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エルザお休み。
>>612ハンス
俺も唐突に始めるからなww
誰か挟まっちまうの前提で落としてる。
いくら俺でも予測はつくさww
喉はだいぶ良くはなってる。
けどまだ咳連発する時がたまにあるな。
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wktkされとるΣ
とりあえず書けたけど、何だろうこの長さは。
いろいろ書きたいこと詰め込みすぎた。
とりあえずお腹が空いた。
[…手紙を書いた。
絶望を。疑念を。恨みを。渇望を。
共に暮らす者たちに。世話になった師に。何処にいるか分からない親に。離れた地の友人に。
文はどれも半端に切れていて、文字は普段と似つかぬ程に乱れた。
誰にも届けられず、けれど棄てられない叫びで引き出しが埋まった頃、手紙を書くのを止めた。
そしていつしか、そんな手紙を書いたことすら忘れていた]
[扉が開いた時、その向こうにいた者がどんな目を向けてきたかを、彼は記憶していない。
その場にいた者が1人、また1人と出て行っても、顔も向けずに座り込んでいた。
やがてまた数人の男がそこを訪れ、半ば無理やりに腕を引かれ、初めて彼はそこを動く。
好奇の目に晒されながら連れて行かれた場所は、今までいた場所と然程変わらないように彼には思えた。
出たところで行く場所もなかったから、『影』はあくまで影として彼の足許から伸びていた]
[どれ程の時間が経った頃だろうか。
足音が彼の耳に届いた。
徐々に近付いて来たそれはすぐ目の前で止まり、眼はその足をぼんやりと映す]
…ヴィリー=アンハルト。
[上から降ってきた聞き覚えのある声に、顔は上げずに呟いた。
最早友人として呼ぶことは赦されない名前。
収容所を出てしまえば、二度と会うこともないだろうと思っていた]
どうして、
……!
[彼が問おうとしたのと、男が次の言葉を発したのはどちらが早かっただろう。
それまで力無く凭れたままだった身体が、ぴくりと動いた。
小さく息を飲む音。
やがて、口許が薄く笑みを形作る]
…それで。
どうするつもりだい。
[知られたくはなかった。
だが知られたからと言って彼自身は何も変わりはしない。
今更口を割るつもりもない。
それは雇用主への忠誠というよりは、言うことに意味を見出だせなかったからというのが大きい。
言ったところで罪を犯したことに変わりはない。
ましてや、間近に迫る終わりが遠ざかる筈もない]
[だが、問いへの答えか、返ってきた言葉は奇妙なものだった]
――みる?
[何を、と小さく眉を寄せて、緩やかに顔を上げる。
と、不意に首元を掴まれ、引き寄せられた]
…ッ
[僅かに眼を見開いただけで、抵抗することもない身体は簡単に持ち上がる。
かつて友人と呼び、呼ばれていた男の顔を、鈍い色の眼がぼんやりと捉えた。
――刹那、過ぎていく記憶。
仕事を持ち掛けられ、初めて『上』と顔を合わせた時のこと。
その切欠となった隣町の医師の言葉。
そして、それよりもずっと以前の ]
…。
[身体はかくりと落ちる。
手を離されて尚、双つの眼は何処か遠くを見るように。
そうして続く男の『土産話』を、その真意を掴めないままに聞いていた。
物心ついた頃から半ば放り込まれるように修道院に入れられ、『死を恐れるな』それだけを聞かされてきた彼にとっては、およそ耳慣れない話。
話が三つ目に移った頃、彼はそうと顔を上げて男の表情を伺おうとしたが、紫煙に隠れてよくは分からなかった]
[程無く話は終わる。
生と死、それについての思想の話。
既に友人ではない男が慰めの為にそれを話したとは思えないし、何より慰めにはなっていない。いなくなれば、いずれ誰もが彼を忘れるのだろうから。
背を向けた男に対し、その真意を尋ねようと口を開き掛けたその時、言葉が重ねられた]
[訝しげに細まっていた眼が、不意に見開かれる]
――…!
[『記憶』『半永久的に』 2つの言葉と、先程の話の内容が重なった。
男の話す『右眼』がどのようなものなのか、詳しくは分からない。
だが、それは]
ヴィル、きみは…
[話の後半は最早聞こえていなかった。
思わず口をついて出た『友人』の呼び名。
届かなかったのか、聞かぬ振りをしたのか、男は振り返らずに去って行く。
その姿が見えなくなっても、彼は暫し茫然と一点を見つめていた]
…。
[収容所に静寂が戻った。
やがて元の通りに俯いた彼は、小さく肩を震わせ始める。
震えは少しずつ大きくなり、小さな声が洩れる]
…ふ、くっ…はははっ…
本当に、…勝手な人だよ、きみは。
[彼は笑っていた。
ここにはいない友人に、親しげに話しかけるような口振りで。
先程の記憶の中にあったかも知れない、心からの笑顔で]
[そうして彼は、笑みを残したままに眼を閉じて呟いた]
――Hallelujah.
[彼にとっての、『神』への*感謝の言葉を*]
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>>629ハンス
まぁそれもまたそうるついんのなせる技ってことでw
咳のせいで寝付けない時もあるんだがな。
昨日5時から寝て8時にディケイドのために起きて、その後もっかい寝ようとしたら咳のせいで寝れなくてそのまま起きてた。
今は寝れそうな感じはしてるけども。
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ガンダムですとも。[威張るな]
そのままそれが名前になってる人とか出て来るんだけども。
電王は見てなかったけども、その思想は好きだなと思った。
アニメとかって結構侮れないよね。
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ちなみに修道院に来たのは影使えた所為で、それ見た家族に悪魔憑きとか恐れられて〜とか墓下で適当に考えたりしてました。
だから絶縁状態。
/*
>>632ライ
ハレルヤで?[←ガンダム疎い人]
注意深く見てると侮れないよな、結構。
書き出した思想が電王そのまま、ってわけでも無いんだが、元にしたのは間違いないし。
>>633ハンス
何でだろうなぁ(笑)
絡むと即分かるのはお互い様だw
そっちもいくら寝たからと言って無理はするんじゃねぇぜ。
そんじゃ良い時間なんで俺も寝るわ。
また明日*ノシ*
/*
>>636 ハンス
おお本当だ。真逆だ。
そう言えばさっきSNS覗いて、従兄さんが案外黒くてビビってましたw
眠れないのはたまにあるよね。
昼間うっかり寝たせいでとか。
>>637 ヴィル
うん。
実際そんなにおめでたい人(?)じゃないですがw
結構いいこと言ってたりするからねぇ。
迷言もあるけれどw
おやすみなさいー。
/*
兎猫ってなんか響きが可愛いよね。
[喉撫でてみた]
そして思い出したけど、今回の一人称。
過去のライヒが見た感じ全部「俺」系だったから敢えて「ぼく」にしてみたとか。
既存イメージをぶち破りたかったんだ。
ウェンデルだったら「おれ」になってた可能性。
…ちなみにヴィリーで「僕」も考えてたとか。
/*
響きだけはw
[兎猫ごろごろ]
そういうのって分かるかもしれないw
「おぉ!?」とは思ったけれど、違和感ではなかったし。ヴィリーや俺がこうだったから丁度良かったんじゃないかな。
ウェンはまだしも、僕呼びヴィリーは更なる新天地だねwww
/*
>>641
はずってw
まあ悪人じゃないことは分かったw従兄さん側に立ってみればまた事情が色々あるんだろうね。
夜寝る時は普通に二度寝とかできるのになんでなんだろうw
多分難しい本とか読むといいよ!(ぇ
>>642
[もふもふ]
ヴィリーで僕、今回見てて更にあり得なく思えるようになったw
元は魔導弾の村に入ろうか悩んでたときに考えてたキャラだったり。
というわけで今後どっかで出るかも?[何の予告]
/*
うにゃう。
一瞬だけ、お子様あべくんが過ぎったのだが、上手くまとまらんかった。
余裕があったら、書いてみよう。よう。
[――音楽を始めたのは、父母の面影を追って。
彼らの音に彼らのぬくもりを感じたくて、
彼らの歩んだ道を行けばいつか共にゆけると思った]
[寂しくなかったと言えば、嘘になる。
毎晩のように帰宅の遅い両親を、静かなリビングで、ランプの火を見つめて待った。幼い頃は先に居眠りをしてしまい、年を経てからは油が尽きる方が先だった。
どちらも、叱られた]
[やがて弟が産まれ、家族が増えた。
楽団に通うようになり、友が出来た。
その頃には父母も家にいることが多かった。
両親に演奏を教わり、誰かと共に歌うようになった。
弟が大きくなるにつれて、また両親の不在は増えたけれど、]
アーベルも音楽が好きなの?
[夜、窓に映る灯りは2階の子供部屋だった]
[転機が訪れたのは、15の時。
突然、友は姿を消した]
[同じ年、少女は「春の乙女」に選ばれた。
子供から大人へと変わり、女として見られるようになる時期のこと。
楽団の歌い手見習いたる少女は、春の訪れを祝う歌をうたった。彼女ひとりのための、晴れの舞台だった。]
ほんとうに、旅に出ることないじゃない。
7年経って帰ってきても、覚えててあげないんだから。
["Hanschen klein",
楽団に入ったばかりの頃、歌の主人公と同じ名を持つ少年をからかった。
それが始まり。終わりも。]
[ピアノ奏者を志すと言い出したのは、間もなくの事。]
[数年が経ち、同じく楽団に入った弟と共に演奏を重ね、クラヴィーア姉弟の名が密やかに囁かれるようになる。
気にも止めなかった。
両親と同じ血が流れていることを示すものであり、共に演奏する相手がいる。
歌を紡がなくなった唇は閉ざされたが、指先は白と黒の世界で妙なる旋律を奏でた]
[弟は違ったのだと気づいたのは、彼が風に誘われてから。
ほんとうは。一度だけ、後を追ったことがあった。
慣れない下街。薄暗い路。
けれど、聴こえたのは。
少年達の談笑と、ハーモニカの音色。
楽しげな、弾んだ、音]
[引き結んだ唇は、何もを言わず、何も問わなかった。
代わりのように、旧いランプに、火が灯された]
[転た寝から目を覚ます]
ん……
[ゆっくりと身を起こした。
リビングではなくて、弟の部屋。
隼が、様子を窺うように首を傾げていた。
しまった、と口の中で呟いて、ベッドの端に乗せていた自らの頬を擦る。腕を枕に出来なかった所為で、皺の痕がついている気がした]
今何時かしら……
食事の準備、しないと。
ハルフェ、後、お願いね?
[夢など忘れたように普段通りの調子で呟くと、シーツを正し椅子も戻して、なるべく音を立てぬよう部屋を出ていった]
[寡黙な“お目付け役”は姉弟を交互に見て、片翼を少し広げただけ*だった*]
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