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組織の為ではなく、私の意思。それが結果的に組織の為になっているだけ。
フッ…案外、私こそ組織にとっての裏切り者なのかも知れんな。
貴方に失望されないよう最大にして最高の努力はしているつもりなのですけれどね、一応。
[すみません、と謝罪の言葉と共に]
そうですね…。
あくまでも第1席にシビリアンコントロールとしての機能を求めるなら判官殿では、と暫定的な推挙はできるやもしれませんよ?
[求められた意見に答える声音はあくまで平素通り。
視線があえば少しだけ血の巡りが早くなったように感じられた]
…ええ。
ありがとうございます…私もあなたのそばを離れるつもりもありませんから………。
…フン、今更な。
その部分は元から変わらないだろう、白羊の。
それ以外で各自がどうするかは自由さね。
[例えそんな自由はどこにもありえないとしても。
その言葉は口には出さずに]
ああ、今を楽しむ。
それで十分さね。
受け入れるか……。
それがどれだけ甘美な事か、俺自身が一番わかってるんだけどなー。
ま、死にたくはないし、かかる火の粉はバリバリと防がせてもらうけどよー。
[そうゴチて、エドガーに]
ビジネスにはならなくとも……ってところだよなぁ。ま、程程に力ぬかにゃならねーってもんさ。
[それと同時に、普段の気だるそうな彼に戻った]
[エドガーの言葉に頷いて]
それもそうだな。
寝て起きれば、何か妙案の一つでも浮かぶってか? それとも三人寄れば文殊の知恵か? どっちにしても、今のままならくたびれるだけだしな。
ナナエ、部屋に戻るぞ。
んじゃ、皆々様、おやすみ〜っと。
[後ろにナナエを仕えさせながら、...はビル内の自室へと消えていった]
[レッグやミュウたちの会話を聞きながらカップの中身を空に進め。
漸く、ソーサーへと置き戻る頃に、ぽつりと、言葉を零す]
あの方から下される命をこなす事が愉しいかは兎も角、
僕も――これ以外の生き方は、知りませんし…望みません。
[あの方の元に来た事で、得られた物もありますから。
薄らと笑みを浮かべながら、ゆっくり席を立ち上がった。
銀のフレームを僅かに押し上げ、僅か首を傾げば
鮮やかな蒼が左の銀を隠し、さらりと頬へと掛かる。]
それでは、僕もそろそろ失礼致しますね。
――皆も、良い夢を。
[美味しい紅茶をごちそうさまでした、と一言ジョエルへ言葉を投げ。
残る者達に、僅か頭を下げ与えられた部屋へと*向かった*]
[エドガーの言葉に足を止めると、振り返らずに何もない無機質な天井を見上げた]
神は述べた。
求めよ。さらば与えられん。
神は述べた。
尋ねよ、さらば見出さん。
神は述べた。
門を叩け、さらば開かれん。
なれど、我は宣言しよう。
求めても、尋ねても、叩いても、それでもなお、私にはここでやらねばならぬ事があるのです。そのために、魂をも悪魔へと差し出しましょう。この心臓を供物に捧げましょう。この心をも、鉛に鎮めましょう。
だから、私は求めません。尋ねません。叩きません。と……。
[意味があるのかないのかわからない一文を述べ、ナナエの肩がピクリと震え……。そしてそのまま無言で二人は消えていった]
[いきなり向き直ると、レッグの肩に顔を寄せ耳元で囁いた。先ほどとは全く違う声質で。]
…そこのメイドのような手勢を増やしているな。…組織は甘い相手ではない。
…思い詰めるなよ。多少は力になろう。
[...の自室は、飾り気のないものだった。
更に色もモノトーンに統一され、彩りも悪い。
電気もつけずに室内に入ると、そこでようやく全ての力を抜くように息をついた。
その様子に、それまで感情を露わにしなかったナナエが、心配そうな表情で、肩に手を乗せた]
ん?
ああ、大丈夫。心配ないよ。
「……本当?」
問題ないって。あんな狸と狐と鼬の化かしあい程度で、俺が疲れるもんか。
[それが空元気だと、ナナエにもわかっていた。それでも、かける言葉が見つからず、無力な自分に項垂れた]
本当に大丈夫だ。
だから……もう少し待っててよ。姉さん。必ず、ルイを見つけてやるから……。
[その言葉は、ただ暗い部屋の中で*木霊するだけだった*]
[...はその言葉を耳にしながら、ただ静かに口元を歪めた]
大丈夫さ。
俺にも目的はあるんだ。叶えるまでは絶対に死にはしない。おっさんもそうだろう?
目的が共通だからこそ、死ねないのは。
後、ナナエの他に数人の絶対服従者を組織に内に入れている。それと、C4を十個用意させた。後で誰かに持っていかせる。
[それ以上は必要ではないと、自室に戻る前に囁いたのであった]
普通?そんなモノ人それぞれ。
そして私にとっては命を奪う事も普通だわ。
[迷い無く言い切った後、ティーカップに残る紅茶を飲み干してかたりと椅子から立ち上がり。]
さて、と。それじゃぁ休ませて頂こうかしら。
夜更かしはお肌に悪いしね。
[冗談めかした言葉とともに手をひらひらと振り]
――貴方に失望など、一度として有りませんよ。
…貴方が、謝る事など。
[僅か瞼を伏せ、小さく静かに。音を紡ぐ。
続く言葉には何も無かったかの様にあぁ、と相槌を返し]
なるほど、一理有りますね。
暫定的では無く、永続的な実力が伴えばいう事も無いのでしょうが。
[席を立ち、残る者へと挨拶を述べながら言葉を紡ぐ。
再びかち合う視線と返る言葉に、柔い笑みを微かに浮べた]
――ええ。
そう、信じていますから。
[それではお休みなさい。と。
声とは異なる穏やかな色を持った響きで、相手へと告げる。
そのまま、ゆっくりとした足取りで自室へと*向かって*]
[エドガーの言葉に、はぁいと答えると]
じゃあ、お姉様、星見のお姉ちゃん、おやすみなさい
[二人に軽く手を振り自分に割り振られた部屋へ]
/中/
|ω・´)寝る前にご挨拶。
睡魔に負けて、会話ぶち切ってゴメンなさいですよーorz
お疲れ様です&よろしくお願いします、ということで。
おやすみなさいませ!ノシ
─自室─
[ボフッとベッドにダイブすると、ポイポイと服を投げ捨てる
下着のみになると、一緒に部屋まで来ていたトリナエストに向き直り]
おいで。寝よう
[そう言ってベッドに招き入れる
その頭を撫でつつ、頭に浮かぶのは先程のエドガーとレッグ、二人の彼女を見る眼差し]
むう、私おかしなこと言ったかな?
[答えなど期待しない呟き。やがて彼女はトリナエストと共に眠りに*落ちるだろう*]
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