[キリルからユーリーを信頼していると言われると流石にむず痒くて微妙な表情を浮かべたものの、否定はしなかった。
エレオノーラの言葉に慌てるキリルには、ちょっと苦笑しつつ。]
だから迷惑じゃないって。
キリルちゃんは悪いことしてもいないし、俺が好きでやってんだから。
[そう言いつつ、彼女の気配が薄くなるのに気付くと一瞬大丈夫なのかと問いかけそうになった。
が、キリルの様子に心配は要らなさそうと解れば声をかけることはなく。
エレオノーラから楽になったと言われると、良かった、と笑いかけた後続いた言葉に眉を寄せた。]
変化解くって言っても…確かエレオノーラちゃんって本のツクモガミだったよね?
咄嗟の時に動けないと困るんじゃない?