別に全部バラせとは言わないけどさ。
最初から知ってたからあの時反応薄かったんだなーって思っただけ。
[ようやく合点がいったとすっきりした表情。
木の葉色に自己紹介されると笑みを向けて]
僕らに比べると、だからさ。
ミステルタインって言うんだね、よろしく。
僕は……言わなくてももう知られてるかな、向こうにも居たんだし。
仕立て屋をしてるイゾルデって言うよ。
お会い出来てこうえっ…『ぃよーすイゾルデ久しぶりーぃ!!』
[挨拶を返し終わろうとしていた時。
言葉が止まるくらいの衝撃を背中に受けた。
前のめった後に背中から見えたのは、青い髪をした良一匹の妖精]