[カルメンの笑みとその意志を秘めた言葉には、何か言うべきなのかもしれないけれど伝えられる言葉を持っておらず。白猫は茶虎に、すり、と何か伝えるように擦り寄り、少年はただ、弱く笑みを返すだけで留めた。モニター向こうで起きたことに絶句する様子には、カル姉も驚いたよね、うん、と頷きつつ、ユリアンの答えを聞いてまた絶句。]…どこの出店で売ってたんだ一体。