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姉弟は、最初ルイを攫った一味を調べるべく、村から近くの都市部へと移住した。そこで己たちの体を時に売る程の苦痛を受けながら、とある情報屋から、ある組織の情報を聞き出す。
その組織は各国の暗部に通じており、そこで異能者を使った暗殺集団を内部に作っていると。
だから、潜入するために、それぞれの技能を磨く事にした。
元々家庭的であったナナエは、旧イギリスにある乳母専門の教習学校に進み、乳母資格を取得。同時に近接戦闘を習得し、組織のメイドとして潜入する事に成功した。もちろん、そのままでは疑われるため、元々持っていた戸籍は全て捨て、『マーユ=エングランス』として。
レッグは、同じく旧イギリス軍へ入隊。そこで銃撃、機械工作、マーシャルアーツとコマンドサンボを取得。合わせて外国人部隊に所属していた友人から、彼の故郷であるオキナワの『唐手』を習った。
そして脱退後に殺し屋稼業に手を染め、その実績により組織にスカウトされた。
もちろん、この後も組織によって様々な苦行を与えられるが、それもルイの情報を掴むために、文字通り血の池の中を泳ぐように進んでいった。
そして、ナナエはとある情報を耳にする。
それは異能者を集めて生体改造および一般人に異能を移植や胎児に遺伝子を組み込む事で、人工的に目的の異能者を作成する『第七生体研究所』の噂である。
『第七生体研究所』はボスの直轄組織であり、そこに口ぞえを行うためには、それなりのポストが必要であった。
レッグは決意した。
どんな無謀とも言える殺しを受け、全身が血に塗れても歩みを止めなかった結果、若くして幹部の椅子につく事ができた
ある時、レッグは自分の目に何か映る事に気付いた。
それは特にターゲットから攻撃を受ける時に見えた、
最初は検討もつかなかったが、しばらく気をつけて見ていると法則性がある事がわかった。
殺気と死を糸として認識する。
それが自分の目に映っていたものの正体だった。その後も研究を重ねて、糸の色や発生条件が相手の殺意と命中箇所による事など。
それを使って更に自分の手を血の染めて――。
気付いた時には、もう後戻りも、三人で幸せな生活を営むという夢も、できないのだと……。
―廊下―
[力の衝突と消滅を感じれば、双魚の部屋へと向かったマイルズとは別に自分はもう片方の力の衝突を感じられたフロアのほうへとむかう。
ポケットから懐中時計を取りだしパチンと蓋を開けてから軽くため息をひとつ]
…さて、うちのお猫様はどちらにおいでになるのやら。
[探すのが面倒だとでも言うように肩をすくめながら歩みが緩むことはなく]
[乱舞する黒い羽に紛れて姿を消したディーノ
ふぅと軽く息を吐くと、右手の変異を引っ込める
何度か手を開閉した後、エドガーとアヤメの元に歩み寄る
エドガーによって目を閉じられたアヤメを静かに見下ろしていたが]
……爺ちゃん。お姉様の遺体、私が預かっても問題ないよね?
[そう言ってエドガーを見る視線は、言葉とは裏腹に有無を言わせまいとする強さ]
─廊下─
つか……やべ、きっつ……。
[白猫を帰すべく、数歩歩き出そうとした矢先、感じたのは眩暈]
やっぱコレ……消耗でかい……な。
[膝を突いて、一つ、息を吐く。
離脱する時に行ったのは、時間跳躍。
ほんの少し先の、可変の未来の一つへと強引に飛び込む、というもので]
まずいな……こんな消耗してたら……。
[事態に、対処できない、と。呟く表情は、いつになく真摯か]
[――あれからどれほどの時間がたったというのか。
また闇にとらわれかけて、それを振り払う。
大切な人。
そんな人は居ない。
だからこそ組織に居た。――便利だからだ。
と、猫が気になって。
気付けば、ディーノの姿があった。
――と云うより、猫の姿だが。]
……わかった
[エドガーから視線を外し、それだけ答えるとアヤメを軽々と持ち上げ、自分の部屋へ
その後ろを、どこへ行っていたのか少し埃を纏って汚れてしまっている【手ぶら】のトリナエスタがトテトテと走って付いて行った]
さてと、そいや現場をまだ見てなかったなぁ。
部屋前廊下→元双魚部屋
[移動中にふと目に入ったのはとある部屋を訪ねるディスとカルロスの姿]
…おやぁ?あの部屋は…?
へぇぇ?どうしたもんかな?
─頭に浮かぶ二つのパターン。
1.白羊と巨蟹は仲間である→着けて言ったら二対一。
2.巨蟹と白羊は仲間じゃない→どっちが死んでも問題無し
…まあ後者なら、白羊と二対一が出来るかもだけど、僕、そこまで仕事熱心じゃ無いしねえ。
二人になんらかの接点がある、って情報だけで今は十分かな。うんうん。
[結局、その姿は目の端に納めただけで、気付かれぬようにその場から立ち去り、元双魚の部屋へと向かう]
[部屋に戻り、そして椅子に座り込む。]
っ痛…!
[外では相も変らぬ無表情、姿勢を維持した自信があるが、さすがに全身が酷く痛む。防御姿勢で距離をとったとはいえ、十分に至近距離でC4が炸裂したのだ。重症ではないが、近くまた戦闘の予想される状況で、喜ばしい事態ではない。]
いや…、天蠍宮を相手にしてこの程度で済んだのだ。運が良かったと思わねばなるまい…。
[言って腕を見る、袖口から血が垂れている。アヤメの針は防弾繊維の上から皮膚を刺しぬいていた。]
[そもそも、あれほどの接近を許す前にあの席に誘導するつもりだったのだ。]
[ぱちん、と時計の蓋を閉めて再びポケットに戻して角を曲がる。
──と。
廊下の隅っこに黒い羽の山のようなもの]
……鴉?
[まさかねぇ、と首を捻りながらも警戒心ゼロでその黒い羽へと近づく]
[そして先ほどナナエから託された、レッグのカードを見る。]
[おもむろに携帯電話を取り出す。]
…私だ。
第七生体研究所の件だが。
依頼者が死んだ。
[不意に感じた気配。
誰の、と読むより先に身体が動き、前方へと飛び出す。
着地点で右手をつき、それを支店にターンを決めて気配に向き直る。
急な挙動に、腕の中の白猫は、不満げだったかも知れないが]
……と……。
[一瞬の緊張は、気配の主が誰か、を見て取った瞬間、ふつり、と途切れる]
や……ちょうど良かったぁ。
[と、見ている先。
近づいてくる気配が。
烏って云ったね、云った様だ。
と、何処か遠い意識で思う。其れは流石に不味くないかと思ったのかもしれない。
だが、あの白猫があんなにも可愛らしいのだから、其れもまた仕方ないのか。
その様子をただ見ている。]
───!
[急に動いた黒の塊に僅かに迎撃姿勢をとりかけるもそれがディーノであると気がつけばおや、と小さく呟き]
これはこれは。
…ええと、お疲れ様です?でいいのでしょうか。
[首を傾げながらも白猫を抱えていてくれた様子にほっとして]
ああ、うちのお姫様を預かって戴いていたようで。
すみません、ご迷惑をおかけしませんでしたか?
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