情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 昨夜/個室E ―
[クレメンスの内心でのツッコミ>>65。はしらないが、そんなことになって…という言葉には状況説明の合間に苦笑を浮かべた]
まあ、もうすぐ53歳になる方ですから。
ボクが25になる頃には、父上は60過ぎになる。
さすがにここまで早いとは思いませんでしたが、覚悟だけは先にしてくように…と言われて育ちましたし。
[さすがに、この騒動に巻き込まれた以上、下手すると余命1年足らずと言われた父より先に自分が…という事までは言わないでおく。
その後も話を続けて、大丈夫なんだったら、という返答>>66をもらえば、にっこりと笑顔で頷いた]
当然です。ボクの伯父上なんですから。
元犯罪者だの家名だの学歴だの、そんな事で文句を言ってくるような連中は、ボクの方で再起不能になるまで叩き潰しますし。
[外見や根本的な性格はどちらかというと母親似だが。
やっぱり、父親に似た部分もあるもよう]
それと、その……もうひとつ、相談があるんですが。
[そして、その話が終われば。
たまに視線を泳がせたり、ちょっと赤面したりなどしながら]
あのその、気になる人がいまして。
あ、ちゃんと男性ですよ。女性じゃありませんから。
[過去に色恋沙汰など女性相手(しかも先方からの一方的なもの)にしか縁がなかったので、かなりテンパっている。
年の功としてのアドバイスを聞いて、頷いたりなどしてから]
……………でも。
一番の問題は、相手が人間か人狼かわからないって事なんですよね。
[最初にそれを言いましょう]
― 翌朝/2F廊下 ―
[自分の言葉を肯定するライヒアルト>>50の言葉には、かける言葉がすぐにみつからず。
エーリッヒの声>>51>>52ならば、ライヒアルトが手放したように見える心にも届くかもしれない…と。そんな僅かな希望にかけるように、状況を見守った。
幼い頃によく遊んだエーリッヒと違って、ライヒアルトとは教会に祈りを捧げにいった時以外ほとんど面識がない。
それでも彼らが親しかった事くらいは知っていたから]
………務めを果たす為だけに、全てを滅ぼす気か。
[けれど。人であることを捨てるというライヒアルトの言葉>>73に、チリリと右胸の蒼花が熱を持った。
自分のなかの『何か』が、対である存在の変化に怒っているように感じた]
人である事を捨てて。ただの概念、ただの役割、ただの象徴となって。
それで何を為せる。何を果たせる。そこに何が残る。
……ふざけた事をぬかすな、朱花。
[生まれた頃から胸に抱えていた『蒼花』は、とっくにつま先から髪の毛の一本まで、全身に内側から根を張り巡らせている。
貴族として『人々の指導者』たれ――と育てられた彼女と、ほぼ同一の存在となっている。
だからこそ、よほどの事がなければ蒼花が彼女の行動や思考を阻害・誘導するような事はなかったけれど。
いま喋っているのは、多分『蒼花』の方だろう]
― リネン室 ―
[>>56 途中でゼルギウスとすれ違っても、反応しない、できない。顔を真っ赤にして、涙ぐみながら走ってゆく姿を見て、何と思われようとかまるで考えていない。]
[シーツを手にとり、嗚咽を殺すことなく、泣いた]
[>>73 ぶった一瞬、元のライヒアルトの目に戻ったと思ったが、すぐにそれは揺らいで消えた。>>74 、ローザのことを見ようともしなかった]
信じない、俺は、信じない……ラーイは、生きてる。生きてるんだ。
[>>3:171 二日前になるか。ライヒアルトの言う「叶う限り」 その期限が切れていないことを、信じたかった]
[そして、呼吸が落ち着いた頃に、涙を拭って、2Fに戻るだろう。こすった為か、目のまわりの腫れは残っているだろうが]
→2F 部屋H
つーか、まて。
なんで蒼花が人格得てる。
いや、宿主の行動阻害とか誘導とかするくらいだから、意思くらいもっててもいいのか?
― 二階 廊下 ―
[扉が開いたままであれば、幾つかの話し声が耳に届く。
今一番聞きたい声だけが聞こえない。
予想はしながら、開いている扉に向けてまっすぐ歩く]
ロザ。
[引き取られてきたばかりの頃、教会に行くと笑って迎えてくれた少女の声がしない。
まだ孤児院もなくて、子供の数も多くはなくて。特殊な環境で育てられた身体は弱くて少年達の中にすぐには溶け込めなくて。
一番最初に友人になってくれたのは、彼女だった。
相手からは子供達の一人としか認識されていなくても。この村で育った「ゼルギウス」を作った一人]
─ 部屋H ─
[向けられる言葉>>78 >>79に、ゆるり、と首が傾ぐ。
天鵞絨は揺らがない。
ただ、蒼き聖花の元には朱き狂花の立てる、哂うようなざわめきが届くか]
……元より、何もなかりせば。
全て滅ぶも、また理。
[返される言葉は、ただ、静か。
それきり、天鵞絨は『蒼花』よりそらされる。
興味を失したかの如く]
―2F 部屋H →集会場の外―
[丁度自分が出て行ってしまった為、ミハエラの変化は目にすることはなかっただろう]
[シーツを持って、戻ってきて。その場で動けそうな者なら、状況関係なく埋葬しようと声をかけた。その中にライヒアルトも当然含まれていた。拒絶しようもんなら、今度はカッと来てグーで殴ろうとしたが、それは誰かに止められたかもしれない。]
[昨日埋められたブリジッド。その横に、ローザもまた眠ることになる]
ローザねえさん……ラーイを、あきらめねーよ、俺。
[祈りというよりも、誓いだろう。
そして、埋葬が済めば、また、戻る。――すっかり習慣になってしまったかのように、広間へと。]
→広間
/*
余談だが。
なかのねこ的には完全放置ぷれーになってしまっている姉さんにじゃんぴんぐにゃんこ土下座をしたくて仕方ない。
ごめんよ、ごめんよ……!
埋葬してから壊れると異様さが出ないと思ったからなんですー。
― ***/昨夜 ―
[目を開ける。]
[映るのは、横たわる自分自身と、それを受け止めてくれた保父の姿。]
――…良かった。
[役に立てた。無事だった。父とも兄とも慕う人。
自らの血で、彼の手と黒衣を濡らしてしまったけれど。
抱き締められたのなんて、何時振りだっただろう。]
[ずっと、あの日森で見付けてくれた保父の背中を追っていた。子守で身を立てているのは、孤児院時代にクレメンスから貰った、優しさと厳しさが故だった。
この世に生まれて、初めて得た家族とは、形も色も違うけれど。
孤児院の皆を”家族”だと思えたのは、きっと、彼を核にした其処だったから。
なんで>>14、なんて、言うまでも無い。]
……クレム兄さんだから、だよ。
[己の骸を抱く保父を、触れえぬ腕で後ろから抱く。
あの日のよう、背へ擦り寄せた頬に、もう彼の体温を感じる事は出来ない。
けれど幸せだった。この身で彼を護れたのなら、それは、幸せな終わり方だった。]
[だからいっそ嬉しい筈、――なのに。]
[保父から離れた視線は、"自分"の頬に寄せられた修道士の指先>>33を見る。
ピアノを奏でる、綺麗な五指。
幼い頃、行き場のない寂しさの逃げ場をくれたのは彼だった。]
……ありがと、
[未だ保父に反抗していた頃、覗いた教会で見付けた音とそれを奏でる少年。
鍵盤を前に真摯な眼差しで、けれど楽しんでいるような。
思わず声を上げて、演奏の手を止めさせてしまったその時は、とても勿体ない事をしたような気に成ったのだ。
それから、事有るごとに足を運ぶ子供等邪魔だっただろうに。
迎え入れてくれる彼に甘えて、唄まで教えて貰った。今も忘れない。
時には、其処に彼の姉も居た。一緒にピアノを聴かせて貰って、傍らで踊るローザを見ていた。
彼女のように舞ってみたくて、真似して転んだ自分に凹んだ事もあったような。
そんな、昔の日常を思い出す。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新