しょうがねぇな。[繋がれた手に視線を落とし。続いたイレーネの言葉に、目を見張り顔を上げた]知ってたのか。……あいつも、抱え込むからな。[暫しの間、少し遠くを見るようにして]行くか。[もう一度イレーネを見てから、歩き出す]