……話して何とかする気、あったのかよ。[こてり、首を傾いで。そこ>>62だけは突っ込んだ。自分がどうであったのかは表には出さず、笑うような唸り声をひとつ、上げて。少女を探す、という話に、く、と視線を外へ向けた。今どこにいるかは、先に届いたコエから大体察しもつく。ここにいても仕方ないか、と。そう思った黒狼は身を翻し、外へと向かった]