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─先の時─
『…………』
[多くの命散った夏から、一つ、二つ、時が巡った夏。
吊り橋の前に立ったのは、隻眼の旅人。
紫煙を燻らせつつ橋を渡った彼が向かったのは、村の宿屋]
『……邪魔する。
アーベル・ハービヒトの家ってのは、ここかい?』
[唐突な問いは、聞く者に何を思わせたか。
敏い者であれば、彼の周囲に漂う紫煙の匂いが、今、名を呼ばれた者の好んでいたものと同じと気づけるだろうが]
『ああ、俺か? ま……あいつの師匠みてぇなもの、とでもしとくかね。
……風の噂に、死んだ、ってのを聞いたんでな。墓ぐらいは参ってやろうと思って来たんだよ』
[何者かと問われたなら、男はにやり、と笑ってこう返し。
墓の場所を確かめると、ふらり、そちらへ足を向けた]
[墓前に立ち、供えるのは小さな酒瓶と煙草の箱。
他にも並ぶ墓を見て、それから、周囲を見回して]
『……ふぅん……いーいとこじゃねぇの。
ここが……お前の、守りたかった場所、か』
[ぼそり、と呟く。
気まぐれから、カードとダイスを教えた少年。
その時にはなかった翳りを引き摺り、裏通りで蹲っていた彼を見つけた時の驚きは、隻眼の賭博師の中では忘れられぬもの。
行き場がなくなった、帰れなくなった、と。
消え入りそうに紡ぐ彼から、時間をかけて事情を聞きだした。
人ならざる身、自らの力。
それが、故郷に害なす事への恐れ。
「大切」だからこそ、戻れない、と。
語られたそれに、思う所は幾つかあったから。
舎弟として面倒を見る事に決めたのは、遠い昔の事のように思えていた]
『……しっかし。
お前もホントに、嘘吐き野郎だよな。
なーにが、逃げも隠れもするが嘘はつかない、だよ。
逃げも隠れもしねぇで、しっかり立ち向かってんじゃねぇか……まったく』
[回顧から離れた隻眼の賭博師は、呆れたような言葉を墓へと向け。
それから、ゆっくりと踵を返す。
さわ、と吹き抜けた風が、紫煙の香りを空へと運んだ**]
/*
あれ?ベッティの人は大丈夫かしら、かしら?
良く分からないけど(なでなで
ハニー>
私の過去のRPの泥沼具合を教えて……あげたくない程、
どろどろしいのでした(遠い眼
心意気は、何があっても愉しもう!は毎回思いますけれどね。
たまに折れますけどorz
私も、とてもほのぼの堪能させていただきました。
ありがとう(ぎゅってした
―村を離れて―
[雑貨屋で、最後に娘と交わした言葉は何だったか。
それは胸の奥に沈めて、今はただ静かに山道を下る。
途中草に沈めば、身を変え獣になって村を離れた。
人と獣とを行き来しながら、少しずつ遠くへと村を離れていくも
何処へ行けばいいか、どうすればいいのか
そんな事はまるで考えていなくて。
今更ながら、自分の無知さかげんに呆れていた。
どれくらいの日数経ったか。
人の姿で前へ前へと急くようにあるいていたから
いつかのように、足元に不注意して躓いた。
いつも助けてくれた手はもういないのに―――]
きゃ……
[ぐらと身体が傾ぎ、お腹を庇わなければと無理に体を曲げた所で
前から来た人に慌てて体を支えられた。]
す、すみません……
[身重なのは見て取れたのか、支えてくれた人は大丈夫かと心配そうに問いかける。
どこかで聞いたことのある声に、謝罪と、礼を言おうと顔を上げれば
その人の、深い森の瞳に吸い込まれた。
数泊の間の後、瑠璃は大きく見開かれる。]
…………リヒト?
[口にした後でしまったと、口元を抑えるのはそれが失せた人の真名だったから。
とはいえ何も知らない人には、ただの名前だから、隠す必要はないのだが。
それでも、視線は緑色から外せず、脳裏に疑問符が積まれていく。]
え……ど、して、
生きてたの―――!?
[そんなはずは無いと、彼のココロを喰らい、土の中に消えていくのを見届けたのだから。
なのに目の前に立つ人はあまりに同胞に瓜二つで――――――]
―――………ふぇ……
[糸がぷつりと切れたように。
支える人の目の前で、ぽろぽろと大粒の涙を零した。]
中
よし、落とせた
ルークスのコエ聞きたかったけど、
多分時系列が合わないので拾えなかったのでした(´・ω・)
ちょっと他所事したりしてるのだよ…!
―金の映す世界―
[漆黒の獣は夏の風がそよぐ湖畔で身を伏せていた。
不意に聲が聞こえ漆黒の耳がピクと震える。
ヴァイスルヴの聲>>1625に湖面を映す金色が微かに揺れた]
『――…ばぁか』
[常の口調で紡ぐ言葉。
其れはきっと一人生きて歩もうとする同胞に向けられたもの、
そう思ってはいたけれど答えずにはいられない。
何故なら、想い紡ぐ仲間もまた大事な存在であったから]
『いるに決まってンだろ。
ずっとお前の存在はあったし、これからも共にある。
――…寂しい事いうなよな、ヴァイス』
[ぱたりぱたり。
揺れる漆黒の尾に届いた聲と風。
湖面のように静かに紡がれた聲は案じるよう音色**]
[ゲルダはまだしばらくはと、自分の部屋に泊まっていて、
彼女が自分の家に戻ることになるのは橋が復旧する少し前のあたりになるだろうか。
夜中、かかる聞き覚えのある声、懐かしい感覚を覚えて自分はふと目を覚ますと]
クロ…っち……?
[かけられる言葉と、その姿に一度驚いてから、すぐに笑いかける。
アーベルとも会っていたこともあり、そういうこともあるだろうと]
いや……あまり気にするなよ。
別に誰が悪いなんて、ないしな。クロっちが背負い込むことはねぇよ。
[首を横に振りながらそう伝えて、それからの言葉に頷いて]
ああ、私は約束もあるしな。
[同じ死者の彼女は彼と会い、話を聞くこともあっただろうか]
だから、心配するな、ゲルルンがつらい時は私がいてやるしよ。
それにゲルルンみたいにかわいい子は男がほっとかないからな、すぐにそばにいてくれるいい人が見つかるさ。
[そう最後は冗談めかすように、常のような笑顔で、
射し込む朝日の中、夢から覚めるように、幻が消えるようにクロエの姿は見えなくなり。
手元に残されたリボンだけが、確かにその存在を主張していた]
死者って案外自己主張多いのな…
[呆れたようなつぶやき、それとは裏腹に自分を心配をしてくれた幼馴染に、嬉しそうな笑みを浮かべていた。
ゲルダの様子は終始どうだったか、起きていたなら、それから彼女と顔を見合わせていたかもしれない**]
/*
ロルが纏まらなくてうにゃうにゃしてたら素敵ロールが一杯増えてた…!お疲れ様お疲れ様!
イレ姉はそりゃ泣くよね、うん。
ライ兄のも泣かされそうな。
ってか、ベッティ……っ[ぶわわ…っ]
自己主張強い幽霊でごめんね…っ(
― つかの間の夢 ―
ン―――…
[ベッティと共に今日日も泊まり二人寄りそいあう最中。優しく名を呼ぶ声に娘は身じろぐ。記憶に残る声は薄れるはずもなく幼馴染の声だと解るから。
クロ、エ…?
な、なんで、どうして此処に!?
[生前と変わらぬ姿の儘佇む彼女に問う言葉。ただ其の形は陽炎の如く不鮮明なもので。覚醒する意識は早く上体を起こし幼馴染を見詰める。]
……居ないから、寂しかったよ
クロエとブリジットに会いたかった
[ブリジットも傍らに居るならば、眼差しを向けて。]
謝らないで…こうしてまた来て呉れたでしょ?
―――…ありがとう
…うん、クロエがそう望んで呉れるなら
わたしはまた二つの脚で立ってられる
でも―――…やっぱり、クロエ達が傍に居ないから、寂しいよ
[甘え声は乞う様に綴られる。
そっと頭を撫ぜられる感触は、生前の頃の記憶を呼び起こす。]
大好きだったよ…一緒に色んな事経験して、
色んな事を知って、一緒に大人に成りたかったよ
[叶わぬ想い。彼女達は彼岸の向こう側に居るから。]
わたし達も――いつまでも二人のこと忘れないよ
だから、叶うなら見守ってて
わたしの中の思い出の貴女が何時までも笑顔でありますように
貴女の中のわたしも、笑顔でありますように…
[繋いだ手は暖かく、何処までも優しい。
けれど其れは有限の物なのだと同時に娘に伝わり。]
大好きだよ…
[幼馴染の姿が朝に溶けるかのように揺らいで。
それとともに娘の視界も、ゆっくり白んで行く。
後に残ったのは形見分けの際には無かったリボン。
ベッティと共に眼を覚ました際、掌に握られていたのは
何時もクロエが身に着けていた物に、良く似ていた。
二人揃って論議を醸す朝に成ったことは明白ではあるが、
その裏腹、嬉しそうな声が陽の射す部屋で溢れていた事もまた事実*]
/*
ハニー>
えぇっとね、いたそうとしたときに、鍵掛かってるドアぶち破られて乱入されたり。
2人の女性天秤にかけて、片方に試しのちゅーしてるときに、片方に目撃されたり。
説明の難しい多角関係を繰り広げてみたり……―――。
[指折り誤解を与えそうな事例を挙げてみる。
ナニしようとすると、覗かれるのはよくあることでした。
ので、人目は気にしない(キリッ
ぎゅもー。泣いてるのに、涙拭えないよ!!!
(ルークスの代わりにリヒトをじとっとした眼で見つめた)。]
[旅装束の男――ルークスは村へ向かう道を辿る。
その最中、膨らんだ腹を庇い歩く女の姿が見えた。
傾ぐ身体に思わず両の手を差し出し支える。
少しだけ懐かしいような、そんな匂いが腕に抱く女から香る]
大丈夫か……?
[名も知らぬ通りすがりの女。
気遣うように向けた眸に見開かれた瑠璃が映り込む]
――…え。
[女は自分を見てリヒトと紡いだ。
其れは双子の弟の名であり死んだはずの者の名。
対が居ると知る者は両親と自分以外にない。
だから、何故その名を呼ぶのかが分からず
人の良さそうなその男の貌には困惑の色が浮かんだ。
見知らぬ人に誰かに間違われた、困惑を演じる。
深緑の奥に見定めるような冷たさを隠して――]
[問うような確かめるような声が聞こえる。
銀灰の髪が支える手に触れ微かなくすぐったさを覚えた]
そんなにリヒトって奴に似てるのか?
[彼女から敵意などは感じられない。
腕の中の彼女に小さくそう問い掛ける。
会った事のない弟を知るかも知れぬ女。
見開かれた眸が潤み大粒の涙がぽろと零れれば
如何していいか分からないといった風に視線を伏せて
寄せられる柳眉はリヒトの仕草とも似て――]
――……。
[紡ぐべき名を知らぬ女の目許に指先を宛がう。
労るような淡い仕草で、女の涙を指の腹で拭った。
泣くな、とは言わない。
涙を堪える辛さを知っていたから]
[支える片腕が女の背を軽く撫で遣る。
宥めるように添わせる其れには気遣いのような物が滲んだ。
銀灰を見詰めながら躊躇うように息を呑む]
『――…聞こえるか。
俺の聲は届くか?
リヒト、……俺の弟を知っているンだろ?』
[届かなければそれはそれで良い。
紡ぎは誰にも知られずに消えるだけ。
リヒトの名を知り自分の顔を見て泣く女に
少しだけ期待しながら聲を掛けた]
中
>旦那様
それは凄い修羅場…
相手が凄いなーとも思いますがが
[誤解はそのまま受け取ったりするのでした。]
そういや私と一緒の村だった時も…(ちらっと見た
でもあの村は人の事言えない村だったのでしt
[とりあえず今は人目が無いということにして
ぎゅぅと甘えるように抱きついて返した。]
>+ライ
だってね。なくしたって思ってた大事な物の一つが
目の前にでてきたら泣くよ ね
と書いてたら返事が。
頑張って書くーいってらっしゃ
─修道院 墓地─
─…おじいちゃん。
[ふわり、祖父の墓の前に立ち声をかける。
同じ世界にはきたけれど、祖父に逢うことは出来なかったから。
だから、ここに来たのだ。]
…ごめんね、言いつけ守れなくて。
人狼の話を聞いたのに、村から逃げようともしなくて。
皆に、目のこと話して。
死んじゃって、ごめんね。
[墓に告げる言葉は、謝罪。
もう既に遅い言の葉、けれど。]
でもね。
私、自分で選んだんだ。
皆のこと、大好きだから、離れないって。
私にできること、精一杯したいって。
皆のために、私の命が役に立つなら使いたいって。
だから…おじいちゃんは、許してくれないかもしれないけど。
私は、後悔、してないんだ。
バカな孫で、ごめんね。
[そういって、微かに苦笑して首を傾げた。
祖父と同じところにいけるのかどうかは解らない。
遺した彼女達がずっと、笑っていてくれるように見守りたいと思うから。
そんな自分を、風が通り抜けた。
それは、懐かしい匂いがしたように、*そう思えた。*]
/*
おじいちゃんへのお別れしてたらゲルダまで返してくれてた…!!!
うわああああん、もう幼馴染ーず大好きだ大好きだよ…!
ライ兄もロルお疲れ様なんだよ…!
―紅が映す世界―
[生前、直に蒼を見上げると色素の薄い眼は焼けて、暫く大変な思いをした。
実体ない今、陽光は唯身体を突き抜けて行くだけにも関わらず、
尚呼ばれた先を見る紅は密やかに濡れたように濃く光を反射する。]
『―――……そうだね。』
[困ったように、それでも微笑むように、揺れる漆黒の尻尾を見る紅は細まる。
―――……まるで光(リヒト)を眩しがるように。]
『うん、そうだよね。』
[言い聞かすように、再度紡ぐ言の葉は、
けれど嘘の苦手な男が織るが故、果たしてどこまで信じて貰えただろうか。]
[そっと胸に宛がう手。
リヒトの姿に思い出すこと。死ぬ時に覚悟したこと。
――……彼に後を託した時点で、例えば、もし、
生の世界で妻が子と結ぶ3点の内の一つに彼を選んでも、
受け入れるつもりだった。
自分達の子を娶っても佳いと謂ってはいたものの、
年齢と積み重ねたものを考えれば……―――。
それでも、子だけのことしか謂わなかったのは、複雑な男心故に。
実際の妻とリヒトの間にある感情の細やかな種類は、
判っているのかいないのか。
どちらにしたとて、軋む何かは手宛がう胸の下に存在したまま。]
[それが“嫉妬”という名の感情であると、識らぬままであるのは、
陽の光のようにこの身を焼かぬ光(リヒト)が好きであったから。
大切なのは、こちらも同じこと。
でも、だからこそ、ただ一人、喰われぬまま在るココロが痛む。]
『あれ、陽に眼、焼かれちゃったかな。』
[細めた紅の眦から、つっと一筋、伝う雫。
くしっと拭う仕草は幼い。
おそらく、去来する感情の名は―――淋しい。
それでも、その感情の名を幼い子のように表現できぬまま
ただ困ったように微笑んだ。
多分誰よりも、本当は淋しがり屋の白銀を知っている灰銀が、
その淋しさまでも喰らってくれるとは……―――まだ、識らずに*]
/*
グラォもヴァイスも愛しすぎる。
いや、リヒトはきっとそれ言わないけどねっ。
みんなのロールが見れてほくほく。
でも現では妹の話を聞くのでいっぱいいっぱい**
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