[最近、とエーリッヒから聞けば>>+37きょととする。
今回ならば衝動を覚えるようになったのと同じ頃と思い至った。
彼が人狼が誰かわかっていても
人狼は彼が何者であるかを知らなくて
襲われる危険もあり、現に彼は夜の獣の手に掛かったのだから。]
――…ん。
これまでの私は消えない。
けど、人をころしたいと、思って。
団長さんを、食べてしまった。
知ってて、……怖くなかった?
[自分でも自分が怖かった。
同じ獣を抱えるもう一人が怖かったから、
へなりと眉を下げて思わずたずねるけれど]
……それでも、好きと言ってくれるの?
[優しい彼だから情けをかけてくれているのかと思いかけ――]