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[花祭りが始まって間もない頃、レナーテはいつものように大股で街中を闊歩しながら、露店で買った商品を次から次へと平らげていった]
事件が終わった後の祭りってのは、いつも以上に騒がしい祭りでいいねえ。
メシはうまいし、イベントも多いし、メシはうまいし、最高だな。
[2回言った。
そんな風に適当に歩いていると、視線の先に見知った姿が見えた。
レナーテは片手を上げると、笑みを浮かべながら近づいていった]
よう、ヴィリー。
祭り、楽しんでっか?
[花祭で賑わうイキシア]
[異質な雰囲気を纏ったまま、男は祭りの様子を眺め見やる]
祭りの雰囲気書いて、注目されるイベントの取材すりゃ良いかね。
花の乙女だったか、賭けまでされてるっつーイベントは。
[紫煙を吐き出しながら祭り中のプランを練り]
[たるそうに視線を投げやった先に見た顔を見つける]
おぅ、筋肉馬鹿。
仕事で来てんだ、楽しめやしねぇよ。
楽しむつもりもねぇしな。
[軽く右手を上げ挨拶にすると]
[小さく肩を竦めながら言葉を紡いだ]
ははっ。
頭が堅いこと言ってんな。
自分で楽しめないで、人に伝わるような記事が書けんのかよ。
―――ああ。そうだ。思い出した。
仕事っつえば。
[懐をごそごそし始めると、取り出したのは一通の手紙。
それをヴィリーに差し出しながら]
うちの親父から、アンタにだってよ。
まあ、軽く読んで手に負えないようなら、またお前の信頼できる他の奴にでも渡してやってくれ。
[内容については、敢えて口には出さなかった]
元々祭りの記事を書く担当じゃねぇんだよ。
[荒事担当故にこの手の取材は得意では無く]
[強引にやらされているのもあり]
[その表情は面倒そうに眉根が寄る]
ん?
アンタの親父から?
[差し出された手紙を開き中を軽く読み流す]
[少しして口端が楽しげに持ち上がった]
よくもまぁこんだけ調べたもんだな。
これだけありゃ相当の記事が書けるぜ。
ありがたく受け取っておこう。
親父さんに礼言っといてくれ。
[たたみ直した手紙を軽く持ち上げ、それを懐へと仕舞った]
あー……。
[ヴィリーの礼の言葉には、少しだけ口ごもったように頬をぽりぽりとかき]
別にわざわざこんなことまで伝える必要は無いんだが、あー、話半分に聞いてくれ。
[こほんと一つ咳払い]
「野郎の礼の言葉なんかよりも、もし今後また俺を取材するようなことがあるなら、いかつい男なんかよりも、可愛い女の子にしてくれ。
勿論、おっぱいやケツがグンバツのやつだぞ!ついでに、色々とHなことをさせてくれるなら、もう何でも話しちゃう。うひょひょひょ」
……だってよ。
[心底嫌そうな表情で、レナーテが父からの伝言を伝えた]
[告げられた伝言におかしそうにくつくつと笑いが漏れた]
すげぇ親父さんだな。
今後取材するかは未定なんでな。
俺の礼で我慢してくれや。
[了承はしなかった]
[むしろ婆を宛がうかなんて考えていたりする]
まぁ何かの縁で親父さんと会うことがあれば…。
そん時は一人くれぇ紹介してやると伝えてくれ。
あー、好きにしてくれ。
アタイのしったこっちゃない。
[どうでもよさそうに、ひらひらと手を振った]
まあ、その言葉は一応伝えておくよ。
―――でよ。
[今までからガラリと雰囲気を変えてレナーテが身を乗り出した]
この後、なんか予定あるか?
無いなら、一緒にメシでも食いにいかねえか?
祭りの目玉の一つである花の乙女開催まで時間もあるようだしよ。
[身を乗り出す女剣士の顔を隻眸で見やり]
飯をたかるなら他をあたれ。
自分で食う分は自分で払うなら考えないでも無い。
[尋常じゃない量を食べるのは知ってます]
[誰かに奢るなんてこともいつもしないためにそんな言葉を返す]
おいおい。
見くびってもらっちゃ困るぜ。
自分の分のメシ代くらい、自分で払うよ。当たり前だろ。
……つか、そんなことを言い出すなんて、日頃余程他のやつにたかられてんのか?
意外に貧乏くじ引いてんだな、お前。
[呆れた顔で返した]
同僚が毎度煩ぇもんでな。
勿論払ってやったことは無い。
[特に貧乏籤は引いて居なかった]
[意地悪げな笑みが浮かぶ]
おら、行くなら行くぞ。
[紫煙混じりに言い、レナーテを促した]
おう。
んじゃ、行こ―――。
『……レナーテお姉ちゃん』
あ?
[ヴィリーに威勢よく返して移動しようとしたところで、足元から声が聞こえた。
見るとそこには、先日迷子だったベアトリーチェの姿]
お。どうした、ベアトリーチェ。
今日はお袋さんと一緒か?
『……うん。
それでね、あのね』
……?
[少女が何か言いたげなのを察して、レナーテは少女の言葉の続きを待った。後から思えば、これが地獄の始まりだったかもしれない]
え。いや、あの、アタイはちぃとそういうのは、似合わないっつうか、出番が違うっつうか、あの、そういうタマじゃねえし、その……。
[しどろもどろに言い訳をする。
これが他の者から言われた言葉だったら、「嫌だ」の一言で済ませたものなのだが]
[人混みから抜きんでた二人が移動を開始する……矢先]
[下から聞こえた声に隻眸を向けた]
[女剣士と知り合いらしい少女は顔を真上に向け]
[女剣士を固めるに十分な言葉を吐いた]
……参加資格は齢15以上、だったか。
[条件はクリアしてるな、と]
[そこまでは口にはせず二人の様子を眺める]
[黙ってた方が面白い展開になりそうなのを感じたため]
『……』
[下からジーッと見つめ続けるのに耐えかねたのか、その目はヴィリーへと移る]
お、おい、ヴィリー。
お前からも何とか言ってやってくれ。
ほら、知ってんだろ。アタイなんてガサツで、大喰らいで、ガタイはでかいわ、声はでかいわ、男に見えてもおかしくないとか。
お前いっつもアタイのこと筋肉馬鹿なんて呼んでるじゃん。な?
[このとき、助けを求めた相手の選択が完全に間違いだったのを、レナーテは数秒後に知ることになる]
/中/
やあ、このまましばらく突っ走るつもりなんで、待機しないほうがいいっすよw
むしろ、絡んだり、無視して進めたりしたほうがいいんじゃないかとw
─いつかの記憶─
「ベル、音楽好きなんだよな?」
[投げられた問いは唐突で。
一瞬、答えが浮かばなかった。
それは、ずっと前に聞かれた問いに良く似ていたからか、他に理由があるのか、自分でも良くはわからない、けれど]
えっ……と。
[口ごもる様子に、金髪の少年はん? と不思議そうに首を傾げる]
「……好きだから、楽団にいるんだろ?」
[重ねられる問い。
やはり、すぐには答えられず。
金髪の少年は困ったように眉を寄せる]
「……もしかして、やな事聞いた?」
[探るような問い。
それは、ふる、と首を横に振って否定する]
そういうんじゃないけど……でも、なんでそんな事聞くんだよ、エーリ?
「あー……っと。
大した事じゃ、ないんだけど」
[浮かんだ疑問を投げかけると、少年は照れたように頭を掻く]
「ベルがこれ鳴らしたら、どんな音になるのかなって、思って。
……俺、自分の音しか知らないから、他のヤツの音、聴いてみたいなって、思ったんだ」
[にこり、と浮かぶ屈託のない笑み。
その言葉に思わずきょとり、と瞬いて]
それなら別に、俺じゃなくても……。
「だって、他の連中じゃまともに鳴らせるかも怪しいし……それに」
……それに?
「ベルがどんな音鳴らすのか、聴いてみたいんだよ。
ベルの、音を、さ」
俺の……音?
[自分の音。
そんな風に言われたのは、多分、初めてで。
屈託ない様子で言い切る友の様子に、戸惑いつつも。
差し出された銀のハーモニカを、受け取った]
[吹き方、鳴らし方は知識として知っているけれど。
実際にやってみた事は少なくて。
どこか恐々、恐る恐る、銀色を構える。
自分の音。
自分でも、よくわからないもの。
未知のそれへと触れるのは、いつか、傍らの少年に声をかけた時の心地と似て。
興味半分、恐怖半分──そんな思いで、最初の音を鳴らす。
最初は、旋律にならない音の羅列。
それを連ねてから、感覚を掴むのは、いつもの事。
いつも触れている銀のフルートとは違う音の連なり。
けれど、それを連ねるのは、何だか楽しくて。
一度、唇を離し、呼吸を整えてから。
軽快なメロディを一つ、織り成した]
「……上手いなあ、ベル」
[旋律が途切れると、向けられたのはどこか呆けたような賞賛の言葉。
それに、んな事ないよ、と返しつつ、ハーモニカを返そうとするが]
「いいよ、それ。ベルが持ってて」
[友から返ってきたのは、あっけらかん、とした言葉だった]
え……でも。
[金髪の少年が、肌身離さず持ち歩いていたハーモニカ。
大事なものなのは、問うまでもなく明らかで]
「いいからいいから。
だってさ、ベル、物凄く楽しそうに吹いてるんだもん。見てるこっちまで楽しくなってくるくらい。
音も凄く綺麗にでるしさ……ベルが吹く方が、そいつのためにもきっといい! 決まり!」
[反論の余地なく、金髪の少年はこう言いきってしまう。
こうなると、頑として譲らないのは、この数年の付き合いで既に理解していた]
[助けを求めて来た女剣士の様子に]
[今まで見せたことの無いようなとっても”良い”笑みを浮かべた]
──いや、全く問題ないだろ。
[その時ばかりは普段の周囲を突き放すような気配を完全に消し]
[足元の少女に視線を合わせるように片膝をつく]
嬢ちゃんもこの姉ちゃんに出て欲しいよなぁ?
[少女の頭を撫でながら、そんなことを言い放った]
……しっかたないなぁ……。
後で、やっぱり返せ、とか言うなよー?
[大袈裟なため息と共にこんな言葉を投げると、返るのは「男に二言はない!」という、こちらもやや大袈裟な宣言。
思わず向けた呆れたような視線に、返されるのは真剣な表情で──。
直後、弾けるような笑い声が重なり、裏路地から空へと流れ。
……間を置かず、ハーモニカの旋律が響き始めた。
それまで毎日響いていた音色とは違う、それでいて、それと同じくらいに*楽しげな旋律が*]
/*
過去捏造より先に数ヶ月後を書かねばならん気がしてそっちを先に書き始めてる俺。
エリりんどんな境遇にしてやろう(ぁ
っ!?
[予想外のヴィリーの返しに一瞬固まり、次にヴィリーが優しげに少女に話しかける(少女は嬉しそうに「うん!」と頷いた)のを見ると、目をむいて叫んだ]
なっ!?
お、おい、てめえ!?そんなキャラじゃねえだろ!?
なんだよ、おい、お前、いっつも人を小バカにしたような喋りしてるじゃねえか!
アタイは絶対―――。
『……出ないの?』
[悲しげな表情で言われると、言葉につまり]
あ……いや、その……。
『出ないの……?』
[重ねて言われ、涙が零れ落ちそうな顔で見上げられると、観念したかのように、小さな声で答えた]
………………………………出ます。
/*
うーん。
外に出る、という方向性から落ちに持っていくとこなのだが。
さてさて。
>>752 ヴィリー
どんな境遇になっているんだろうか。か。
/*
>>324 fukaさんからの伝言
今思い出した!
だいじょうぶですよー!心配ないですよー!
おまかせで入ったって言う事は
多少の役職は許容するってことですもん、
なぜか丁度時間がなくなっちゃって
妖狐としての役割は果たせなかったのが
むしろこちらこそ申し訳ないです、
でも楽しかったし。
とか。
会話がにがてすぐる
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