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――…。尋ねて来て、か。
[床に広がる鮮血の水溜りを、指で、触れる。
暫くの無言の後、思案する様にエドガーの言葉にぽつりと呟いて。
既に力の失った、守りの檻からそう、と。白猫を緩く解いた。
背後の扉から投げられるノブの声に、緩やかに視線を向けながら
腕を差し出し、白猫が来るならば抱え上げようと]
[主が触れ、そして結果的に漸く解けた洞の檻から掬いあげてくれる宝瓶の腕があれば、少し逡巡したあとその腕に頼った猫は彼の腕の中で細く鳴き声一つあげるだろうか。
悲しい、とそう聞こえるような細い細い鳴き声]
[無事に洞から救い出された猫から、視線はノブのほうへと向けられる。
微かな表情の険しさは今尚]
[エドガーの視線に答えるように質問をする]
気になるんだけどさ。
「貴方を殺しにきた=裏切り者」と言えるのは何故かな?
9mmパラをシャロンが使った…?
蛇殺しの凶器をわざわざ使って「裏切り者でござい」と宣言しながら襲ってきたのかい?
…それと彼女が裏切り者なら蛇のカードを持っててもおかしく無いはずなんだけどな。持ってたかい?
[そうと分かるよう投げやりに]
金牛宮が何を考えていたかなど、知るものか。大方、いつものやり方で私を殺したら、足がつくとでも思ったのだろう。
大体、裏切り者でもないなら、何故私を殺そうとする?
カードは知らん。荷物か…そこの遺体を改めれば出てくるのではないか?
殺そうとしたなら裏切り者……ね。
なら、人馬の御子と火炎の巨蟹も、その理屈にはまるのかなあ?
[投げやりな言葉に、くすり、と笑んで]
少なくとも、その疑問には、オレには答えられないねぇ。
当人じゃないし……逆の可能性だって、あるわけだし?
…幾つか、確かめたい事が。
[白猫を静かに抱え上げ、ゆっくりと立ち上がる。
細い鳴き声にそぅと、血溜まりに触れた手とは
逆の掌で、その白の頭を撫ぜて]
…エドガー殿、一つ御聞きしたいのですが。
シャロンは一人で、貴方を殺そうと――此処へ?
ああ……何があったかは、知りませんけどね。
二人も殺り合って、人馬の御子が落ちたようで。
ま、必ずしも裏切りが絡むとは言えないんでしょうけど、ねぇ……。
[くすり、と笑う。
碧の瞳は冷たく、エドガーを見つめて]
金牛が裏切り者じゃないとしても殺す理由ならあるよね。
単純に言えば「貴方を裏切り者と思ったから」とかね?
それと、武器を奪ったのならすぐ殺したのは何故?
僕らを呼んで金牛から情報を得る手だって取れたはずだよね?
[ちらりと金牛の亡骸に目をやって]
誰かカードがあるかどうか調べてみてくれないかな?
…多分無いだろうけどね。
[おしまいの一言は誰にも聞かれる事の無い小さな呟き]
やれよ、白羊のがここまで口下手とは思わなんだ。
疲労のせいなのか、寄る年波に勝てないか。
[クツクツと笑う。
それから口々に問いを投げている者達へ向かって]
確かにここでは休めもしないだろうよ。
どうせここから逃げることは叶やしないんだ。
移動してからでもいいんじゃないかネェ。
双児の。
武器を奪っただけで危険が無くなったというのかい。
この面々を相手にして、それは些か無用心じゃないかい。
アンタは全員の能力を把握しているのかい。
アタシらは必ずしも見た目で分かるだけの能力しか持たないわけじゃないんだよ。
…アタシやディーノより若いのはネェ。
そうか…オーフェン君が…。
[その顔には偽りとは思えない愁いが浮かんでいる。]
(溜め息)…まぁいい。詳しい話は改めて当人に聞くとしよう。
[マイルズに向き直り、]確かに金牛は一人で来た。いきなり私の事を「裏切り者」だのなんだのと言い出して、襲いかかって来たのだ。
…改めて考えてみると妙だな。
――…、
有難う御座います。エドガー殿。
[一瞬の沈黙の後。小さな溜息と共に短く謝礼を告げて。
部屋を後にする白羊宮の背を見詰めながら、ポツリと]
…ディーノ、一つだけ確認したいのですが。
[聴いても宜しいですか、と。短く問う。
と、ノブの言葉に足元へ横たわったままのシャロンの亡骸へ
視線を向ける。一瞬思案しながらも腕へ抱えた白猫を静かに下ろし]
僕で宜しければ、確認しますが。
[...は大きな溜息をつくと、メンバーを押しのけて前に出た]
メンドクセーけどよ、誰も検死しねーなら、昨日のクローディアと合わせて俺が見るわ。
一緒に確認したいやつぁ、後ろから覗いてろ
[言うが早いか、すぐにシャロンの体温や脈など、細かい部分も含めて診ていく]
[立ち去るエドガーを静かに、それでいてどこか冷たく見送り。
その姿が見えなくなったところで、投げかけられたマイルズの言葉に、そちらを振り返る。
碧の瞳は、既にいつもの色彩を織り成して]
ん……オレに?
まあ……かまわないけど。
矛盾がぐるぐる回るんだよねえ。
能力を使って殺す→足が付く。
パラを使う→殺し屋とバレる。
でもね。君が言うように僕らはお互いの能力を知ってるわけじゃないのだから。なら能力を使う=身元が割れる訳じゃない…なら白羊を殺すのに銃はいらなかったはず。
そう素直に考えるなら?蛇を殺した人物は「殺すのに銃が必要だった人物」…。
そして、今回もまた死んだ金牛は銃で死んでいる…何か見えてくる気がするんだよねえ?
ま、単なる推測だけどねー?
[にへらとミュウに笑いかける]
いえ、大した事では無いのですけれど。
[その場に居たのが貴方でしたから、と
何処か苦笑を滲ませ僅か肩を竦めつつ]
…あの時。――此処に駆けつける前ですね。
一人の対象を襲う、複数人の気配を感じた…と思ったのですが。
[僕の思い違いでしたでしょうか、と。
緩やかに首を傾げながら、短く問い]
[マイルズの問いに、きょとり、と瞬いて。
それから、右手を握り、開いて銀時計をそこに浮かべる]
ああ……それは、オレも……そして、『半身』も感じてた。
[な? と。確かめるように銀時計に呟けば、時計はきらりと煌きをこぼし]
星読みの君は、裏切り者は三人、と言っていたから……複数での襲撃は、十分に考えられる、ねぇ?
そこはちゃんと考慮の上かい。
確かに矛盾は多いネェ。
だがね、双児の。
隠している能力をそう簡単に見せるものかネェ。
銃ならここにいる者は大概が扱えて、威力も維持できる。
カモフラージュにうってつけでもあるんだよ。
アタシのも推測に過ぎないがネェ。
一面からの推測を口にするのはアンタらしくないと思うのさね。
[クツリとノブへ笑い返す]
複数…。
それなら他にいた者はどこに消えたんだい。
前提が随分と変わってくるネェ。
[マイルズとディーノの遣り取りに肩を竦める]
やれよ、面倒なこと。
もっと簡単に割れる手段がないものかネェ。
…有難う御座います、ディーノ。
[相手の答えと、銀時計の煌きに
僅か笑みを深め、満足そうに謝礼を述べて]
…エドガー殿が「シャロン一人で来た」と申したものですから。
エドガー殿が仰るとおり、シャロンが裏切者ならば
我々が感知した「複数」と称される仲間の存在を、
エドガー殿は認知しなかったのかと。
[そう思いまして。
僅か目を細めながら、口許に柔い弧を浮べ]
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