人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


湯治客 アーベル

―→聖堂―

[ややの時間を置き、再び聖堂へと足を踏み入れた手には、手入れを怠ってはいないのだろう煌めきを乗せた包丁。
ライヒアルトと行き会うようなら、謝罪と共に借りるよと告げただろう。
其処に待つのはひとりか、それとも他に居ただろうか]

……お待たせ。
ごめん、これくらいしか思い付かなかった。

[姿を変えても何も変わらない彼女は、謝罪に首を左右に振って返しただろうか]

……そうだね、終わらせよう。

[せめて、君の悪夢は、ここで]

[悪夢を引き裂く銀色の刃を右手で携え。
それに左手が添って]

[深く、深く。けもの心臓を貫いた――**]

(0) 2014/01/17(Fri) 01:05:04

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