よし、これでいいな。
(366) 2013/05/02(Thu) 23:26:19
[>>248ベルナルトの笑みへと、前髪の向こうで男も柔く笑む]
いいよ。
[応えはたった一言。
柔らかな月夜に誘う声色は、それきり黙する。
残された人々を見守るイヴァンとベルナルトの傍、
男も黙って結末を見届けるのだろう。
おいしいワインを教えてくれた、
柔らかなショールを貸してくれたやさしい人の行く先を
彼らとともに見守るだろう]
(367) 2013/05/02(Thu) 23:26:33
/*
時間内でやれれば良いけれども、
足りなさそうなのでやや緩く締めてみました。
(368) 2013/05/02(Thu) 23:27:14
/*
とりあえず俺は地下にいる。
どうしようかな。
泣いてはないけど。
(369) 2013/05/02(Thu) 23:28:22
/*
物語は語られずとも紡がれるはずきっと。
ということであとは想像におまかせする(丸投げとも言う
(370) 2013/05/02(Thu) 23:29:46
(371) 2013/05/02(Thu) 23:31:02
/*
へこんでるアレクセイ見たら食べてしまいそう・・・なので、僕も丸投げスタイルにしよう。
>>371うむうむ。
(372) 2013/05/02(Thu) 23:31:43
[意識は途絶える。
既に大半の血を失っていた体は、痛みにも鈍感だった。
ただ、壁に当たる飛沫の音が、耳に残って]
――――。
[自分が食べられている光景を、上から見ていた。
不思議なもので、それが自分だという意識も、今は余りない。
死後の世界というものがあるのだと知って驚きはしたけれど]
どこにでも行けるのかしら。
[彼がフィグネリアの体を全部食べるのを見届けてから、その場を離れる。
どこにでも行けるのなら、することは、決まっている**]
(373) 2013/05/02(Thu) 23:32:44
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