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[きらきら光る瞳を見つめ、先生から許可が出れば、ぱあっと明るい笑顔になり、声も少し高くなる]
……うん。平気だよ。
家には、おじさん……スティーヴ、さん……もいるし。
……先生、ありがとねっ
カレンさんにも、伝えてこよっと……今、どこにいる、の?
だから、もう、逃げない。
……立ち向かえるかどうかはわかんないけどさ……逃げないで、誤魔化さないで……頑張る。
アイツと一緒なら、ね……出来る気がするんだ。
[陽射しの温もり。
ずっと、手を伸ばせなかったもの。
それが、自分を包み込んでくれるから。
ならば、自分は煌星の放つささやかな光で。
その行く先を照らそうと。
心に決めたのは、そんな決意]
うん……もう、ここに、泣きにはこないよ……。
アタシは、大丈夫だから……。
[ゆっくり休んで、と。
呟く髪に、ふわり、白の花弁が*舞い落ちて*]
[スティーヴの誘いに合わせ、結界樹へ向かおうかと思った足は、けれど止まった]
いや、俺は…いい。
先に、少し考えたいことがあるから。
[先のこと。今まで考えることから逃げてきた部分。
今のままでは、決して見据えることのできない世界]
[羽根を仕舞わぬまま、足が自然向かった先は雲海]
そろそろ…結界も解かれるのかね。
……帰れるわけじゃ、ないけどな。
[自嘲ぎみに呟いて。
つい、と視線を背中に向ける]
[最近、痛みの頻度も減り、少し不安になることがある。
不毛な悩みであることは、理解できているけれど]
実は…アイツもう、力で羽根を直してたりしないよな?
[そんな錯覚にも襲われて。
確かめる勇気すらなく、羽根を動かそうとする事はない]
[息を吐く。
今は、まだ、このまま。
それ以上を、望む気持ちはわいては来なかった。
向かう先は、いつもと同じ。
…あの*屋敷*]
/*
ロングパスっぽいものを交えつつ、さくっと投下して〆る。
なんだろう、物凄くシンプルだなあ、今回。
[毎度濃くても疲れますから]
[己の存在を誇示するように翼を広げ。天を仰ぐ]
あは。…何で。何で。ラスとロザリーはああなったんだろうね〜
[堕天尸の二人。その原因を思い出して言う。
負は誰にだってある。
自分で言えばそれは”飛べない”ことだろう。だから「負」があることが疑問などではなくて]
なんでかな〜。なんでかな〜。わかんないや〜。
あはははは〜
だって。だって。だって。だって。
―施療院―
[村の中。露台に歩み出る少女が一人。
はるか蒼穹、翼が弧を描いていく姿を見て、手を振り、目を細めた]
[思い出す、ここしばらくのこと。
森の中、結界樹前で見送ったラスと姉貴分。一緒に暮らすことになったリディアとロザリー。長老を結界樹に放り込んだジョエル。けっこう重い怪我を負って、施療院に放り込まれていたスティーヴの看病。オーフェンを助けようとして、自分がオーフェンと一緒に担ぎ込まれたこと。忙しない日々だった。
沢山の、変化。少女自身は、さほど変わってはいないと自分では思っている。結界樹に入ったからといって浄化されるものもなかった。
ただし、オーフェンを癒す際、治癒の術で力を使いすぎてしまったため、数日の間は起き上がることすら出来なかったし、さらに今はまだ、飛ぶことが出来ない。
こうなることが、飛べなくなることが、怖かった。けれども、実際なってみると、心がしびれたように何も感じなかった。ただ、自分はこれから、また飛べるようになるだろうかと考えると、少し心が冷えるような気分を味わう]
[しばらくの間、そうして蒼穹を見つめていたが、
露台の方へと上がってくる物音を聞いて、振り向いた]
……おや、オーフェン。体、痛まないか?
楽しいね。楽しいね。なんでも。なんでも
[翼をばさりばさりとはばたかせる]
―――駆ける。しゃがむ。寝る。起きる。登る。落ちる。開ける。閉める。食う。吐く
撫でる。引っかく。抱く。離す。持つ。落とす。伸ばす。縮める。
泳ぐ。浮かぶ。沈む。隠す。出す。かける。描く。消す。聞く。塞ぐ。
喋る。騙す。黙す。歌う。踊る。笑う。泣く。怒る。殴る。折る。割る。切る。吊るす。
生きる。殺す。
…あは。まだあるね。まだあるね。いっぱいいっぱい。
たくさん。たくさん。……でも
足 り な い
足りない。足りない。足りない。足りない。足りない足りない足りないたりないたりないたりないたりない。
…あは。あはははは〜
うん! ちょっと出てくるだけだよ!
[部屋から大きな声を上げて祖母に返答しつつ、...は必要な道具を大きなリュックサックに詰め込んでいた。
一週間に一度は洗濯を行いたいので、それに見合った最低限の衣服に、洗濯板。また食事を作るためのキャンプセットなど、リュックの布が弾けるのではないか? と思えるくらい詰め込まれた荷物は、それでも最低限必要なものだけだ。
ようやく詰め終えたリュックを前に後ろ手に手を突きながら床の上に座って眺めてると、大きな溜息がもれた。
あのロザリーが悲しんだ事件。
最初に結界樹に封印されてしまった...は中で様々なものを見た。
自分の闇をジョエルに認めて貰えたこと。
堕天尸となったものの苦しみ。
そして自分もその道へ足を踏み入れていたかもしれないという事実。
恐らく闇は誰でも持っている。
ただ、それが大きいか小さいかの違いだけで判断しているだけなのだ]
/*
さっきちょっと言った先生で絡むのが楽なのは、あの人表情が割と豊かだからもあるのだろうな。カレンあんまり顔に出ない子だから。
やっぱり馬鹿げてるよね!
[そんなのは間違っていると思った。
絶対に間違っていると思った。
だから、好きな絵を描きながら、外の世界を見て回ろうと決心した。
自分の考えが間違っているのか、それとも世界が間違っているのかはわからない。ただ、例え自分が間違っていたとしても、同じ人を軽蔑する気持ちなど、...は持とうとも思わないし、持ちたいとも思わない。
しかし、それでも世界には様々な考え方があり、自分がすべてではないのもしっかりと理解していた。
――だから、誰にも告げずに外を見てくる事にした]
[ロザリーには簡単な手紙を旅行先から出す事にする。オーフェンは診療所で色々と勉強するというからカレンが面倒見てくれるだろう。
他のメンバーは……まぁ心配するだけ損だろう]
あ、そういえばジョエルんとエリリン、それにラスさんとア〜ヤの結婚式はいつだろう?
困ったなぁ……。
その時は戻って料理作らないと。
[そんな事を呟きながら、リュックを背負い店の前に立った。中には心配そうな祖母の姿が見えた。
ああ、いつの間にあそこまで小さくなったのだろう? と思った。
事故があり、自分を引き取ってくれた祖母は大きく本当にたくましかった。
それなのに、本当に小さくなってしまった。
ピンとしていた背は曲がり、元々は綺麗な青色の羽も髪も艶を失って色も白くなりかかっている。
ふと、頭にそんな祖母を置いてでもいかなければならないのか? という疑問が浮かんだ。
しかし、すぐにその考えを振り払う。
多分……今をおいて躊躇してしまったら、自分は二度と世界を見る機会を得る事はないだろう。
道は続いている。
どこまでも続いているが、そこを歩くか歩かないかを決めるのは自分なのだ。
だから――]
いってきます! お婆ちゃん!
[その道の果てに何があるかわからないが、必ず己の宝になると。
そう自分の感を信じて、リディアは歩みだした――]
[落ちていたそれを見つけたのは、ほんの偶然だった。
それは己をかえと云い、狐は躊躇いもなく短刀を取った。
翼を傷つけるのに躊躇いがどこにもなかったといえば嘘になるが、しかし狐の下に隠れた顔は決して誰かに見えることもなく、それを行ったときの狐の心境を知るものは決して他にはありえなかった。]
いいだろう。
[負っていた怪我を癒す。負わせた傷をのぞいて。
このような状況になるのに、興味があった。狐は、男を“かった”。
しかし何がおきるわけでもなく、もう幾年か。]
[結界樹から出た後、それと会うのはだいぶあとのことだった。
迎えにいないのは当然だろうと狐は思っていたから、とくべつに何ひとつ思うことはなかった。
屋敷で出会ったそれに、狐はいつものようにわらう。]
良い子にしていたか?
[おかしそうに。]
ロザリンドが封印されて、残念なことだ。
[露台の手すりに背を向けて、オーフェンと向き合った]
そうか、良かった。けれど油断はしないように。
ん、私は問題ないよ。本調子とはいかなくても、順調に回復している。
[体の力を抜いて。倒れこむようにして。
高台より身を投げ出し。空へと舞う。不恰好に。出鱈目に。我武者羅に
ただ結末はいつも同じ。バランスがとれずに高度が下がって]
あがぐぁぅ
[体を横反転させて、豪快に転がって森へと突っ込む]
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