それで納得してくれないと、僕も「花」でしかなくなってしまう。双花だって人間とは言いがたいだろう。[ライヒアルト>>+163の様子に、更に言葉を重ねて]君も人間だよ。エルだってね。人間だから、僕らだって悩むんじゃないか。[頷くのには、視線を一度宿の方へと移して]生きていてほしかったな、僕も。でも、…良かったのかもしれないね。彼女は、とてもつらそうだった。