[亘の手が肩に触れる>>+10。
自分と同じ状況にあることは床を見れば明らかだが、触れることが出来たことでその現実味が増した]
…っく……こ…こわ、…こわ、か、っ……ひっく
[震える身体。
瞳から雫が落ちるけれど、床に染みは作らず。
どこかに消えるように一つ、また一つと零れ落ちた]
ふ、っく……なんで、こんな ことに
[お疲れ様、その言葉がしっくり来なくて返すには至らず。
亘と合流出来たことで和らいだ恐怖が徐々に形を変えていく。
何故死ななければいけなかったのか、何故殺されなければいけなかったのか。
答えの無い疑問ばかりが口を付いて出た]