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[ベッティと朝食をとり終わり片づけを済ませて。
互いに幾許かの余裕が出来たのだと知ればほと一息を零し。
以前のようには行かないかもしれないが、それでも明日を生きようと。
声に出さずとも互いに解っていたかも知れず。]
―――…有難うベッティ
また泊まりに来ても好いかな
[快く承諾して呉れたなら娘は花が綻ぶような笑みを向けた。
そうして、幼馴染を抱きしめて其々の生活に戻ろうとして。]
―――…あ、其の前に
[帰り道、ふと脚を止めた。湖畔の道へ少し戻ると、
ミハエルの屋敷―――別荘へと足を運んだ。]
…あの、御墓お参りしても構いませんか?
[迎え出た執事らしき人に要件を話せば通して貰えるだろうか。案内された場所、庭に当たる彼の墓には幾多の花が添えられていた。日当たりのいいその場所は寂しさの一つも感じられない。]
ライヒ君…君は本当に色んな人に想われているのだね
ミハエル君や、修道院の子供達にも
[村の墓地、名前だけの墓標前にも子供達の手らしき花や、
彼を模った似顔絵、有難うの言葉で綴られたカードで溢れていたのだから。]
結局わたしは君のこと、解らないままだったな
識る機会があっても理解できたか如何かまでは自信ないけど
…何時ぞやの花のお礼、出来なかったな…やっぱり君だよね?
…あのね、君の様に要領が良い訳でもないけど
それでも子供たちの為に何かしたいんだ
君の様にクッキー焼けるか解らないけど、偶には様子を見に行くよ
……うん、おせっかいかもしれない
代わりになるって訳でもないよ
でもさ…
見守って呉れる人が居るって、嬉しいものなんだよ?
[自分がかつてそうであったように。
後ろを見守って呉れた人達はもう居ないけれど、それでも。]
―――…もう転んだりしないから
今度は、誰かを見守る側に成りたいな
待て、しかして―――希望せよ
…なんてね
[あの大デュマの本である、一節を口にして。
本の虫である彼が解ったか如何かは、知り得ないが。]
[そうして屋敷から去り、
雑貨屋でイレーネが大荷物で訊ねてきた時、娘は何を感じたのか。
其の時はまだ何も知らないまま*]
―――っ、……ぅ………ぇっ……。
[瞳の奥に隠された物に、泣く女には気づかない。
ただ今は会えた事が、居てくれる事が嬉しくて。
リヒトが死んだ時は泣かなかった―――泣けなかった。
夫を失った傷が深くて、これ以上泣いてしまえばきっと立てなかったから。
慰める人はもういないのだから。
似ているのかと紡ぐ言葉は他人のそれ。
だからああ、やっぱり違うんだと頭では分っていても
零れる涙が止まらなかった。
どんな奇跡が起きたんだろう。
匂いまでもが同じで――――。
眉根を寄せる仕草が、過去を呼んでまた泣いた。]
[零れた涙を拭ってくれる、手の暖かさが嬉しかった。
背を撫でてくれる手の優しさが暖かかった。例えまがい物でも。
ふっと消えていってしまわないかと、繋ぎとめておきたくて
だからどうにか、礼を言おうと震える唇を開きかけたが。]
『!!』
[紡がれたコエに、びくりと身を強張らせることで反応を返せば
自身がコエ聞こえる者である事は知られるだろうか。
夫と同胞以外に始めて聞くコエに、震えるコエで恐る恐る返した。]
『―――聞こえる、わ。届いてる……。
リヒトの……お兄さん……?』
[涙溢れる顔のまま、それでも意外そうな顔をしたのは
生前、リヒトから兄弟の話など聞いたことがなかったから。
だがそれが嘘ではないことは、その容姿と届くコエが物語っている。
同じ顔、同じコエ、同じ匂いが。]
『………お兄さんがいる、なんて、知らなかった
リヒト、そんな事言わなかったから』
[やっぱり違うんだという思いと、お兄さんなんだという思いを口にすれば
少しだが、涙が落ちる勢いは削がれた。]
『私は……グラォシルヴ。
リヒトの、幼馴染で…………相棒だったの。』
[ようやくそう説明した頃には、昂る感情は抑えられたか。
赤の混ざった瑠璃の目は翳りを帯びながらも、
見上げてそう自身の素性を、過去を告げた。]
中
旦那様が悲しそうにしてるのが…!
私食べるの早かったのに、そこに行くまでたっぷり間が開かされてにゃー!って感じですよ(
愛しいなぁ。
旦那様へは確かに男女の愛情がたっぷりあるんだけど
リヒトもまた大好きだったのでした。きっとそれも愛。
ああ、かまわないぞ。
客としてじゃなくて、友達としてな。
[朝食の後のひと時に交わす会話、そうゲルダに笑いかけて返し]
なんなら、嫁にくるか?
[くすりとそんな冗談の言葉を交わして、ゲルダを抱き返し、
それから、家に戻るというゲルダを見送りながら]
ゲルルンも早くいい人見つけろよ。
[別れ際にかけたのはそんな言葉だった**]
/*
アーベルなら反応してくれそうなネタだと思ってなw
ゲルルンは飛び込んでたなwww
[じゃらされながら、お腹をさらして服従のポーズ]
いってらっしゃい。
─騒動から丁度1年─
こら、そんなに走るな。
また転ぶぞ。
[子供達の声で賑わう自宅の庭。
走り回る子供に注意を投げかける。
日当たりの良い庭の一角で、修道院の子供達とメイド達が花の苗を手に地面へと植えていた]
全く…あの元気はどこから出て来るんだ。
「年寄り臭い事言ってんなよミハエル」
煩い。
[庭を眺める横で、からかうような声が紡がれる。
物怖じせず笑う少年にミハエルは短く溜息をついた]
…ところでカヤ、結局『あの場所』に何があるかは他の子供達には伝えていないんだな?
[子供達の集まる場所を親指で示し、少年──カヤに訊ねる。
その言葉にカヤは小さく頷きを返して来た]
「勿論。……あんな事を知るのは、俺だけで十分だよ。
今回のことだって、単に『花を植える』ってことしか伝えて無い。
いつも世話になってるお前のために、ってね」
そうか……そうだな。
彼も、知られるのは望まないことだろう。
「子供達があの人へ手向けるのは墓の方でも出来る。
でも、子供らの顔を見せるなら、こっちの方が良いだろうしな。
別の理由で子供らを連れて来て。
尚且つ手向けとして寂しくないように花を植える。
どうよ、俺も結構頭良いだろ」
あー、はいはい。
悪知恵だけは働くものな。
「ンだよそれ」
[褒めろ、と言わんばかりにカヤは胸を張ったが、ミハエルは軽くあしらって。
それに不満の声を漏らした後、2人顔を見合わせて笑いを零した。
1年前、真実を知りたいとカヤがミハエルのところへ来てから、2人は秘密を共有する間柄となり。
そこから直ぐに親しくなったのだった。
一頻り笑った後、2人の視線はライヒアルトが埋められた一角、子供達が集まる場所へと向かう]
─……花を植えると言うことは、世話も必要と言うことになるしな。
そうすれば、子供達も様子を見に顔を出す回数も増える。
そう言うことだろ?
「そーゆーこと。
まぁ、毎日ってわけには行かないから、大半はお前に頼むことになるけど」
────………。
「……ミハエル?」
[カヤの言葉を聞いて、ミハエルはしばし沈黙した。
名を呼ばれても、口は噤まれたままで、翡翠が下を向く。
それに気付いたキーファーがミハエルの肩へと止まり、後押しするように頭を頬に擦り付けた。
キーファーの励ましを受けて、翡翠がカヤを見る]
──…カヤ、僕は来年、この村を去らなければいけないんだ。
この屋敷には管理する者を置いて行くから、花の世話は問題ないんだが。
「何だって…?
……ああ、でも、そうか。
お前は元々村の外から来たんだもんな…」
[真剣な面持ちでカヤに告げると、彼は驚いたような表情をした。
今年荷と共に届いた手紙には、約束通り来年は本邸へ呼ぶ旨が書かれていて。
来年の今頃は村から出る事が決まってしまっていた]
庭へは自由に出入り出来るようにしておく。
年に一度は宝石と細工の買い付けに戻って来る。
だから───。
「おおっと、皆まで言うな。
それまでの一切合財を俺に頼みたいってんだろ?
分かってるって。
ったく水くせぇな、何でもっと早く言ってくんなかったんだよ」
…済まない、どうにも、言い出しにくかった。
──引き受けてくれるか?
「ったり前だろうが。
あの人と、他の人の手向けに関しては俺に任せとけ。
花は……流石にお前んとこの人の手を借りなきゃ無理だが」
……済まない、ありがとう。
それと、このことはしばらく誰にも言わないでおいてくれないか。
今から皆に伝えたら、また煩そうだしな…。
[ちらりと子供達に視線を走らせつつカヤに頼む。
返って来たのは是の言葉。
快活に笑うカヤに、ミハエルは安堵の息を漏らした。
思い詰めたような表情がようやく笑みへと変わる。
礼を言うと、カヤは「礼なんていらねぇよ!」と言いながら背中をバシバシと叩いて。
その拍子に肩に止まっていたキーファーが羽ばたき宙を舞った]
[そんなやり取りをしていると、花を植えていた子供達がカヤとミハエルの名を呼ぶ]
「っと、呼ばれたな。
俺達も花植えに行くとするか!」
………そうだな。
キーファー、おいで。
[カヤの言葉に同意を見せて。
宙を舞うキーファーを呼ぶと、再び肩に載せて子供達の方へと。
囲いで囲まれたライヒアルトを埋めた場所の周囲には、既に子供達の手で沢山の花が植えられていて。
色彩的にも賑やかなそれは、まるでライヒアルトの周囲に子供達が集まっているように見えた。
それを想像して、一度翡翠が瞼に隠れる。
子供の一人に声を掛けられ花の苗を差し出されると、子供達に見立てた花の中に混ざるように、受け取った花の苗を植えて*いった*]
― 雑貨屋 ―
[>>1608―――その日は、星の綺麗な夜だった。
止まぬ雨が無いように。
夜が明けぬことも無いように。
穏やかな日々は、唯過ぎて行く。
群青色と金が輝く夜空へと娘が意識を奪われていた頃。来訪者を告げるベルと共に姿を現したイレーネに翠の眸がまあるくなって。]
…あ、ごめんなさい
お店はまだ平気なの、ええと…何が入用なのかな?
[がた、と席を立って。身重の彼女を想うように娘は彼女の傍まで寄り。]
……え、あの、イレーネさん
その荷物って…
[買い物をしに訪れた風には思えなかった。その佇まいを気にしながら娘は訊ねたそうに彼女の瑠璃色を見詰め。]
[カルメンの作った人形が欲しいと口にする様子に、
娘は黙ってその片隅に置いてある欄を指さして。]
……う、ん…カルメンさんの最後の作品になっちゃって
もう、在るだけになってしまうけど
[子供向けの人形は何時かイレーネに進めた物。
可愛らしい動物や女の子の形をしたもの、
籠の中に其々が愛らしく賑やかに在る。]
ン―――…
でも、男の子向けと女の子向けの物とあるけど
どちらでも好いのかな…?
[こてりと頸を傾ぐ。視線は彼女に向きながらも、
逐一手にされた荷物に眼が行ってしまう。
どちらにせよ、娘は深くは訪ねられずに居る事で*]
/*
いばらは人数的に伸びてとーぜんと思っていたっつーか、連日のログ量の半端なさに最終日まで生きてた俺は溺死回避に必死だったぜい。
とか言いながら、帰還っと。
描写続きかかんとにゃー。
/*
みんなおかえりなさいかな?
残り5時間切ってしまったね。
僕も一度何処かで離脱しそうだなと思いつつ、
なんとかミハエル君といけるところまで書ききってしまいたい。
間に合うかなorz
―宿屋・食堂―
[橋が復旧してからすぐに、父親が心配して宿屋へと一直線に、ユリアンの父親も一緒だった]
おう、親父お帰り。
[何事もなかったかのように、片手をひらひらと、
人狼騒ぎがあったことは聞いていたらしく、父親に抱きしめられて、無事でよかったと、
ユリアンのこともあってか、少し居心地悪そうに]
いやまぁ、なんだ、親父、落ち着けよ。
[そう言葉をかけて、ユリアンパパの方を見てからすまねぇなと目線で。
父親もその様子に気づけば、軽く咳払いをひとつ]
話聞いてるかもしれねぇけど……ユリアンは……。
遺品とかは荷物は私の方で預かってある、ナーセルも。
[事情を説明し、遺品の引渡しを彼に、その時の様子はどうだったか、
それから、この村に滞在することになるのなら、いつもの部屋を用意した]
[少し落ち着いた後のこと、話すことがあると父親に言われ、奥の居住スペースに連れて行かれた]
「怪我は?人狼にやられた傷とかはないか?」
[そう心配する様子は、どこか普通ではない様子で]
どこも、私は無傷だったぞ。
生きてるやつで、たいした怪我してるやつはいねぇよ。
[アーベルのことを知ってか知らずか、父親は申し訳なさそうな顔を一度した後に]
「お前が、母さんみたいなことにならないかって心配したんだ。
俺と母さんは、お前と同じように審問にかかったことがあってな。」
[それから話されたのは自分が生まれるよりも前の話、当時いた場所で人狼に他の皆が食われたこと、
最後に人狼と父親が取っ組み合いになり、母親が父親をかばって大怪我をしたことを話された]
「それから、母さんの怪我のこともあってな。この村には結社の人間がいるから、そこで静かに過ごせって引っ越してきたんだ。
しばらくは、何事もなく過ごしていたんだけどな……、母さんは人狼になってた。
だから、生まれてきたお前が人として生まれてきたときは、母さんも喜んでいたよ」
[自分の母親が人狼だったというのは、いささかショックだった。
自分の良く知らなかった母親の正体、けれどもそこに嫌悪感を抱くことはなかった。
ライヒアルトやアーベル、ゼルギウスにイレーネのことを思えばこそのこともあった]
親父、お袋は……やっぱり結社のやつに、殺されたのか?
「いや……、あいつは俺が殺した。
頼まれて…、俺を食べてしまいそうで、自分が抑えられなくなりそうだからってな。
あいつに押さえつけられて、泣きながら……頼まれたよ、殺してくれってな。」
[悲しそうに、そう語る父親の姿を見て、なぜいままで何も話されなかったのか、それをはじめて知った。
自分は父親をぎゅっと抱きしめて]
そんな顔するなよ、親父、話してくれて、ありがとうな。
[母親が人狼であれば、自分が結社の人間に殺されていてもおかしくはないはずで、
それでも自分が生かされているのは、父親の働きがあってのことだったのだろう、そう思いながら]
[数日後、宿泊客の一人が大事な話があるからと、銀の聖痕を見せられた。
父親と二人、奥で結社の人間だと名乗る男の話を聞いたとき、まずはじめに父親が切れて彼につかみかかっていた]
落ち着けよ、親父。
[それをとめながら、咳き込む彼はこちらをにらむようにして]
「だから、人狼の脅威をこれ以上広めないためにも承諾をしていただきたい。
今回の騒動といい、あなたの甥っ子さんや奥さんのことといい、なにかと人狼と関わりが強すぎるのでね。」
[言っていることはこじつけに近いのかもしれないが、確かに普通にしては身近にありすぎる。
何かを疑われてもしかたのないことなのだろう]
わかったよ、それで、あんたらは満足なんだろう?
別に私はかまわねぇよ、それでもな。
[自分からの承諾の言葉を得られると、父親は驚いたように、男の方は作り笑顔で]
「ご理解いただけてありがたい、若いのにしっかりした方で私の方としても助かりましたよ。
後日から、この村に新しい結社の者もきますので、それでは私はこの辺で失礼させていただきます。」
[逃げるように、少なくはない金貨の入った袋を慰謝料代わりと置いて、
そそくさと男は宿屋からだけでなく、村も出立していった。山盛りの塩がその日、玄関に盛られることになったとか]
[夜も遅くになり、客足も落ち着いた頃、先ほどの話のことをよかったのかと聞いてくる父親に笑いかけながら]
まぁ、アーベルや、他のみんなの墓もここにあるしな、
私はこの村にいることになるのは構わねぇよ。
それに、子供が欲しくなったら、養子でももらえばいいしな。
[笑いかける自分を、父親は抱きしめて苦労かけてすまないと、その様子に父親の頭を撫でながら]
気にすんなよ。
それでも、私は親父とお袋の子供で、アーベルと従兄妹でよかったと思ってる。
誰が悪いなんてことはねぇさ。
[結社の者と交わした約束。
この村に永住することと、子孫を残さないこと。
ゲルダもそのことを知ることがあれば、また心配かけるなとそんなことを気にしながら]
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