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花って、もう一つあったはずだよな。
双花聖痕、『幻燈歌』にあった。
次はそっちを探してみるか。
[それまでの楽しみにする心算らしい。
口の周りを舐め取り、ギュンターから離れると周囲に対して耳を欹てた]
……気配はねーな。
気付かれる前に戻ろうぜ。
[そうカルメンに告げ、部屋に戻るべく窓へと向かう*]
修道士 ライヒアルトは、旅人 ゼルギウス を投票先に選びました。
― 回想・広間 ―
[見詰める眸>>16が何を思うかは分からない。
けれど敵意のないことは感じ取れる。
教会や修道院でも時折向けられる色に似ていた。
ああ、これは期待の、――そう感じたところで、
迷ういろは薄れて、姿勢が正される。
期待に応えたい。
そういった感情が胸を過る。
けれどその時はまだ、
蒼き花を懐く者としての自覚は薄く、
人々の指導者なる役割は朱き花にこそ相応しく映る。]
― 回想・厨房 ―
[この館では客人は珍しくないだろう。
現に今も旅人が滞在していたりもする。
それでも人数が増えればそれだけ労力が必要になる。]
してもらってばかりというのも落ち着かないから。
[エーファと黒猫の動きが重なる>>8のに
ほのかに表情を和ませて、濡れた手を拭く。
一泊だけなら甘えようと思っていたが
滞在がいつまで続くか分からぬ現状を考えると
彼に負担がかかろうことは容易に知れる。]
――…ずっと修道院にいたから、
こういう事にも慣れている。
皆、大人だし、――キミが全てを担う事はない。
[礼とそれに重なる鳴き声に小さく頷き、
分担とまでは行かずとも手伝う旨を軽く伝えた。*]
[身支度を整える間に何があったのかは悟る]
じっちゃん、みっかったか。
[それも肉親、エーファに。
ギュンターを襲うことでエーファに15年前と同じ想いをさせてしまうというのは、襲った時には頭になかった。
そんなことまで考えられる状態にはなかった。
それだけの快楽がそこにはあったのだ]
んーーー………よし。
[人狼であることを隠すためにしなければならないこと。
普段通りの自分を演じること。
そんなことが出来るかなんて分からなかったが、やらなければいけないと言い聞かせた]
─ →3階・ギュンターの私室 ─
[客間が並ぶ廊下では黒猫が鳴き続けていた。
にぃぃ、と鳴く声を聞きながら、黒猫が3階を見遣る仕草を見る]
上か。
[そう言っているようにしか見えず、階段を上り3階へ。
階段を上り切り廊下を進むと、ギュンターの私室の扉が開いているのが見えた。
そこかとあたりをつけ、ギュンターの私室へと近付いて行く。
近付くにつれ、漂う匂いに軽く眉を寄せた]
……時間経つと不味そうになるな。
[鉄錆に似た匂いが漂うばかりで、昨夜のような甘美さはどこにもない。
目の当たりにして思わず変化する、と言うことは避けられそうだった]
[部屋を覗き込むと、エーファを助け起こそうとするユリアン>>35が居た。
匂いは部屋の奥から漂っている]
ユリアン。
エーファは……てか、もしかして…じっちゃんが?
[先ずは移動を促しているユリアンに声をかける。
ここはギュンターの部屋、エーファに何かあったと言うよりは、部屋の主に何か起きたのだろうと考え、問いかけた]
エーファ、動けそうか?
[更に問いながらユリアン達へと近付き、エーファの様子を窺う。
それに付随してギュンターの遺体が目に入り、歌い手と似たような姿になっている様子に顔を顰めた]
………じっちゃんも、包んでやらねーと。
[新しいシーツの方が良いのかも知れないが、エーファの目から傷を隠すべく、ベッドに使われているシーツを引き上げてギュンターの躯を包み始めた*]
─ ギュンターの私室 ─
[呆然としていた所にかけられた声。>>34 >>35
びく、と身体が震えた]
けが、してない。
[助け起こそうとする手をするりと抜けて。
ぽつ、と零したのは掠れた声]
怪我なんてしてない……してないよ。
俺は、大丈夫なんだよ。
いつも、俺は、大丈夫、なの、に……。
[言葉だけが先走って、後から後から零れて落ちる。
イヴァンがやって来た>>43のにも気づけず、問いも素通りしていた]
だいじょうぶ、なのに、なん、でっ……。
みんな、みんな、大丈夫じゃなくなるんだよぉ……。
[振り絞るような声で吐き出して、大きく息を吐く。
蒼い瞳はどこか呆然と、目の前で包まれて行く祖父の亡骸を見つめていた。*]
―回想・広間―
[人狼を探す事ができるもの、と口にしたのを聞きとめたのか、ユリアンが控えめに声をかけてくるのに気付く>>15のは、音楽家として音に敏感なおかげだったろう]
どうやって探すのかはわからないんだ。
俺は「場」について聞いただけで、他はあの詩のことしか知らないし。
[ごめん、と小さく返して頭を下げた。
方法は知らない、ただ「わかる」と言うだけだから、それが本当かもわからない。
必要以上の事を言って不安にさせることはないと、それ以上は言わなかったけれど]
[ライヒアルトが広間を出る間際>>5、掛けた声に僅かに表情が緩むのが見えた。
今の状況に、やはり不安を感じるのは同じなのだろうと返された言葉に頷く]
俺だけじゃなく、みんな力になってくれると思うから。
[それだけを最後に背中に返して、最後の気遣いには笑うだけ。
自分は、果たして何を望むのだろうなんて
思うのは胸の内だけに止めて]
[気付けば広間からは人の姿は殆ど消えていた。
それぞれに思うところがあるのだろう。或いは
誰を信じるべきか、と。
不安を抑えて笑みをくれるカルメンに、向ける表情は少し硬かったかもしれないけれど]
まぁ……「その時」が来たら、嫌でも何とかしなきゃいけないんだろうけど。
旅人の言葉を信じるなら、ギュンターさんは「光の者」だからね。
「場」が出来たのなら、それに囚われた役割を持つ者はその定めに抗えないらしい。
でも、カルメン……もし何かあっても、君は君だって事、忘れないでね。
[大丈夫だ、もう何も起きないと、そう思いたいけれど。
それが幻想だと言う事を男は「知って」いる。
だけどそれは面には出さず、今は不安を軽くしようと笑って]
俺は一度部屋に戻るよ。難しい事を考えるのは性に合わないし。
君も、少し気分転換をした方がいいかも。
[そう言って立ち上がると、一度伸びをしてから広間を後にする。*]
─ 二階・客室 ─
[屋敷の主の物言わぬ姿が見出された頃。
旅人は一人、窓辺で空を見ていた]
……朱き花は、導く者。
[ぽつり、と小さく呟きが落ちる。
旅人がそれを紡げた所以は単純で。
ほんの数か月前、同じような状況のただ中にあったから。
彼のいた『場』は、狼が他者を喰らう事によって解放された。
旅人は辛うじて命長らえ、けれど、心を壊して一人彷徨い、この地へたどり着いた。
主が朱き花を宿していると言っていたのは、錯乱する彼を落ち着かせるべく、主自らが明かしたから、というのは他者の知る所ではなく。
零した言葉が広げた波紋、その行く先もまた、誰にも知り得ぬ事。**]
旅人 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
―二階・客室―
[部屋に戻ったものの特にすることはない。
ただ、一人になりたかった、それだけ]
どうすれば、いいんですかね、私は
[護らなければいけない、だけどそれは、懐かしい優しい人たちを……]
みんな、いい人でしたのに。
[過去形で語るのは、もう戻れないと知っているから。
持ち込んだ旅行鞄を探り、その中から一振のナイフを取り出すと上着の内側に隠すようにしまう。
こんな物で「彼ら」を護れると思えないけれど]
面倒な役目を与えてくれた物です、本当に。
この中で「黒曜石」を砕かれないように、なんて。
[争いごとは嫌いです、と言い置いて再び部屋を出る。
その後は、やはり手伝える事はないか探し回って一日を終えたのだけど。*]
[物心ついた時には修道院に居た。
幼い頃に死に別れた母の記憶は殆ど残っていない。
もし、母の故郷であるこの村で生まれ育っていたなら、
故郷と思えもしたのだろうけど。
幼い日を過ごした場所は別にあり、
その日々の思い出を共有する者も此処にはない。
肩書きで呼ばれることは嫌ではないが、
名で呼び合うを見ていると
仄かにではあるが寂しさを覚えることもあった。
己の立場は、どちらかといえば
歌い手や旅人の方に近いのかもしれない。
祈りを捧げ眠る夜。
夢にみるのは暗闇にたったひとりで立つ己。]
― 翌朝 ―
[目覚め身支度を整える。
祈りを捧ぐ為に組んだ手――、
右手の甲、手首に近い其処には、蒼き花が咲く。]
朱き花の対――…
[双花聖痕、と、音無く綴り息を吐き出す。
予兆はあれど気のせいだと思おうとしていた。
圧し掛かる責から目を背けようとして
逃れようがないことを明瞭になるその痣が知らせる。
暫し考え、白手袋を両手にはめて
日課を、と思うとほぼ同時にその声>>29が響いた。]
/*
ありゃ、やっぱりエーファ占いだったのね。
んでオトフリートが狂信、と。
ユリアンはプロロ見て狂信希望かなぁと思ってたのだけど、私に狼きたってことは村人希望だったのね…
と、独り言してないで表出なくちゃ。
ちかれてて頭まわってないから中々ロール纏まらなくてつらい。(´・ω・`)
─ ギュンターの私室 ─
[ギュンターを包む傍ら、問いも届かなかったエーファの口から零れる言葉>>44 >>45に短く嘆息した。
言葉の意味が分かるだけに、かける言葉を考えてしまう]
……エーファ、
[ギュンターを包み終えて、それを見詰めていたエーファと目線を合わせるように傍にしゃがみ込む]
じっちゃん、抵抗した痕が無かった。
歌い手さんにはそれらしい傷もあったのに。
推測でしかねーけど……じっちゃん、襲われるの、分かってたんじゃねーか?
分かってて敢えてそうしたのって、何か護りたいもんあったからじゃねーのかな。
例えば、お前に矛先向かねーようにするとか。
正しいのかは、分かんねーけど。
[なんで、と繰り返すエーファの言葉に正解を返すことは出来ないけれど、ギュンターの遺体から読み取ったもの──多少強引ではあったけれど、それを理由として挙げてみる。
恐らく、それはエーファが望むものではないのだろうが]
あとさ、お前、身体は大丈夫でも心は大丈夫じゃねーだろ。
ここで泣けとは言わねーけど、吐き出せそうなら吐き出して来い。
[一旦部屋に戻れ、というように言い、立ち上がらせるべく手を差し伸べた*]
― →三階廊下 ―
[廊下に出ると忙しなく鳴く黒猫の姿がある。
黒猫の気にする方へと足早に行けば
三階の一室――ギュンターの私室であったと記憶する其処に
人が集まるのがみえて、己もそちらへと向かう。
噎せ返るような血の匂いに、
白を嵌めた手の甲で鼻と口許を軽く押さえる。
昨日は外であり更には冷えた空気が嗅覚を鈍くさせていたが
今は、生々しきにおいに生理的な嫌悪が滲み眉間に皺がよる。]
――…っ、
[屋敷に響いた声の主、
此処に住まう黒猫が知らせ、
漂うこのにおいは、
この先にある部屋の主は、
朱き花、甘美なる、と幻燈歌にうたわれるが過り、血の気がひく。]
[自分達が原因で悲しませている相手を慰めるのは滑稽だろうか。
白々しいにも程があるだろうか。
それでも、向ける言葉に偽りはなく、思ったことを伝えている]
───悪ぃな、エーファ。
[唯一の肉親を失わせたことに対して。
15年前と同じ想いをさせたことに対して。
謝罪の想いは抱くが、後悔はしない。
生きることを諦めないと決めた以上、してはいけないのだ]
─ ギュンターの私室 ─
……なに、それ。
[抵抗の痕がなかった、とか、わかってたんじゃないか、とか。>>53
言われてもすぐには頭に入らない。
護りたかった、と言われても、やっぱりすぐには受け止められなくて]
……俺、そん、なの…………うれしく、ない。
[父が死んだときに同じ事を言われた。
だから、その通りだとしたら嬉しいと言えない、言いたくない。
だから、拒絶するように俯いた]
…………だいじょうぶ、だ、よ。
[それでも、心が大丈夫じゃない、という言葉>>54には反抗した。
強がりなのは誰の目にも明らかだろうが、認めたらそれこそ動けなくなりそうだから]
……俺は、へーき、なんだから。
[自分自身に言い聞かせるように繰り返して。
それからようやく顔を上げて、差し出された手を取り、立ち上がる。
ここに居ても何もできない事。
それは、わかっているから。*]
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