いいんです。 それに一人、知ってくれてるって。 どのみち囁き持ちは、 俺が人間だってことから逃げられないっすよ。[少しだけ、つめたい声になっただろうか。krutが村人であろうと、役職であろうと、はたまた人狼や狂人であろうと。“アズマ”が何を言ったところで、彼の震えて居た手を温めることはできやしない。]