[肉体を失った記憶は幾つかの場面を蘇らせる]『この歳になっても見定めることができないとは』『教会のために生きるのです』[集められた少年少女たち。力なく落ちこぼれてゆく]『私はそんな』『必要な犠牲だというのが分からないのか』[不快感を示す恩人。父とも思った人]『神父の仲間だ。奴もきっと』[夜道を走る。滑った足元。崖を転がり落ちてゆく]『陸の神はどうにもな』『信じる信じないは本人の自由だよ』[荷物の置くに眠る聖印。忘れようとした信仰]