─ コレット宅 ─[ふぅん、と呟いて、口元に手を遣る]なんだか便利なんだなあ。…ま、意識体みたいなもんだからできるんだろーな。[離れる指先は落ちて自身の脇腹に軽く乗せ。瞼を伏せて歪めた口元は皮肉の色]そんじゃ、行くか。メリルはどの辺にいるんだろーなぁ。[軽く、常のように呟いて。一度だけ視線はコレットの方へと向かう][すぐにまた前へと向き直り、歩みを踏み出した]