―聖堂―
[同じ高さに微笑むエーリッヒの眼差し>>+21がある。
問いかける声に首肯して]
わかる。
[と、短い言葉を返した。
名前を呼びたいと思うのにその人を目の前にすると
呼びなれぬ名がうまく綴れない。
躊躇い動けぬようになった手にその手が重なる。
消えない、と、だいじょうぶ、と掛けられた声>>+22に不安の色は薄れて]
夢じゃない?
[躊躇いを残しながらも彼の手をそっと握る。
人狼の味方になってくれる人などいないと
団長の言葉をきいてからはその思いが強くなり
誰かに傍にいてほしい、と
だいじょうぶ、と言ってほしいと思っていたから。]