─ 翌朝 ─
[寒々しい空気の中、比較的早めにイヴァンは目覚めた。
常から父のせいで早起きだったのもあるが、宿泊させてもらった礼に薪運びなどをする心算で居たからでもあった。
支度を整え、エーファよりは少し遅い時間に広間へと向かう。
今日に限り彼が外を先に見に行ったため、鉢合わせることはなかった]
多めに盛り上げておくかー。
[薪の減り具合を確認し、そう呟いた矢先。
外から混乱したような声>>0:175が響いてきた]
おあ!?
[驚いてびくっとした後、声がした方へと視線を向けて、訳が分からないままに玄関から外へと飛び出していく]