クレくんこそ、少しは頼りなさいよ。[クレイグが抵抗しようがしまいが、構うことなく続けて]分からないから出さないって言うなら。こっちのやり方で甘やかすんだから。[どこか怒ったような口調は、いつも白花亭で繰り返していたのと同じもの。暫くそのままでいた後、解放して]行こう、クレくん。…なにも出来ないかもしれないけど、傍で心配くらいはできるもの。[そう言って、手を差し伸べ。向かう先は、彼に合わせると笑いかけた**]