[そんなこんなで色んなもんから目と耳を逸らしていたらば、急に腕を取られて目が丸くなる]
…へ、なにすんねんちょっと!
[座り込み&両手地にぺったりで密やかに回復計ってたの気付かれたんかと焦るが、なにやら引っ張られていく先はサキ&バカップルとは離れていく方向。負傷者サイド=キョウヤの側でもない。
頭ん中に大量の疑問符浮かべながらも剣道部主将に敵うわけなく、あっさりと石段下に連行されました。
そんでもって着ろと命令された服に文句つけても無愛想な顔で仁王立ちされ、汚れるし血ぃつくんにとぶーたれつつ羽織って。ちゃんとボタン閉めろとかあんたドコの小舅やねんとか思いながらも自転車運搬&晩ゴハンデザート付きの誘惑に全面降伏。
完璧に肩落ちて七部袖とか情けない姿で運ばれていったのでした]