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[肉体の枷を失った魂は、何に行く手を遮られる事も無く。
向かったのはその身を案じ、無事を願う者達の元]
………
[この場に呼ばれた生者が集い、対峙するその場所には先に命を落とした彼ら、彼女らの姿もあっただろうか。
そちらと声を交わすよりも、事の決着を見届けるを優先したのは女の定め故か。
音楽家の刃が画商の腹を刺した、それが致命傷かどうかその瞬間は解らなかったけれど]
……この、声。
[刃が地に落ち、カラン、と立てた音が響く中。
画商の口から零れ落ちたその声は、女が命失う間際に聞いたもので。
彼が──己を喰らった”彼女”、人狼だったのだと女に確証を抱かせて。
それと同時、あの、少年を視た時に感じた悦びが湧いてこないことに安堵した]
[そして、”彼女”が地に倒れ、神父へと言葉を紡いだ後。
笑み浮かべて、死するを見届けて───
生者に寄り添う様にその場に留まったのは、心身共に疲労しているだろう、彼らを案じて。
”彼女”の亡骸を地下に安置し、意識を失ったカヤを客室に休ませて。
一通りを終えた音楽家が向かう先が客室ではない事に気付けば、微かに眉を下げて苦笑した]
…少し位、休んでも良いのに。
貴方は本当に、優しくて、摯実な人ね。
[これまでの事を思えば、死者が出た後彼がどうするかは想像に難くない。
付いていけば、やはり広間のピアノの元に辿りついて]
神よ
どうか御霊が迷わずそちらへ心安らかに旅立てますよう……――。
[広間から聞こえる鎮魂歌に、聖句を唱え。
叶うかどうか、わからぬ願いを口にする。
形にならなくても、構わなかった。**]
…えぇ、終わった……ううん。
貴方たちが、終わらせてくれたのよ。
[鍵盤に触れた音楽家の呟きに、届かぬと知りながら顔を横に振る。
最初から、為すべきことの責を一人で背負い、為し続けた。
その重圧は、推し量ることすらもうできない。
それでも、彼が、彼らがつぶされる事無く在り続けてくれたから終わる事が出来たのだ。
比べて、自分は何が出来ただろう。
何も出来はしなかった、そう過れば後悔も浮かぶけれど]
…貴方が死なずに済んで、良かったわ。
[自分が襲われたことで、音楽家の命が繋がった─というのは傲慢な思いだろうが。
それ位の役には立てていたなら良い、そう思いながら微か、笑って]
Absolve Domine,
animas omnium fidelium defunctorum
ab omni vinculo delictorum.
Et gratia tua illis succurrente,
mereantur evadere judicium ultionis.
Et lucis aeternae beatitudine perfrui.
[彼が紡ぐその音色に、深く願い、祈る声を添わせる。
その声は、空に溶ける光の粒にも届いただろうか**]
/*
そぉい、と先にロール投げ。
こんばんはこんばんは、クレメンスさんはすれ違いでおやすみなさいね。
鎮魂歌は生きてる間はひっそり歌詞無しで歌ってたから、歌詞付きで歌えて幸せ。
画商 エーリッヒは、何かすげー見送られてる!って気分になってる(
/*
神父殿はお休みですよ、と。
そして、あわせて歌われているw
完全な感知はできないが、これは雰囲気で察したい所だな……と思いつつ。
酔い抜けたんで、ちょっと行水してくる。
/*
どうにじゃ隣に寝かせて顔出した、途端に浮気するなとばかり泣き出してくれる最近の我が家の仔狼(  ̄- ̄)
抱いて家のなかグルグルしたらどうにかコテリ。…分かりました。今宵も抱っこでいかせていただきます…(吐息)
ウェン君は光になるんでしたっけ?
私は風になろうかな(ぇ
悪い意味じゃなく、自由なものに…的な何か(何かって
/*
投げる前に更新押してログ確認すれば良かったわ…たくさん挟んじゃってごめんなさいね。
ウェン君のわおーん()も、更新して確認してたら組み込めたと思うと、残念
/*
ヘルムートさんは行水行ってらっしゃいで、
ブリジットさんはこんばんはね。
浮気するな、はあるあるね…中の人の甥っこもよく泣いてたわ。
抱っこ疲れしないように休み休みして、のんびりしてね。
/*
っと、あ。
転生して〜って私?Σ
エルナさんの事かと思ってしまったのでした。綺麗だなーホワホワってなりすぎてた?(・・;)
クレメンスさんはおやすみなさーい。
/*
戻って来たらカヤはお休みで、ブリジット殿はお疲れ様、かな。
何となく、その後の事態収拾の方まで浮かんできたので、まとめてしまおう。
明日も帰りは同じような時間になるしな……。
/*
と。
ウェン君が泣いている…泣かせた…?のを見て。
ヘルムートさんとのセッションもだけど、ウェン君とも一緒に歌いたかったのを告白しておくのよ。
ヘルガにとってはウェン君の歌声は眩しくて邪魔できないものだったから一緒しにすら行けなかった。
/*
かちかちぽちぽちしててふと。
赤組さんや、埋葬先は集会場の庭になりそうなんだが構わんかね?
他の面々は、共同墓地になりそうなんだが。
─ 9年後 ─
[空高くから降り注ぐ太陽の光。
その中を巡礼中の神父が子供を連れて進み行く。
ジリジリとした熱は2人を苛み、神父は見えてきた海辺の村で一休みすることに決めた。
手を引く子供──8歳程の少女の表情は乏しい。
事故か何かに巻き込まれたか、1人になっていたのをこの神父が保護したのだ。
巡礼中に少女の身内でも見つかれば、と連れているが、今のところそれらしい話も耳に届いていない]
[海辺の村へと到着し、神父は外を出歩いている村人に休息出来る場所を問う。
次いで教会の場所も聞き、道順を確認した後、村人に礼を言ってその場を離れた。
教会へは後で伺うことにし、先ずは少女を休ませようとする]
──────…………
[手を引き休息出来る場所──食堂へ向かおうとした時、少女が何かに気付いて駆け出した。
金色の長い髪が風に乗りふわりと舞い、走る軌道を織り成していく]
[少女が足を止めたのは海岸線の奥。
1本の道で繋がる小さな島。
そこに見える古びた屋敷を深い翠色の瞳で見詰めた]
────……ここ、
[小さな声が零れ落ちる]
神父様、
ここ、 ここがいい
わたし、ここにすみたい
[表情が乏しかった少女の顔に生気が宿る。
少女の初めての主張に神父は驚いた表情を浮かべていた。
少女の様子からこの村に身内が居ると言うわけでもないらしい]
ここがいいの
[切望するが如き少女に神父は思案する。
子供を1人置いていくわけには行かない。
かといって自分は巡礼中の身、留まることも出来ない]
[そこで神父はこの村の長に相談することにした。
子供を引き取ってもらうことは出来ないか、と。
その場には同業である村の神父も同席してもらうことを希望した。
村の中で引き取り手が居ない場合はお願いしたい、と頼むために]
[こうして少女は海辺の村に住むことになった。
身内や顔見知りなど全く居ない場所。
そうであるにも関わらず、少女の表情は幸せそうだった]
(────………ただいま)
[魂に刻まれた願い。
秘められた想いが昇華され、緩やかな風に攫われ広がり行く**]
/*
おう、転生がされている。
さて、こちらも事態収拾編ができたので、落としてしまおう。
……今までで一番、無茶なオチを突けた気がしてならんがw
─ 潮が引いた後 ─
[完全に潮が鎮まり、道が再び開かれた後。
自衛団と共にやって来たのは、中央教会からの使いと称する者だった]
……ほう。
つまり、晒し者にする必要があるから、彼らの亡骸を引き渡せと。
[闇の者の亡骸には然るべき裁きを与えねばならぬから引き渡すように、という言葉に対し、ざっくりと切り返す]
この場にて、彼らと共にいた者として……断る。
彼らもまた、この事件の被害者だ。
死した今、眠りは平等に与えられるべきだろう。
[臆することなくきっぱりと言い切る]
もし、浄化だなんだ、というものが必要なら……そうだな。
定期的に鎮魂祭を行い、清らかなものに触れさせれる事でそれを為せばいいだろう。
……その方が、『闇の者にも慈悲を与える寛大な心』とやらを示せて、好都合ではないのか?
[結局、何がどうしてこんな事になったのかは、わからない。
ただ、発端となったのは中央教会だから。
彼らの言う通りにだけはしてやらねぇ、という妙な意地が働いていた。
その後もしばらくは問答を繰り返し、団長の死に納得できない自衛団員とも押し問答になったりしたが、どうにかこうにか説き伏せて]
……と、いうわけで。
集会場としての利用はまあ、難しくなったでしょうが。
あの建物自体は残しておいて、一年に一度、慰霊祭をやる場所として使わせていただきます。
[教会、自衛団との問答が終われば、次の相手は村長となる。
痛ましい事件の舞台となった建物を残して置く事に、村長は難色を示したものの]
言いたい事はわかりますが、逆に、好機ともいえますよ?
……最近、観光方面不振だったでしょうに。
一年一度の祭りとか、上手く使えば村興しになりますよ。
ああ、そのための広告塔になるのは承知。
あと、あの地に建てる慰霊碑の費用は、私が全額持ちますので。
[こんな感じで丸めこみ、月の加護を受けた二人を集会場の庭に埋葬し、その上に慰霊碑を建てる事を同意させた]
[──最終的に。
人狼二人の亡骸は、集会場の庭に、他の者は共同墓地に葬られ。
集会場の庭には青年が私財を投じたシンプルな慰霊碑が建ち、自衛団長の墓には有志の出資による豪華な碑が建てられた]
[翌年から、夏になると慰霊祭が執り行われ、その際にはちょっとした音楽祭が開かれる事となる]
……まさか、毎年帰郷する羽目になるとは。
親父殿…………それも狙っていた、なんて事はありませんよな?
[慰霊祭の前、必ず立ち寄る父母の墓の前でこんな呟きを落とすものの。
返る声は当然なく、ただ、遠くで小鳥が笑うように囀るのみだった。**]
/*
個人的な〆にしてもいいかな、というのを交えつつ、事態収拾。
団長を美化する事で、自分が必要以上に表立つのを避ける試み(
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