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[定まらぬ視線でこちらを振り返る玲の様子に、ため息をついて]
……っとに、家で大人しくしてろ、ってどんだけ言われたと思ってんだ、お前は。
[呆れたように言いつつ歩み寄り、ほら、と言いつつ靴を傍らに置いて]
……榛、は。
どうしたんだ?
[只ならぬ様子に、案ずるように問いを投げ]
[かけられた声に少しハッとするように顔を上げた]
…ふみ、と…。
[上げた顔は悲しみに眉根を寄せ、零れ落ちる涙もそのままに。視界が涙で歪むため、何度も手で拭い取る。その手に抱えられているコダマが、やや警戒するように史人をじっと見上げた]
だってコダマの声がして…。
[モゴモゴと言い訳のように口の中で言い]
ほら、って?
[不思議そうに小首を傾げ。
パタという音に、あ、と口に手を当てた]
うん、ありがとう。
…もう、みんなに会えないのが。悲しいって。
[榛名をできるだけ刺激しないように、まだ背中を擦りながら。
できるだけ穏やかな声で兄に告げた]
ん、どした。
大丈夫……じゃ、なさそうだが。
[言いつつ、以前のよに手を伸ばしかけて。
動きが止まる。
覚悟の上のこととはいえ、人を二人、殺めたでは触れてはならぬよな気がして。
警戒するように見上げるコダマの様子に、苦笑めいたものを過ぎらせる]
……っとに……それなら、一声かけてからでろ。
お前に何かあったら俺、親父だけじゃなく伯父貴にまで何いわれるか。
[玲の返事には呆れたような声をあげ。
成された説明に、そっか、と小さく呟いた]
だって、声かけたら出してもらえない…。
[半分位は自覚あってのことだったらしい。
威嚇するコダマに困ったような視線を向けてから、一歩、後ろへと下がった。兄に場所を譲るように]
[伸ばされた手が止まったことに、先程まで感じていた悲しみとまた違った悲しさを覚えて。思わず顔を伏せてしまう]
……私、コダマと、おんなじだなぁ、って、思って。
家族、無くして、一人ぼっち。
[玲に対して言ったこととはまた別に、嘆いていた理由を口にする。コダマを両手で抱え、身を小さくする。はたり、と瞳から零れた涙がコダマの毛並みを濡らした]
……一応、今の状態に対する自覚はあるんだな?
[玲の返事に、呆れたように言いつつ。
下がる様子には少しきょとり、とするものの]
……榛……。
[俯く榛名の様子に、どう、言葉を返すべきか、逡巡する]
家族、は、そうでも。
でも、完全な一人きりじゃ、ねぇだろ……?
[言いながら。手はまだ躊躇うよに、宙に留まったまま]
…まあ、それは。
[騒ぎの起こる以前だったら、大人達に言われれば大人しくしていたことだろう。だが今は]
私、ちょっとそっちに座ってるね。
…私じゃ、無理なんだから。
ちゃんとしてよね。
[言いながら、史人の脇を通って向かい側の家の方へと歩き出す。すれ違い様、目測効かぬままに兄の背を叩いて、その耳元で、榛名には聞こえないように呟いた。
…最前のを見られていたらば、自分のことは棚に上げて、とか言われたかもしれない]
……確かに、完全に、一人じゃ、ない、けど。
でも、家だと、私、一人。
…家で、一人は、寂しい、よぉ…!
[コダマを抱く手に力が篭る。少し苦しげにコダマが「みぃ」と鳴いたが、震える手は力を緩めることは無く。
俯いていることもあり、離れていく玲には気付けていない]
/*
孝博君お休みー。
期待されてしもうた。
自分でやるかと言っておきながらいざやるとこっ恥ずかしくてかなわないwww
半分落とせと言われてるようなもんじゃないかwww
受身が多い人間には難しいwwww
[すれ違い様、玲に向けられた言葉に、あのなあ、と呟いて。
一つ、息を吐いた後、彷徨わせていた手を榛名の頭の上にぽふり、と乗せる]
……コダマ、苦しそうだぞ。
少し、力抜いてやれって。
[最初に投げかけるのは、冗談めかした言葉]
一人は寂しい……か。
だったら、家、来るか?
いつの間にか脱走するヤツの見張り、俺一人じゃ手ぇ回らんし、それに……。
/*
[くろねこは鍋の中でぐるぐるしている/何]
ダメだ、兄貴モード簡単に抜けないよこいつ(笑。
どこまで本心不明瞭なんだよー。
[これならまだ。
時空竜とか白雪アベくんの方が。
素直だとすら。
思った]
[言われてハッとし、手から力を抜く。圧迫から解放されたコダマはするりと腕から抜け、玲の方へと駆けて行った。
頭に乗せられた史人の手。その手の感触に安堵感を覚えながら顔を上げて]
え……。
で、も、迷惑じゃ、無い……?
[少し驚いたように史人を見上げ。途切れた言葉には不思議そうに僅かに首を傾げた]
/*
ねこねこにゃにゃー。
玲の下へばびゅん。
[ちょっと壊れ気味]
何でこんなに難易度高いんですかwwww
こっちも押すキャラじゃないのにwwwww
いや、迷惑だったら言わねぇって。
[駆けて行くコダマの様子に、苦笑しつつ]
ん、それに……。
近場にいてくれた方が、色々と安心するしな。
こんな風に一人で落ち込んでても、すぐに気づけるしよ。
[向ける言葉は、どこまでも冗談めいて]
[足を止めた先、走ってきたコダマを抱き上げる。
そのまま近くの地面に座り込んで、首元を掻いたり背中をなでたり。うなぁ、という小さい声が返る]
ん、コダマ、ウチに来る?
そうしたら榛姉も来てくれるかしら。
…馬鹿兄に任せてたら、いつになるか分からないんだもの。
[その暖かさに少しだけ和みながら内緒話のように囁く。
みゃう、と返った鳴声はまるで同意とでもいうように]
…行っても、良いなら、行きたい。
もう、一人で、居るのは、いや…!
[また泣きそうな顔になり、取り縋るように史人へ震える手を伸ばした]
…部屋に、一人で、居ると、何だか、空気が、冷たく、感じる、し。
まだ、何か、居るんじゃないか、って、怖くて…!
[あの惨劇の時は恐怖はあれど誰かしら傍に居た。それが襲われなかった要因の一つであるかもしれない。しかし今は一人で居ることが多く。いくら惨劇が終わったとしても、その時の記憶が残るために逆に恐怖が募ってきていた]
[伸ばされる手。
それは、容易にいつかを思い出させ。
不安だったんだな、と悟らせる]
……だから、悪かったら言わねぇってのに。
[なるべく軽い口調を保ちつつ、抱きとめて。
安心させるよに、背を叩く]
大丈夫だって、な?
俺も当分はここにいるつもりだし……そんなに怖がるなって。
[史人に縋り、その温もりを確かめるかのように、きゅ、としがみ付く。大丈夫だと言われ背を叩かれると、震えたまま小さく何度も頷いた]
うん……。
……傍に居て、史人……。
[それは小さな願い。昔から抱いて来た小さな小さな願い。ずっと言わないつもりで居た言葉が、不安に揺れた心から零れ、口をついて出た]
[零れた言葉に、微か、感じるのは困惑]
……傍に……って。
[同じ場所に、一緒に、とは多分意味合いの違う言葉。
生じるのは迷い。
断ち切りきれずにいた想い。
空回りしたままのそれは、既に向ける者もなく。
しかし、未だに消えていないのも事実で]
榛……でも、俺……。
[言いかけた言葉は上手く繋がらずに、途切れて]
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