─ 中央議事堂 ─[相手をまっすぐに見据え、銃を向ける。確証はない、迷いはあった。それでも、殺意は持って引鉄をひこうとして。けれど自分へと向けられる銃口を見て、死にたくないと、恐怖が沸いた。そう思った瞬間手が震え、狙いがぶれる。撃ち放ったレーザーは男性の身体を掠めたかどうか。]