あららぁ……。
やはり、心配をかけてしまいましたね……。
[零れ落ちるのは、ため息。
それからふと、視線を上に上げると張り出した台のようなものが見えた。
興味を引かれ、そちらへと舞い上がり]
これは……祈りの座?
[そこにあったのは、聖殿にあったのと同じ祈りの座。
ふわりと舞い降り、座に落ち着くと、強い天凰の力が感じられた]
……ああ。
ここで祈りを捧げて、清めを行うのですね……。
[小さく呟き、ごく自然に祈りの姿勢をとる。
意識は強く、祈りに集中され。
例え誰かが声をかけても、気づく事はないだろう]