嗚呼、なるほど……―――アーベル君と、ユリアン君は佳い仲だったのか。それは、私が割って入るのは難しかったなぁ。[リヒトに囁き向ける代わりに、なんだか誤解されそうな言の葉をポツっと呟くのは、信頼しあってる風に見えた2人を見てのこと。]