― 泉 ― そうかもしれない、けど。[離れる間際に聞こえた声>>2152は、自分の立場に置き換えたなら同意するしかないもので。 けれど正義が、悪のそれに頷くことは出来ない] それなら、他に為すべきことを見付けて生きればいい。 生きる道は、絶対にひとつだけじゃないんだ![そう言い放ち、泉へ向かう赤色を、魔族が止める様子はない] わかった。やってみる。[>>2153魔族へ背を向けたまま頷き、口の端に笑みを浮かべる。 この異変を止められたなら、それは何よりの"証明"となる]