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――…、
有難う御座います。エドガー殿。
[一瞬の沈黙の後。小さな溜息と共に短く謝礼を告げて。
部屋を後にする白羊宮の背を見詰めながら、ポツリと]
…ディーノ、一つだけ確認したいのですが。
[聴いても宜しいですか、と。短く問う。
と、ノブの言葉に足元へ横たわったままのシャロンの亡骸へ
視線を向ける。一瞬思案しながらも腕へ抱えた白猫を静かに下ろし]
僕で宜しければ、確認しますが。
/* あー、成る程。白ログをどうするかって事か。まぁそんな感じで(テレビの中で)いいかと思いますw
念じたら見れるとか無茶苦茶な設定で考えてましたが(ぉぃ */
[...は大きな溜息をつくと、メンバーを押しのけて前に出た]
メンドクセーけどよ、誰も検死しねーなら、昨日のクローディアと合わせて俺が見るわ。
一緒に確認したいやつぁ、後ろから覗いてろ
[言うが早いか、すぐにシャロンの体温や脈など、細かい部分も含めて診ていく]
[立ち去るエドガーを静かに、それでいてどこか冷たく見送り。
その姿が見えなくなったところで、投げかけられたマイルズの言葉に、そちらを振り返る。
碧の瞳は、既にいつもの色彩を織り成して]
ん……オレに?
まあ……かまわないけど。
/* まぁ適当に大して描写も無く(下界の様子を)見ている事にしますw 何というか個人個人で下界見る方法が違ってもいいんじゃないかと(ゎ */
矛盾がぐるぐる回るんだよねえ。
能力を使って殺す→足が付く。
パラを使う→殺し屋とバレる。
でもね。君が言うように僕らはお互いの能力を知ってるわけじゃないのだから。なら能力を使う=身元が割れる訳じゃない…なら白羊を殺すのに銃はいらなかったはず。
そう素直に考えるなら?蛇を殺した人物は「殺すのに銃が必要だった人物」…。
そして、今回もまた死んだ金牛は銃で死んでいる…何か見えてくる気がするんだよねえ?
ま、単なる推測だけどねー?
[にへらとミュウに笑いかける]
いえ、大した事では無いのですけれど。
[その場に居たのが貴方でしたから、と
何処か苦笑を滲ませ僅か肩を竦めつつ]
…あの時。――此処に駆けつける前ですね。
一人の対象を襲う、複数人の気配を感じた…と思ったのですが。
[僕の思い違いでしたでしょうか、と。
緩やかに首を傾げながら、短く問い]
『隠し拳銃は使うべきでなかった。
いや…元々使う気は無かったが、金牛宮がそれを許さなかったのだ。
厄介な置き土産を…。』
[マイルズの問いに、きょとり、と瞬いて。
それから、右手を握り、開いて銀時計をそこに浮かべる]
ああ……それは、オレも……そして、『半身』も感じてた。
[な? と。確かめるように銀時計に呟けば、時計はきらりと煌きをこぼし]
星読みの君は、裏切り者は三人、と言っていたから……複数での襲撃は、十分に考えられる、ねぇ?
そこはちゃんと考慮の上かい。
確かに矛盾は多いネェ。
だがね、双児の。
隠している能力をそう簡単に見せるものかネェ。
銃ならここにいる者は大概が扱えて、威力も維持できる。
カモフラージュにうってつけでもあるんだよ。
アタシのも推測に過ぎないがネェ。
一面からの推測を口にするのはアンタらしくないと思うのさね。
[クツリとノブへ笑い返す]
複数…。
それなら他にいた者はどこに消えたんだい。
前提が随分と変わってくるネェ。
[マイルズとディーノの遣り取りに肩を竦める]
やれよ、面倒なこと。
もっと簡単に割れる手段がないものかネェ。
…有難う御座います、ディーノ。
[相手の答えと、銀時計の煌きに
僅か笑みを深め、満足そうに謝礼を述べて]
…エドガー殿が「シャロン一人で来た」と申したものですから。
エドガー殿が仰るとおり、シャロンが裏切者ならば
我々が感知した「複数」と称される仲間の存在を、
エドガー殿は認知しなかったのかと。
[そう思いまして。
僅か目を細めながら、口許に柔い弧を浮べ]
そうなんだよねぇ……。
少なくとも、一対一の気配ではなかった。
んじゃ、もう一人はどこへ? ってなる。
[ミュウの言葉に、さらりと答え。
続いた言葉に、碧の瞳はわずか、細められるか]
……簡単に割れる方法があったとしても、信じ難いのが現状の問題点……かなあ?
[ひょい、と肩を竦めつつ。
マイルズの言葉には、確かにね、と呟き]
……認知しなかったか……はたまた、最初からいるとわかってたか。
さて、どっちだろうねぇ?
何か、1日目辺りからひしひしと感じてたから…
戦闘希望出さなかったんだけど。
いつの間にか「裏切者以外と戦闘がしにくい」流れになってるから
自然、狼側にしか戦闘回らない気がするんだよねー…とか…。
カルロスとオーフェンとかは、
血気盛ん系だから、「勢い」使えばバトれるけども。
完全に唯のRP村になりつつある予感。
……まぁ、其の場合はバトルから身を引きますけどね。
…相変わらずRP村だと死亡フラグたたねぇなー(けら)
[死体の損失は主に上半身だった。
そのため、ゆっくりと上から順々に見ていくことにした]
ん? 銃創に生活反応? って事はこれは死因じゃねぇな。
[一番目立つ二つの銃創付近を簡単に調べると、死体には見られない反応があった。
それは傷の周りにある銃弾の回転により焦げている箇所に見られた。
そこは落ち窪んでいる筈の箇所に若干の盛り上がりを見せていた。
そこで、次に目立つ刺し傷を見る。
そこも生活反応が出ているが銃創に比べて薄い事から、刺し傷が後で出来たことを示す]
銃で致命傷を与えておいて、刃物――この傷の大きさから、ナイフかな? でトドメか。随分と念の入用だ。
[他に傷がないか探りながら、ふとシャロンの胸元に触れた時、少し硬い感触があった。
そこで、一度目礼をした後で、上着の上部を少しだけ開けると、そこに牡牛のカードが垂れ下がっていた]
――最初から居ると判っていた、に一票ですね。
しかも、彼にとっての「味方」が。
[むしろ、幾らか賭けても良いかも知れませんね。
と、投げられる問いに小さく笑みを零して。
ミュウとの会話に、不思議そうに僅か眉を寄せる]
…その口振りでは
方法が有る様に聞えますが、ディーノ。
確かにそうさネェ。
ここでその結果を言われても、真偽はアタシには分からない。
信じろと言われても困るさね。
やれよ、単純な方法が使えないのは辛いネェ。
ま、それに同意だね。
賭けにもなんない気。
[くすり、と笑いつつこう言って。
その後の言葉と、マイルズ、ミュウ双方の視線に、ひょい、と肩を竦める]
ま……「ない」とは言わない。
もっとも、それとそれの導きだした結果は、オレの真実ではあっても、全ての真実とは言い切れないのが、現状の困りどころ、かな?
――!
[ふと、頭の中を過る感触。]
・・・シャロン?
君もこっちへ来たか・・・
[ティナの頭を撫でながら。]
裏切り者はやはりアリエスだったか・・・それにしても・・・
[哀しい、戦いだ。想った言葉は呟く事も無く。]
[続いて彼女の武器となる黒い手を見る。
幾つかの銃創と他に切り傷があった。ただ、これも生活反応が急所の銃創と同じレベルである事から、生前に付けられたものだろう。
特にこの近辺に不審なものは感じられなかった。
と、ここで確認を下半身に向けた時、ふと奇妙なものを見つけた]
ん? これは……
[今はまだ――
しかしふと気付けば、其処は手に届かない。
聲が逆に届いて、彼を見る]
…嗚呼、射手の…
お前が死んだのは知っていたが。
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