[そこで言葉を区切る。視線は中庭の方へと向かった]――…ベルナルトが飛び込んでみると言っていたけれど。やっぱり、彼だけでも足りないね。中で暴れないでくれると良いのだけれど。彼女が一緒なら、気にしなくても平気かな。彼は強いようだし、破壊されては堪らない。良い栄養としてあるのは、難しいことでもないはずだけれど。[どうだろうね、と。彼女に問いかけるのは、常のように静かな調子]