情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―深夜―
[月の女神の声が、ねっとりと体全体にからみつくかのような感触。ただでさえ失われた体力がさらに減るような。それでも、理性を持って人を殺す。獣ではないのだ、自分は。そう言い聞かせるように]
[銃口に取り付ける、細長い筒。ずっしりと重くなるがそんなものである]
[靴を抜いて歩けば、ほとんど足音なんてしないだろう。
そうして、自分の部屋を抜け出して、ローザの寝ている個室へと。
ウェンデルを探す為に、一つ一つの部屋を開けてまわったおかげで、どこがローザの部屋なのかは知っていた]
[布団の中で眠るローザの表情には憔悴が見てとれる]
[それが、人間として大事なものと、役目を果たすことで得られる快楽との狭間によって刻みつけられたものだというのは何となく理解していた]
[血 "知" を味わう時に関いる酩酊感に似たところがあるのだろう]
ローザねえさん。お疲れ様。ほんと、これが最期のお別れなんだな……
あんたを恨んだことなんて一度もねえ。
でも、『場』を開けるには、あと5人の死が必要になる。
恨みごとはあっちで聞くし、……あんたのかわりに、ラーイを見守るよ。
無理させねーよーに。
これがラーイの心を砕く事になりかねない、ってわかってても……でも、俺はこの道を行くよ
[布団をはぎとりふんわり自分もかぶる。この寒さでローザは目がさめたかもしれないが、それが永遠のお休みである]
[装填、安全装置の解除、そして発射。光も音も、御手製の減音器でほとんどしない。布団の中でそんな作動音も書き消え、そして、胸から血を流すローザだけが残った]
うぅぅ………ぁぁぁ
[鼻につく血の匂いに、震える。
欲しい、欲しい、欲しい、欲しい、ホシイ、ホシイ、ホシイ]
[それでも、薬莢を拾い、暴発しないように銃の後始末を終え、もどかしい手つきでボタンをはずす。
シャツが脱げれば、火照る体が露になり、それはすぐに金色の獣に変じた]
[鼻先を血を流す胸へと近づけ、血を味わった。"知"った。]
[たくさん知りたいと食べる。
そして、死んだものの霊を視ることのできる力があることを。
あふれてくる、様々な記憶。想い。どれだけの月日を、老神父と、ライヒアルトと三人で肩を寄せ合って暮らしていたのか]
[尻尾をふりながらすする食事が終わるのは、硬い歯ごたえとともに]
[鉛玉であった]
……何をしていたよ、俺。
[ここまで食べるつもりはなかったというのに。食事に没頭してしまった。]
ったく、馬鹿だな。――救いようがないくらいに。
[ライヒアルトに無理をさせたくない。そんな姉の願いを"知"りながらも、自らの行いは全く逆だった]
[冷水を浴びたかのように、体の火照りも覚め、事後処理をした]
[まずは前足についた血をなめとる]
[服と銃は加えて自分の部屋に置き、獣の姿そのままで足音なく1Fまで降りていった]
[血の臭いを落とすため、またしてもの温泉タイム。
獣の姿のままつかり、毛皮についた血と、その臭いを落とし]
[例により、ぶるぶるぶる、と身震いして雫を落として、足を拭いてから自分の部屋に帰った**]
薬師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
薬師 ゼルギウスが「時間を進める」を取り消しました。
薬師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
薬師 ゼルギウスが「時間を進める」を取り消しました。
─ 昨夜/個室E ─
[陽が落ちてから部屋へと戻り、灯りもつけぬままに椅子へと腰掛ける。
窓からは月明かり、満月よりは欠けた姿。
その色がどうだったかは、覚えていない]
……まだ、居る。
人狼は、まだ、居る。
[ブリジットはどうだったのか。
『見極める者』をも疑っていたクレメンスにそれを知る術は無く。
ただ、人狼がまだ残っていると言う事実しか分からずに居た。
左手のグローブを外し、月明かりへと晒す。
呪印は、未だ身に刻まれたまま]
アイツを殺して。
それで終わらなければ、もう1人殺して。
そうだ、ミハエル以外を殺せば、きっと。
[意識を取り込まんとする昏いもの。
それに抗おうとする意識もあれど、今は弱く。
殺意は一つの矛先から複数に分かれ、次第に昏いものは、殺意を単に誰かを殺したいと言う欲望へと変化させようとしてくる。
表には出ない意識下の葛藤。
その思考を途切れさせたのは、扉を叩く音と姪の声>>45だった]
…入って良いぜ。
[部屋は朝に回った時に教えておいたから、突然訪れたことに驚きは無い。
承諾の声にミハエルが室内に入ってきたが、そちらを見ることは無く。
月明かりに横顔を浮き上がらせた状態のまま、呆とした様子を見せていた]
[やや長めの沈黙を破ったのは、ミハエルの声。
静寂を裂いて告げられた言葉は、予想外のもの]
……………は?
[鳩が豆鉄砲を食らった。
そんな表現が正しく合う表情]
父に、って。
お前の親父さんは存命中だろ。
親が居ねぇからってならまだしも…。
[ミハエルの意図が読めず、表情は困惑したものへと変化した*]
保父 クレメンスが「時間を進める」を選択しました。
/*
昨日の夜を遡って。
……何でコミットしてないのに済にしてたんだろう……。
ゼルギウスがアンカーなのを忘れてるといけないからまだコミットしないで置いて、って考えたのまでは覚えてる。
アンカーするってメモが見えたから済って書いて、そのまま寝たのかもしかして(滅
寝落ちないようにはしてたけど、結構限界ギリギリまで起きてたからなぁ、最近…。
……うちの父上は、一見元気そうなんですが、余命3ヶ月から半年と診断されていましてね。
しかも、疾患の元凶が頭の中にあるそうで。最近言動が少々おかしい事があるんです。
そもそも、ボクが家出して別荘に来ていたのも、それが原因で。
父上がボクを男だと思い込んで、女性との婚約話を取り付けようとしてたからなんですが。
[原因が病気だとわかっていても、さすがに家人にはまだ言っていなかった。
ユーディットには話そうとしたものの、他の使用人が聞いているかもしれない場所では切り出せなかった。
もちろん、父が進めていた縁談話は、父の事情を知っている側近たちに揉み消させるよう頼んでおいた]
/*
お、おやっさーーーーん!!wwwwwwwwwwwww
まさかそんなことになっていようとはwwwwwwwwwww
憎まれっ子世に憚るの原理で超元気なんだと思っていた。
[だからと言って芝を生やすな]
まあ、今はいいんです。
父上のぶっ飛んでるのは今に始まったことじゃないので、周囲はまだ気付いていませんし。
でも問題は、父が亡くなった後の事。
ボクも爵位はもっていますが、父上が後見人だからこそのものですし。まだ未成年ですからね。
正式に侯爵家を受け継ぐ事ができるのは、成人してからになる。
父に何かあった場合の新しい後見人は、多分父方の遠戚から選ばれる事になると思うのですが。
まあ7割が『自分の利益しか考えてない』人たちで、残りは『無能』なので、誰が後見になったとしても、ボクが正式に爵位を継ぐまでにどんなことになる事か。
なので、先に後見人としての手続きをさせて頂きたくて。
伯父上なら、家柄云々はともかく、血の近さという点で手続きはなんとでもなりますし。
[本当は、この話は騒動が終わってから持ちかけるつもりだったが。
伯父を驚かせるのに一番手頃なネタがこれだったので、仕方ない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新