ユリアンさん…護ろうとしてくれたことに、忌まわしいことなんてないよ。でも、危ないことは…あんまり、して欲しくなかったかな。[そう言って、困ったように笑うと首をゆるく傾げ。誰が悪いかわからないという言葉には、きっと…と続けた。]…皆ね。解らないよ。悪いことしようとした人なんか、いないんだもん。