[>>+134 撫でようと伸ばされた手は、避ける事はなく。ふにゃ、と翠を細めたのも束の間、姿の所以を問われると困ったように眉を寄せた]……わかんない。ここにいたときには、こうだった、から。[ぽつり、と紡ぐ。抱えられた夜闇の猫も、困ったようににぃぃ、と鳴いて]……いたくは、ない、けど。[戻るのは、少し、こわい。そも、こうして存在を分かたなければ。狂気に飲まれるかも、という状態だったのだから]