[そのまま、ライヒアルトの後を追って。彼とアーベルの会話を聞いて。]ライ兄が、そう、だったんだ…。あぁ、それ、じゃあ…。[イレ姉も、そう、なんだね。と。声に出さず、呟いた。そう考えることで、心にひっかかっていたものがすとんと落ちた。そして二人の会話を聞いて。青褪めて、向かう先は。]…ゲルダ…ベッティ…!!![遺してしまった、幼馴染の元。]