夜半まで続いた嵐は朝方になってようやく去り現場に向かった自衛団はそれを発見した 人目のつきにくい場所に放置された 心臓周辺をごっそりと食い破られた遺体を昨夜の話が怖気と共に浸透してゆく団長が名前を挙げたのは12人宿屋であれば集まれよう雨上がりの村の中硬い顔つきの団員達は呼び出しに向かった