うん…。レナーテの言ってる事は、わかる、よ。[眉を寄せこちらを見る人を、困ったように見上げて。]でも言葉を残して、心に残してしまって。…自分のせいで、私が死んだと思われたから。私の事を思い出して、泣くくらいだったら。いっそ忘れて欲しい。忘れて、幸せであって欲しい。[一抹の願いを呟いた。全く分らないわけでもないと、言われれば少しだけ目を細めた。]