─隔離空間・どこかに向かう通路─[風の檻は維持したまま。その上で風の刃を使用したせいか、刃の方は檻の勢いに負けて威力が削げる。もふらいおんへ届いたのはほんの一端だけだった]あんれぇ〜?『馬鹿者、同じ属性では親和が起きてしまうであろうに』威力上がるど思ったんだげんちょもなぁ。[狙いが外れてリーは首を傾げる。気を取り直すと、次は「炎」の文字を宙に描いた]一筆奏上、成渦盛炎![文字に左手を叩き付けると、現出するのは炎の渦。風の檻に乗せて巻き込もうともふらいおんへ向かって行った。18]