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─ 昨日/宿屋 玄関口 ─
[他に食って掛かる人が居たとしても、僕の態度は変わらなかった。
それどころか、どうして怒っているのかと首を傾げたことだろう。
手を下したエリザベータの周囲。
人が集まる様子を眺めつつ、僕の思考はもう既に彼女から逸れていた]
どうしようかな、これ…。
[虚ろな瞳が映すのは、手にしたままの短めの剣。
持ち主は逃げ去ってしまい、その剣も紅に濡れたまま。
このまま風呂場まで持って行って、洗ってしまうのが早いかと考えた]
[僕の言葉に感情を揺らすオトフリート>>57のことは、ただ虚ろな瞳で見るだけで。
エリザベータを運ぼうとするのが見えると、彼からも、虚ろな瞳は逸らされた]
ああ、ありがとう、フォルカー君。
[無闇に紅を広げないために同じ場所に立ち続けていると、お湯を沸かしてくれたフォルカー>>36が僕を呼びに来た。
それには礼を言って、虚ろな瞳を瞼に隠して微笑む。
その場で靴を脱ぐと、血塗れた靴を持って風呂場まで案内してもらった]
─ 昨日/宿屋 風呂場 ─
[案内してくれたフォルカーと別れると、服を着たまま風呂場まで行って、先ずは靴と剣を風呂場の床へと置いた。
それから脱衣所で返り血に染まる上着を脱いで、内側を表にするように包み。
残りの服も脱いで風呂場へと入った]
うわぁ……髪にまで付いてる。
[長く垂れ下がる後ろ髪を見ると、飛び散った紅がこびり付き、髪をいくつかの房に分けている。
お湯につけて時間をかけて取る必要があるなと考えながら、先ずは靴と剣に付く紅を洗い流した。
湯に溶けた紅が洗う度に色濃くなる。
それを捨てて新しい湯で洗う、をしばらく繰り返して。
粗方洗い終えると、ようやく自分についた紅を落とすことを始めた]
[手に付いた赤は靴と剣を洗った時に落ちたため、先ずは顔に付いたものを落とす。
ついでにお湯を身体にかけ、冷えぬように気をつけた。
肌に付いた紅が落ちたなら、今度は湯船に浸かり、湯桶に髪を浸してこびり付いた紅をふやかし始める。
時間が掛かるだろうからと、しばらくはゆっくりと湯に浸かっていた]
……………。
[湯船の淵にしな垂れかかるようにして、淵に重ねた手の上に頬を載せる。
小さく息を零したのは、知らず強張っていた身体が湯の温かさで解れたためだった]
[自分が為したことに罪悪感は抱いていない。
やれと言ったのは、自衛団の方なのだ]
───……あの時と、似てるなぁ。
[ふと、15年前、この村に来る前にあったことを思い出す。
父が、僕に自分を刺せと言った時のことを]
あの時は、言われた通りに出来なかったんだっけ。
[父には殺せと言われたのだけれど、7歳の僕には父を傷付けるだけで精一杯だった。
その後に母に止められたせいもある。
それがあってから僕は祖父の下へと移され。
直後、父と母は他界した。
祖父は何も言ってなかったけれど、多分、心中したんだと思う]
[あの時、父が人狼に感染していたと言うのは知らなかった。
父は僕や母に危害を加えるのを恐れて死を選んだらしいけれど、他の人に言うわけにも行かなかったため、詳細は告げず僕に指示したらしい。
母に言ったら止められるのが分かっていたからだ]
[刺すために使ったナイフは銀製で、殺すに至れずとも父には致命傷は与えていたらしい。
死の差し迫る父に母は覚悟を決め、自らの手で止めを刺し、自分の命も絶ったのだろう。
二人共、残される僕についてを考える余裕は無かったらしい。
それについて祖父がぼやいていたのを聞いたことがあったけれど、僕は特に気にしていなかった]
[言われたことを行うことに疑問は抱かない。
だからこそ父の時も、今回のことも、躊躇うことが無かった]
………────ああ、もしかして。
[湯に浸かり、髪を浸したままぼんやりとしていて。
不意に頭に浮かんだことがあった]
僕は、人を殺すために生きてる、のかな───?
[誰かを護るのではなく、誰かを殺すために。
与えるのではなく、奪うために。
そのために生きてるのではないかと、そう思った]
これが、僕が求めていた理由、なのかな…。
[まだはっきりとは確信出来ないけれど、求めるものが見えてきた、気がした]
[浸していた髪に付いた紅もこそぎ落とすと、水気を絞り身体を拭いて。
隅に置いてあった靴と剣を持って風呂場を出た。
脱衣場で服を着ようとしたけれど、上着はもはや使い物にならず、袖を通すわけには行かなかった。
代わりに剣の刃を挟むようにして鞘代わりにする。
ズボンやシャツは多少紅が見えるものの、着る分には問題ないようだったため、上着無しの状態で着ることにした]
─ →昨日/宿屋 一階 ─
[長らく風呂に浸かっていたため、食事スペースへ戻ってきた時にどのくらい残っている人が居ただろうか。
宿屋の主の姿を見つけると、テーブルに置いたままの図鑑と羊皮紙、ペンを指差し]
すみません、あれ、あのまま置いておいても良いですか?
着替えてから、また戻って来ますので。
[宿屋の主も僕達の出入りについては団長の遺志もあり了承しているようで。
快く、とは行かなかったが頷きを返してくれた]
ありがとうございます。
では、後程。
[そう言って一度、僕は宿屋を辞し自宅を目指した]
─ →昨日/自宅 ─
[剣も持ったまま自宅へと戻り、まずは着替えを用意する。
剣を挟んでいた上着はそのままゴミ箱へと捨て、剣は別の布で巻いておくことにした。
着ていた物を脱ぎ、新しい服に着替えて。
脱いだものも捨てると、布で巻いた剣を手に持った]
───……と、羊皮紙、追加するか。
[向こうにある分では足りなくなるかと考え、新たに羊皮紙も用意して。
それらを手にその日のうちに宿屋へと戻った]
─ →昨日/宿屋 ─
[宿屋に戻るとまた席へとつき、剣を床に置いて図鑑へと向き直る。
ページを捲っては絵を描き、途中休憩を入れたり、食事を頼んだりしながら、結局ずっと宿屋で過ごした。
夜も灯りを借りて描き続けて居たのだけれど、描いているうちに睡魔が襲ってきて。
ここに集められた朝の時のように、テーブルに突っ伏して眠ってしまっていた]
─ 翌朝/宿屋 一階 ─
[眠りは深く、起きて来て支度を始めた宿屋の主には全く気付かない。
誰かが食事スペースにやって来ても、しばらくは眠り続けたままだった]
/*
18時くらいからテレビ見ながらだらだら書いてたせいでこの時間。
しかも発言長いw
この先どう動くかぬぅ。
誰でも殺しに動けるけど、殺す動機をどうするかか。
基本は誰かに言われれば、だけど、こうなるとなかなか難しいだろうしな。
一応、人狼を探す動きにはなるんだろうか。
団長にそう言われていることになってるし。
デザイナー ヘルムートが「時間を進める」を選択しました。
─ 翌日・宿屋一階 ─
[飲み物を待っている間、ヘルムートが机に突っ伏しているのに気づいて近付く。
灯りが置いてあるのを見て、昨晩からここに居たのかと気づくと身体をゆすった。]
こコで寝タノか?風邪引くゾ。
[そう声はかけたが、目を覚ましたかどうか。]
― 昨夜・宿 ―
[死を目の当たりにしたのに、涙が出てこなかった。
自衛団長の時もそうだった。
怖かったけれど、修道士が来てくれるまで泣けなかった。
御伽噺の霊能者は、もっと嘆いて死んでゆく人の心を視ていたのに]
僕、壊れてるのかな。
[デザイナー>>75を案内してから戻ってくると、少女>>63も今夜は宿に泊まることになったと父親が教えてくれた。
話がしたくて部屋に行こうとしたけれど、突然に目の前が真っ暗になった。身体が傾いで紅色の瞳も瞼の裏に隠れた。
気がついたら自分の部屋で、朝になっていた]
─ 翌日/宿屋 一階 ─
[夢は見なかった。
それ程までに眠りは深かったのだけれど]
……ん───。
[身体を揺すられる>>86と、ゆっくりとではあるが意識は深みから浮かび上がって来た]
──────?
[虚ろな瞳をふるりと振るわせた瞼から覗かせ、ゆるく、瞬きをする]
………ああ、そう、か。
あのまま、寝てしまったんだね…。
[テーブルに両肘を突いて身体を持ち上げ、右手で口許を押さえて欠伸をした。
傍らにライヒアルトが居るのに気付くと、「おはよう、ございます」と、暢気に挨拶をしていた]
― 翌朝・宿一階 ―
[裏で顔を洗って戻ると、厨房にいた父親に立ち塞がられた。
動けるのかと聞かれて大丈夫と答えたら、またスープだけは飲めとカップを押し付けられた。飲まないと行かせてもらえそうになかったから、大人しく飲んだ。ちょっと苦くて熱かった]
おはようございます。
[食事スペースにも既に人>>85>>89がいた。
デザイナーを見たらゾクッとして、少し離れた場所から挨拶した]
─ 翌日・宿屋一階 ─
[相変わらず死んだ目だなと思いながら、呑気な声>>89には『おはよう』と返す。仕草自体は日常の挨拶と変わりがないから、挨拶を返した、というのは分ただろう。]
根詰めるノは宜しクなぃぞ。
顔洗つテ来い。
[まだどこかぼんやりした様子に、くいと水場を指して言った。
デザイナー、という職業はあまり馴染みがなかったが。
書き付けてあるものはその際見れ、ふぅんと場違いに感心した。]
/*
ところでweißeって白って意味だったんだね!
と後になって知った罠。
まぁ訳出来たんだよねきっと(
大丈夫な範囲内だと思いたい。
─ 翌日・宿屋一階 ─
[フォルカーの姿>>90が見えればひらと手を振る。
昨日はあれから殆ど顔を合わせなかったから、様子を伺いながら『大丈夫か』と仕草した。
胸中で昨日のweiße―つまりは白という言葉は気にかかったが。
それを問うかどうかは少し迷っていた。]
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