83 血塗れの手
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[ アリョール>>6の遠慮ない溜息を聞きながら、]
大丈夫だ。
気にしないでいい。
[ ヴィクトール自身、言葉が虚しいと感じながら焼け石に水と呟いた。
アレクセイ>>1と他の皆に向けて微笑んだが、アレクセイは気にしないなどは出来ないと知っている。]
(16) 2013/04/30(Tue) 00:31:28
―→広間―
そうか。
仕方ないな。
[タチアナの言葉>>2には、少し笑いながら言う。
そして広間で。
ヴィクトールの努力は、無意味だった。
が、今は問い詰めるような事はしない。今は]
……どうせそんなところだと思った。
[アリョールの言葉に、彼女を見た後、ヴィクトールを再び見る。
目をしっかり細めている]
ヴィクトールは後でこちらで看病する。ありがとう、アリョール。
(17) 2013/04/30(Tue) 00:31:34
やァねェ、なに一人で頷いているのかしら。
[イヴァン>>13のつぶやきは聞こえなかったけれど、なにやら交互に見られているのは感じて緩く首をかしげる。
イヴァンに誘われる回数はさほど多くはないから、その夜の中でどれだけ相手を知っているやらと言うところ]
イヴァンは食事はしたの?
(18) 2013/04/30(Tue) 00:32:14
ヴィクトールは、 アリョールを見た。じっと見た。
2013/04/30(Tue) 00:32:46
…大丈夫
おかげで、寝覚めは良かった。
[タチアナが羽織るショールへと視線を移しながら
気遣いの言葉へ頷き、
移り香に表情が曇らぬことに微かな息を漏らす]
ニキータ。
[名乗りは短く。
すれ違うばかりで名前さえ知らぬことに今更気づいた]
…お待たせ。
[食堂に向かうのを待っていてくれた二人へと、
先に進んで大丈夫だと意思を伝える]
(19) 2013/04/30(Tue) 00:35:42
綺麗な月ふたつ眺めながら葡萄酒かぁ。
此処から抜けだしてしまいたくなる。
[思い浮かべるのは夜空と湖面に浮かぶ月。
ニキータと共に眺めた景色が瞼の裏にある。
此処を出たら、明日にでも。そんな事を思いながら]
……と、いや、俺もまだ。
作って広間に運んだところだ。
タチアナとニキータもまだだろう?
冷めないうちに食べようか。
[タチアナとニキータの二人に促す言葉を掛けた]
(20) 2013/04/30(Tue) 00:36:01
ベルナルト、さん……ありがとうございます。
さっき、果物を少し戴いたから。
[アレクセイの後に入ってきたベルナルトの言葉に、少しはにかんで]
ああ、料理はパンもチーズ焼きもイヴァンさんが作ったんですけど、スープは私が。
もし味が薄かったら、言ってくださいね。
[野菜の味もあってそれほど薄くは感じなかったけれど、念のためそう口にした]
(21) 2013/04/30(Tue) 00:36:53
ヴィクトールは、 アレクセイが目を細める様子に観念するように溜息をついた。
2013/04/30(Tue) 00:37:52
イヴァンは、 ニキータの声に頷き、ゆるい歩調で広間に戻る。
2013/04/30(Tue) 00:37:53
/*
しかし職業的な意味だとタチアナと被っているのだな。
元娼婦。
多分相手はお偉いさんとかが多かった感じ。
(-3) 2013/04/30(Tue) 00:38:03
―広間―
[配膳を終えれば、適当な席に着く]
私が来たときはかなりもう集まっていたようだから、分からないな。
確かに、必要なら出てくるだろう。
[>>10フィグネリアへと声を返す。
>>11現れたベルナルトには、軽く目礼をするのみ。
普段会う機会の少ない人間には、どうにも興味が薄いらしい]
(22) 2013/04/30(Tue) 00:42:34
そォ、なら良かったわ。
[くすくすと笑いながらニキータ>>19に頷く。
ハーブの香に混じる男の匂いは気にしないまま]
そう、ニキータ、ね。
ふふ、それじゃあ、食事にしましょ。
[イヴァン>>20にまだよ、と肩をすくめ。
広間へと向かうけれど、その人の多さにゆるりと瞬き]
――さすが食事時、かしら。
[そんな呟きをポツリと零した]
(23) 2013/04/30(Tue) 00:42:50
[ ヴィクトールは、アレクセイに歩み寄る。
こうなってしまっては、考えは変わらないだろう。
困った顔をしながら口を開こうとした。]
(24) 2013/04/30(Tue) 00:44:28
[>>13の呟きは聞こえたけれど、
すでに十分に気遣われていると思うから首を傾げた]
外の空気が、吸いたいね。
[抜け出したくなると言うイヴァンへ同意しながら、
月夜を映さない塞がれた窓を一度だけ振り返る。
食事の誘いに、
浮かべてみせた口元の笑みは自然に見えるといい]
(25) 2013/04/30(Tue) 00:45:38
(-4) 2013/04/30(Tue) 00:47:17
―広間―
礼には及ばない。
[アレクセイへの返答は、言外に「言わずとも伝わっただろうから」という響きが滲む。
ヴィクトールの視線には、一度視線を合わせた後、アレクセイに視線を向け直した。
つまり「言いたい事があればあちらへ」という態勢である]
(26) 2013/04/30(Tue) 00:49:07
― 広間 ―
[広間の中にはいればアリョールやヴィクトールの姿も見えて。
羽織ったショールをおさえなからひらひらと手を振った。
あとは簡単な食事をとって、眠りにつくために二階に上がるつもり。
明日の朝、アナスタシアに声をかけようと思いながら]
(27) 2013/04/30(Tue) 00:49:22
タチアナは、メモを貼った。
2013/04/30(Tue) 00:50:01
[最初に来ていた人物については確証が持てないから今は答えず。
ヴィクトールが寄ってきたのに、視線を彼へと向けた。
表情の変化は乏しいが、少し怒っているような視線]
……食べたら、部屋に戻って寝る事。
(28) 2013/04/30(Tue) 00:50:18
―広間―
[タチアナの呟きに同意するように僅か頷く。
食事時の賑わいも食堂の主には慣れたもの。
集まる顔ぶれは無論いつもとは違うのだが]
さあメシだメシ。
[空腹だった男は空いている皿に遅れてきた三人分取り分けて
ニキータとタチアナが席につくのを待ってから前に並べる]
明日には外の空気も吸えるさ。
[ニキータの笑みにゆると目を細め望みに近い言葉を向けた]
(29) 2013/04/30(Tue) 00:53:43
アリョールは、 タチアナに気が付き、少しだけ表情を綻ばせる。
2013/04/30(Tue) 00:53:56
[どうもヴィクトールをめぐって何かがあったようだと思えど
その話声まで聞き拾える訳でも無い。
三人の間に首を突っ込む程の気持ちも今は無く、
意識は、はにかんで見えるフィグネリア>>21と、
配膳された料理の方に向かう。
果物を口にして少しでも調子が戻ったみたいか、と思えば、
良かった、と表情を緩めたのだったが]
って、このスープは君が。
そうか……ありがとう、フィグネリアさん。
多少の薄味なら気にならないから、気にしないで。
[彼女の方から料理を作って貰えたことに、
未だ何も作れない男は、少しだけばつの悪い笑みを浮かべた。]
まだ皆揃ってはいないようだけれど――。
冷めないうちに、頂いてしまおうか。
[そうして席の一つに着いて、やがては食事に口をつけていく。]
(30) 2013/04/30(Tue) 00:55:55
アレクセイさんと、ヴィクトールさんは仲がいいのね?
[スープを口に運びながら、二人の様子に眼を瞬かせた。
同年代の友人のように言葉を交わす様子が、少し奇異にも映って。
広間に戻ってきたタチアナに気付くと、頭を下げる。
その後にイヴァンともう一人姿が見えれば、初めて見る顔だと思った]
(31) 2013/04/30(Tue) 00:56:06
アリョールは、 ニキータに気付くと、逆に表情が険しくなる。
2013/04/30(Tue) 00:57:07
ベルナルトは、揃ってないと思ったのは、アナスタシアのことを思った故。
2013/04/30(Tue) 00:57:16
[アリョールににこりと笑みを返す。
イヴァン>>29が用意してくれるのにありがと、と椅子に座った]
イヴァンがつくったのかしら? さすがね。
[料理に瞳を丸くした。
自分ではきっとここまで手が込んだのは作らない。
フィグネリアが手伝ったことも知らないままに、食事を始めて。
アナスタシアにはあとで届けたほうがいいのかしら、とこの場にいない姿を思う]
(32) 2013/04/30(Tue) 00:58:07
……、
大人しく寝ます。
[ アレクセイ>>28に機先を制されて、ヴィクトールは、頷きも謝罪も言い出せず、敬語で返事を返した。
しかし、続いて]
[ アレクセイの頭をそっと撫でた。]
(33) 2013/04/30(Tue) 00:58:41
/*
アリョールは、ニキータに冷たいですが、中の人はニキータ好きです。
可愛いやら、面白いやら。
(-5) 2013/04/30(Tue) 00:59:08
―広間―
[アリョールの言葉に、僅かに口元を緩めた。
確かに伝わったが、隠そうとしていたのを知ったのは大きい。
視線が向けられたのに気付いたが、それに文句をつけるはずなどもない]
次に店に来る時には、読みたい本を取っておこう。
誰にも売らずにおく。
[店での予約の変わりに、利用者の彼女相手だからこそ、そんな風に礼を伝えたり]
(34) 2013/04/30(Tue) 00:59:30
……いいえ、礼を言われることでも、ないわ。
スープだし、たくさん作った方がおいしいから。
[ベルナルトの見せた笑みに首を傾げ、冷めないうちに、と言われて頷いたのはちょっと前]
ナイフの本数が全員もう揃っている数なら、後見えない顔は一つかしら。
[最初に来ていた人は誰だったのだろう。
もう一人顔を見せない誰かは、部屋に閉じこもっているのだろうか、と鍵の閉まった部屋を思い出す]
(35) 2013/04/30(Tue) 01:01:34
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