さて、なんやかやで全員がお菓子の生る木から出た後。アナスタシアは笑顔で告げる。「何度も来てもらうのも悪いから… 今からお茶会を、やりましょう。 作って、食べて。ね。 もちろん、お菓子の生る木からとってもいいけれど」まったく懲りていないようである。そうしてそれからどうなったかは――…お菓子の生る木がちゃんと見ていてくれる、はず。