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……なんで、独り言チェック入ってたんだろう。
それはそれとして。
4dの最初の方見て。
同時落ちは確かに驚いたわー。
相討ちっぽい流れじゃなかったから、抜いてくるならこっちだよねー、って思ってたし。
[実際狙われてたみたいだし]
さて。
どうなりますやら……。
シスター ナターリエは、研究者 エーリッヒ を投票先に選びました。
[白猫の所に行きたいという訴え>>+22は、自衛団に託されたのを見て撤回された。
野荊を引く度、薔薇が揺れるのに目を向けることはなく]
どうしてって言われてもなぁ。
俺もわからんとしか言えねーよ。
他に行きたいとこもねーし。
[問い>>+23に答えながら、捕まってるんじゃないのに、というカルメンを見て]
…お前こそ。
何でそんなのに捕まってんだ。
逃げりゃいいじゃねーか、もう。
[荊に絡まれている理由もその姿が子供に戻っている理由も解らない。
解らないが、彼女を縛る何かがそうしているのだろうとは察せたから、思ったことを口にした。
島を離れる前も、戻ってきた後も変わらなかった接し方で**]
─ 前日/黒珊瑚亭 ─
……はい。
[確認するような声>>25に、目元を指先で押さえ雫を拭い取ってから、エーリッヒをしっかりと見返して頷いた]
人狼は、残念ながら…。
ですが、ひとならば。
[問いかけ>>26に先ずカヤへと視線を向けて]
一番最初に、カヤ君がひとであると知りました。
[そう紡いだ後、一度エーリッヒへと視線を戻す]
次に、ユリアンさんがひとであると知りました。
[そして最後に視線は ─── ヘルムートへと]
今日は、ヘルムートさんが人であると、知りました。
人狼は、カルメンさんだったと思っています。
[続けるのはナターリエが抱いている推測]
彼女を刺す時に見せたあの微笑み。
あれは、もうひとを襲わずに済むという安堵のものだったのでは、と。
今は、そう思っています。
[悼むように瞳を閉じて、祈るように左手を己が胸へと添えた]
─ 路地 ─
[其の時は何時まで続いただろうか。
月色が離れて行くまでか、其れとも訪れた人によってか]
[訪れる者が無かったのならば、
獣を貫くとされる金属の色を乗せた髪を揺らして首を傾ぎ。
暫しの思考に沈むだろう]
[自分が居て、ユリアンが居て。……其れならば、もう一人]
[ゆっくりと紅玉が巡るのは。
アーベルの下に獣が現れるのとどちらが早かっただろう**]
―回想/幼い日々―
……ついてきちゃ、だめだよ!
[屋敷の門の前でそう叫び、追い返そうとしたら、
あの子は、とても哀しそうな顔をした。
数週間前に、“臨時”の使用人として、母親と共にやってきた、
同い年の、可愛らしい少女]
[使用人は、2種類いた。
魂を売って屋敷に仕えている者>>36と、
それから――外からやってくる“臨時”の使用人と。
臨時の使用人は、連絡船ではなく屋敷の船で、本土からやってくる。
浜につけば、そのまま姿を見られないよう馬車に乗せ、
屋敷の中では、門から外には決して出てはならない。
その姿を、島民に見せてはならない。
屋敷にいるのは――短くて数日、長くて数週間。
だから、島民にはわからない――…その姿が、いつ消えても]
―回想/幼い日々―
[少女の母親は、数日前に“新鮮なご馳走”として、
晩餐の食卓に上ってしまっていたから、
一人残された幼い彼女の心細さは、どんなにかだったろう。
冷たい使用人ばかりの屋敷の中、
唯一の子どもである、僕の後を追うようになって]
……ごめん、ね。
何か…お土産を持って来る、ね。
[彼女は、大きな瞳を輝かせて、頷いた。
“食糧”と話すことは、両親に禁じられていたから、
最初は相手にしなかったけれど。
泣きそうな瞳で追いかけてくる姿に、
家族や使用人の目を盗んで、時折、言葉を交わした]
―回想/幼い日々―
[そうして顔なじみの島の子供達と、浜辺で遊んでいた時。
儚く淡い薄紅色の、小さく綺麗な貝殻を見つけて。
ハンカチに包んで、大切に持って帰った]
喜んでくれると、いいな…。
[少女は、雪深い山奥の村に生まれて、
屋敷の船で連れてこられるまで
海を、見たことがなかったと言っていたから。
こんな綺麗な貝殻も、きっと見たことがないだろうと思って。
彼女がどうなる運命か、知っていたから。
せめて――…綺麗なものを、見せてあげたかった。
彼女が、嬉しそうに笑ってくれる顔を、見たかった。
それだけ、だったのに。
母に―――…見つかった。
少女に、薄紅色の貝殻をこっそりと手渡したところを]
―回想/幼い日々―
―――……っ。母様っ、どうして…っ!
[そうして、その日の夕方。
少女は――…”新鮮な料理“になって、食卓にいた。
長い夏の陽のおかげで、夕食の時間になっても、
ほのかな明るさの中。
まだ、ぬくもりの残る、鮮血の滴る彼女の肉料理を前に、
泣きそうな声で、母に問い掛けた]
“―――あら。何が不思議なの?”
[母は――美しく整えた細い眉の片方を、
一瞬だけ、ぴくりと微かに上げてそう答え。
何事もなかったように、いつもの優雅な仕草でナイフを操り、
彼女を、食べ始めた]
―回想/幼い日々―
家族の食卓に、気まずい沈黙が落ちて。
父は“こら、母様にちゃんと謝れよ?”と眼差しで伝え、
兄は”仕方ないなあ“と、ひょい、と肩を竦めた。
姉だけは、案じるような瞳を向けてくれたけれど、
その彼女も、躊躇いもなく食事を始めて]
[咀嚼しつつ、時折、強ばりを帯びる姉の表情を見れば。
家族が――…自分にだけ聴こえない『囁き』で
彼らだけの会話していることは、明らかで。
味方してくれる者など、あろうはずもなく]
『食べられない』と思った。
[彼女だけは――食べられない、と。
生まれてからずっと、当たり前のように、
家族と共に、人間を――食べて育ったのに]
―回想/幼い日々―
……っ、ぐす…、ごめん…っ、ごめんね…。
[洞窟の中で、膝ごと身体を抱くようにして座り込み、
少女のことを思い出して、再び泣きそうになっていた時。
誰かの足音が近づいてきて、“おい、何してるんだ?”
と不思議そうに問う声が聴こえ]
―――…っ、あ…あっちに行って!
[追い払おうとしたけれど、
薄暗くなった洞窟の中に入ってきた男の子。
此方からは顔は分からなかったけれど、外の彼には、
泣きそうになった表情を、見られてしまったかもしれない。
何を話したのかは朧げだけれど]
“……一人で、泣くなよ”
[慰めてくれた言葉の響きは、耳に残っていた]
―回想/幼い日々―
[ユリアンに、ちゃんと会ったのは、その夜から数年後、
姉が工房に指輪を注文した時だったか>>>>4:86。
だから、あの少年が彼だったのかは、わからない。
彼であっても、覚えているかどうか>>3:118。
洞窟で一夜明かした朝、流石に使用人に見つかって…。
連れ戻された家で、冷たくなった少女を食べさせられた。
母や家族の為に言うならば。
それは貴族階級出身の人狼の母親にとって、当然の教育。
彼女が特に冷酷だったわけではない、と思う。
時折は、気まぐれな優しさも、示してくれた。
自分は家族の中で、唯一の異端児だったけれど…、
彼らの願いどおりの存在には、とうとう成れなかったけれど。
それでも――…“家族”だった*]
─ 前日 ─
[粗方の話が終われば、ロミの問い>>22に頷いて、ナターリエは教会へと戻って行く。
戻ると聖堂に籠もるのはいつものこと。
かれこれ5日、食わず、眠らずの生活を続けている。
黒珊瑚亭でヘルムートが頼んでくれていた料理>>4:108も、喉を通すことが出来なかった。
最初は祈りの時間が惜しかったためだったのだけれど。
今はもう、眠ることも食べることも身体が拒否していた。
気力だけで動いている状態。
もう、ナイフをしっかりと握ることも難しいかもしれない]
あぁ、明日、は 、
[持ち帰った籠の中。
紅が付いたままのナイフと、小袋に入れられた彼の指輪。
小袋から指輪を取り出し、手の中に握り込む]
明日 は、彼を ────
[体力の落ちた身体で、次に為すことを頭の中に思い描いていた*]
─ 翌朝/→黒珊瑚亭 ─
[夜が明け、いつものように聖堂から直接黒珊瑚亭へと向かう。
その途中、今日に限って自衛団員が慌しく黒珊瑚亭を囲んでいた>>24。
人の多い箇所へと近付いて行くと団員に追い払われてしまったが、何が起きていたのかは知ることが出来た]
……………
[ナターリエは何かを言うでもなくその場を離れる。
指輪を握り込んだままの手に、僅か、力が籠もった]
おはよう、ございます。
[一言挨拶をしながら黒珊瑚亭の中へと入る。
他に食堂に居る者は居ただろうか。
宿泊部屋がある2階は自衛団員達で騒がしかったため、食堂の一席に腰掛けてしばしの時を過ごした]
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